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最強の通勤用自転車2023 | おすすめの車種を全て解説

コラム

・自転車で通勤したい!
・距離によって適切な自転車を選びたい!
・通勤に適した自転車にはどんな種類があるのか知りたい!

通勤用自転車を選ぶにあたって迷っているあなたへ。

あなたに最適な、最強の通勤用自転車を選ぶためのパーフェクトなガイドをここに作成しました。この記事を最後まで読めば、あなたが明るい気持ちで家を出発するための、最高の一台が見つかるでしょう。

それでは、目次からどうぞ。

あなたの通勤に最適な自転車は何ですか?

現在、あなたが選択できる自転車には様々な種類があります。オーソドックスなクロスバイクから、”文明の利器”ともいえる電動アシストバイクまで。

あなたがどの自転車に乗って仕事場に向べきなのかは、移動距離やお住まいの場所、自転車の好みなど、様々な要因によって異なります。

それに加えて、少しの工夫で自転車通勤を快適にすることもできます。例えば、雨天で泥跳ねを防ぐマッドガードの取り付けや、夕暮れの視界を確保するフロントライト、安全性を高めるリアライトや、荷物を楽に運ぶためのバックパックなどです。

もしかすると、一工夫するだけで現在お使いの自転車が、快適な通勤用バイクに生まれ変わるかもしれません。しかしその際は、改めて自転車の安全確認をすることをお忘れなきよう。

さて、ここからは新しい通勤の相棒を探すあなたに向けて、通勤に適した自転車として考えうる全ての選択肢をご紹介します。「自分に最適な、最強の通勤用自転車はどれだろう?」という観点でご覧になると楽しいですよ。

選択肢1, クロスバイク

クロスバイク

クロスバイクは、言わずと知れた「通勤の相棒」支持率ナンバーワンの自転車です。ひとたび都会の大通りを歩けば、多くのクロスバイクに乗ったコミューター(通勤者)とすれ違うことでしょう。

後述するロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置する”ハイブリッドバイク”であり、毎日の通勤に耐えうる耐久性を持ちながらも、ロードバイクさながらの快適な走行性能を持ち合わせています。

クロスバイクを選ぶ理由

それにしても、なぜ多くのコミューターがクロスバイクを選択するのでしょうか?
理由として、これらのことが挙げられます。

入手しやすさ

その理由の大半は、入手のしやすさ安価な価格だと考えています。クロスバイクは5万円ほどから立派なものを購入することができ、国内のほぼ全てのサイクルショップで取り扱いがあります。

通勤用自転車について、この記事を最後まで読んでも迷っている場合は、クロスバイクを選択することをおすすめします。

直立姿勢で扱いやすい

クロスバイクのもう一つの特徴は、乗車姿勢が直立しているため、ロードバイクなどよりも楽に乗りこなせる点にあります。

ロードバイクでは、空気抵抗を削減する目的で乗車姿勢が前傾になるよう設計されています。はじめて見るであろうU型のドロップハンドルバーの影響もあり、初心者が初めて乗る場合にふらつく可能性があります。安心して通勤する前に、少なくとも数時間の練習が必要でしょう。

その反面、クロスバイクの乗車姿勢はシティサイクル(いわゆる”ママチャリ”) と非常に近く、ハンドル形状もオーソドックスなT型です。過去に自転車で通学していた経験があれば、ほとんどの場合不安なく運転することができると思います。

クロスバイクを選ぶ際の注意点

リムブレーキよりディスクブレーキを選びたい

古いモデルや安価なクロスバイクにはリムブレーキが取り付けられていますが、最近の優秀なクロスバイクには、より信頼性の高いディスクブレーキが取り付けられていることが多いです。

ディスクブレーキは雨天時にも制動力があまり落ちないことで知られており、天候に関係なく、より安全に緊急停止することができます。

コミューターは雨天でも自転車を使用することが大いに考えられますので、可能であればディスクブレーキを搭載したモデルを選びましょう。(予算や見た目の好みによっては、この機能を削ることができます。)

サスペンション付きのハイブリッドバイクに注意

ほとんどのクロスバイクでは軽量性に優れたアルミ製のフォークを備えていますが、一部のモデルではチープなサスペンションを搭載したものがあります。これには注意。

サスペンション付きのハイブリッドバイクは一見格好良く見えるものですが、実際、アスファルトではうまく機能せず、ただ重いだけということが大いに考えられます。
サスペンション付きの自転車が10万円以下の場合は、慎重に検討することをおすすめします。

軽快さを味わうにはアルミ製のフレームが最適

クロスバイクの車体に用いられている素材に注意してください。一般的に自転車の素材は、「スチール(鉄)→アルミ→カーボンファイバー」の順に軽量になり、かつ高価になります。

安価なスチールフレームには「クロモリ(クロムモリブデン鋼)」と呼ばれる、加工しやすい安価な鉄合金が用いられていることが多く、車体重量が重いことがほとんどです。

カーボンファイバー製のクロスバイクは軽量で高速ですが、種類が少なく価格は10万円を超えます。おそらく多くの方の選択肢からは外れるでしょう。

中間の価格帯にあたるアルミ製は、スチール製よりも軽量で、カーボンファイバー製よりも安価です。サイクルショップに行けば、軽量なアルミ製のクロスバイクを沢山見つけられるでしょう。

クロスバイクの総評

メリット:かなり快適でかなり速い・多用途・乗りやすい・オールラウンダー

デメリット:最も高速でも、最も快適でもない・悪く言えば中途半端

その他の選択肢
より速さを求める場合→ロードバイク、グラベルバイク
より快適さを求める場合→eバイク、電動アシスト自転車
より気軽さを求める場合→折り畳み自転車、シティサイクル

選択肢2, シティサイクル

シティサイクル

シティサイクル(いわゆる”ママチャリ”)も、通勤用自転車としての大いなる可能性を秘めています。乗り慣れた操作感、荷物を運ぶためのかご、ふかふかのクッションサドル、水たまりでも安心の泥除けなど、通勤のために必要なほぼ全ての項目を満たしているんです。

シティサイクルを選ぶ理由

シティサイクルを選ぶ理由としては、以下のものが挙げられます。

安価…わずか2万円から購入できます。
快適…ふかふかのクッションサドルはお尻を痛めません。
安心…泥除けや便利なかご、そして乗り慣れた乗車姿勢の安心感。

また、メンテナンスの必要性が少なくて済むという利点もあります。シティサイクルのギア部分には大抵の場合カバーが取り付けられており、たとえ雨ざらしにしたとしても、簡易的なメンテナンスだけで数年間乗り続けることができます。

スポーティな自転車では、軽量化のため、カバーなどはついていません。特にロードバイクでは、定期的なメンテナンスとパーツ交換が必須条件。

メンテナンスの回数が少なくて済むシティサイクルは、メンテナンスを面倒に感じて怠ってしまいがちなずぼらな方でも問題なく使いこなせるでしょう。

シティサイクルを選ぶ際の注意点

安価で乗り慣れたシティサイクルですが、デメリットも多く存在します。
もしかすると、これらの理由から、あなたは自転車の乗り換えを検討しているのかもしれません。

シティサイクルは重い

クロスバイクは約10〜12kg。ロードバイクは約7〜10kg。それに対して一般的なシティサイクルの重量の目盛りは、18〜20kg程度と圧倒的に重いのです。

ママチャリに使用されている、加工しやすい合金素材は柔らかいことが多く、柔らかい金属を使いつつも堅牢さを確保する必要があるため、多くの金属を用いる必要があり、結果的に重くなってしまうんですね。

自転車の重さは走行性能に大きな影響を及ぼします。漕ぎ出しは重くゆっくり加速するようになり、上り坂ではより多くの重力を受けることになります。
あなたの通勤コースに坂道が設置されている場合は、息を切らしながら登ることになるでしょう…。

シティサイクルは遅い

シティサイクルは高速で走ることが想定されておらず、最高速度は25km/h程度でしょう。また、長距離を走るようにも設計されていません。個人的な感覚では、片道5km以上をシティサイクルで移動することはかなり苦痛に感じます。

あなたの通勤コースの距離はどれくらいでしょうか?片道5kmを超える場合や、より高速に目的地にたどり着きたい場合は、他の選択肢をおすすめします。

シティサイクルはダサい

まずはじめに、この一言には語弊があります。私自身シティサイクルを愛用していますし、シティサイクルを”ダサい”と軽蔑することはありません。

しかし、日本で最も普及しているからこそ、このような意見を持つ方も一定の割合でいるようです。これは、自転車に限らずどの業界でも起こりうることです。最も一般的なもの、他の大抵が使用しているものを同じく使用することに対して、抵抗感を持つ方がいます。

これはもう、自己満足の世界です。周りと差別化を図りたい、よりスマートなコミューターを目指したい場合は、他の選択肢にも注目してみることをおすすめします。

シティサイクルの総評

メリット:乗り慣れた乗車姿勢・メンテナンスが少なくて済む

●デメリット:重い・遅い・普通の外観

その他の選択肢
より速さを求める場合→クロスバイク、折りたたみ自転車
より快適さを求める場合→電動アシスト自転車、Eバイク

選択肢3, 折りたたみ自転車

折りたたみ自転車

コンパクトでスマートな見た目と、クロスバイクにも近いスポーティーな走りを体験できる折りたたみ自転車は、通勤用自転車として人気の高いタイプの一つです。

そのコンパクトさから駐輪場所に困らず、電車などの公共交通機関に自転車を持ち込む「輪行」にも対応しやすいのが特徴です。

折りたたみ自転車を選ぶ理由

ほとんどの折りたたみ自転車は、16インチまたは20インチの小型のホイールで構成されています。折りたたむと非常にコンパクトになるため、狭い自宅でも問題なく屋内に保管することができ、輪行も簡単です。

折りたたみ自転車の中にも多くの種類があり、安価で手頃な価格帯のタイプや、よりクロスバイクやロードバイクに近いスポーティなタイプも存在します。
見た目はポップで可愛く、おしゃれでスマートなコミューターを目指したいあなたにぴったりです。

折りたたみ自転車を選ぶ際の注意点

折りたたみ自転車は一般的なシティサイクルよりも軽量でスポーティーですが、クロスバイクやロードバイクには劣ります。これには車輪のサイズが影響しており、どうしても高速域での長距離走行には向きません。

また、折り畳みと組み立てには以外にも多くの労力がかかるため、頻繁に折り畳みと組み立てを繰り返すような使い方を想定していると後悔する可能性があります。

折りたたみ自転車の総評

メリット:シティサイクルよりスポーティに走れる、コンパクト、ポップなスタイル

●デメリット:フルサイズの自転車=クロスバイクやロードバイクほど速くない

その他の選択肢
より速さを求める場合→クロスバイク、ロードバイク
より快適さを求める場合→電動アシスト自転車、Eバイク

選択肢4, 電動アシスト自転車 (シティサイクル型)

電動アシスト自転車 (シティサイクル型)

数年前から家庭に普及し始め、今や主婦を中心に市民権を勝ち取っている人気のタイプです。バッテリーとアシストモーターを搭載しているのが特徴で、漕ぎ出し〜15km/h程度までの速度域で、ペダリングを電気の力でアシストしてくれます。

電動アシスト自転車を選ぶ理由

電動アシスト自転車が日常使いの自転車として人気を博している理由は、なんでしょうか。

漕ぎ出しの軽さに感動!

電動アシスト自転車の魅力はなんといっても、アシストによって楽に漕げる点。電動アシストがあれば、軽くペダルを漕ぐだけでグインと加速してくれます。漕ぎ出しの軽さには、きっと感動を覚えることだと思います。

その恩恵を最も受けられるのが、重い荷物を運ぶときや、上り坂などのパワーが必要なとき。あなたの通勤コースに坂道が含まれている場合、お持ちのシティサイクルを電動アシストに切り替えることで、感動的ならくらく通勤が実現できるかもしれませんよ。

シティサイクルと変わらない乗りやすさも魅力

また、乗車姿勢や外観は一般的なシティサイクルと似ているため、どんな方でも乗りやすく、かごや泥除けなどの通勤に便利な装備が予めついている点も魅力です。

柔らかいクッション付きサドルは、シティサイクルに乗り慣れている方なら、お尻を痛めることなくある程度の距離を快適に走行できるでしょう。

電動アシスト自転車を選ぶ際の注意点

一見らくらくに走れてとても魅力的な電動アシスト自転車ですが、意外な落とし穴も。

最高速度が遅い

電動アシスト自転車で注意して欲しい点のまずひとつ目は、最高速度が遅い点です。電動アシストのアシストパワーは漕ぎ出し時が最大です。

10km/hほどからだんだんアシストが弱くなり、15km/hに達するとアシストはほとんどゼロになってしまいます。つまり、20km/h以上のスピードで巡航する場合、ほぼ完全に自力で漕ぐことになります。

重量がとても重い

電動アシスト自転車は一般的なシティサイクルよりも重量が重い傾向にあり、20kgをゆうに超えます。時速15km以上の高速で軽快に通勤したいと考えている場合には、電動アシスト自転車はただの重いシティサイクルになりかねない点に注意してください。

とはいっても、一般的なユーザーからすると時速15kmは十分な速度です。通勤時間に余裕がある場合や、距離がそんなに遠くない場合は、電動アシスト自転車は強力な相棒になってくれると思いますよ。

定期的に充電が必要

電動アシスト自転車は、定期的な充電が必要である点にも注意が必要です。車種にもよりますが、一般的な電動アシスト自転車で一度の充電でアシスト走行可能な距離は最大40〜60km程度であることが多いです。

毎日の通勤で使用する場合、一週間に数回は自転車からバッテリーパックを取り外し、専用の充電器を用いて充電する必要があります。

10万円を超える価格もネック

電動アシスト自転車は、一般的なシティサイクルと比較して高価な点にも注意が必要です。通常のシティサイクルは2〜5万円の価格帯の商品が多いですが、電動アシスト自転車では10〜15万円が相場です。

10万円を超えてくると、クロスバイクやロードバイク、グラベルバイクなども視野に入ってきます。電動アシストの方が楽なのか、モーターの代わりに軽量な自転車を購入したほうが楽なのか、よく検討する必要があります。

電動アシスト自転車の総評

メリット:電動アシストでらくらく発進、坂道に強い

●デメリット:高速走行できない、重い、アシストは距離制限がある、充電が必要

その他の選択肢
より速さを求める場合→Eバイク、クロスバイク
より快適さを求める場合→Eバイク
より安価に選びたい場合→シティサイクル、クロスバイク

選択肢5, 電動アシスト自転車 (Eバイク)

Eバイク

電動アシスト自転車の中でも、スポーティな走りに特化した電動アシストバイクのことをEバイクと呼びます。この領域のバイクは、電動アシスト自転車の漕ぎ出しの軽さと、スポーツ自転車の軽快さが組み合わされています。

中にはマウンテンバイク型のEバイクや、ロードバイク型のEバイクなども存在し、バラエティ豊か。今回紹介するなかでは割と最近登場したジャンルであり、近年人気がじわじわと高まってきています。

Eバイクを選ぶ理由

Eバイクは、前述のEバイク(シティサイクル型)と多くの特徴を共有しています。漕ぎ出しの軽さ、上り坂での強力なアシストなどです。

さらに、スポースバイクをベースにして作られているため、見た目もスマート。交差点で、民衆の目を惹きたい場合にも、Eバイクは役立つかもしれません。

バラエティが豊か

Eバイクには、クロスバイク型・マウンテンバイク型・ロードバイク型・グラベルバイク型など様々なタイプがあり、バラエティ豊かな製品の中から好みの形状を選べるのも魅力です。

近年じわじわと人気が高まってきてはいるものの、まだ周りで乗っている人の数は多くありません。周りと一歩差を付けたい方や、少しだけ時代を先取りしたい方などが、率先してEバイクを選択している傾向にありますね。

重量がそんなに重くない

シティサイクル型の電動アシスト自転車と大きく異なる点のもう一つは、重量です。シティサイクル型では平均重量が20kgを超えますが、Eバイクの中には15kgを下回る軽量なモデルも存在します。軽ければ軽いだけ、高価になりますが…。

電動アシストの恩恵を得つつもスポーティに乗りこなしたい、という欲張りなユーザーには、Eバイクの魅力がクリティカルに刺さることでしょう。

Eバイクを選ぶ際の注意点

Eバイクの最大のデメリットは、価格が高価である点。正直これに尽きると思います。

高価

シティサイクル型の電動アシスト自転車も10万円を超えますが、Eバイクでは、さらにその2倍以上の費用がかかる場合も多いです。現在、各自転車メーカーがこぞって開発を進めているジャンルのため、あと数年〜10年くらいすると、Eバイクの価格はもっと安くなるかもしれませんね。

価格がもう少し安くなれば、もっと多くの方がEバイクに乗り始めるだろうと思います。

バッテリーの制限がある

他には、シティサイクル型の電動アシスト自転車でも挙げたようなこれらのデメリットもあります。
・アシスト可能な距離には制限がある
・定期的にバッテリーの充電が必要

輪行しずらい

また、ロードバイクなどのスポーツ自転車と比較した場合、輪行がしづらいという点もデメリットです。パーツ分解がしづらかったり、バッテリーが取り外せないモデルでは、フェリーや航空機に乗せられない場合があります。

Eバイクの総評

メリット:電動アシストでらくらく発進、坂道に強い

●デメリット:アシストは距離制限がある、充電が必要、価格が高い

その他の選択肢
より速さを求める場合→ロードバイク
より安価に選びたい場合→電動アシスト自転車(シティサイクル型)、クロスバイク

選択肢6, ロードバイク

ロードバイク

ロードバイクは、言わずと知れた高速走行・長距離走行が可能な自転車です。乗る人のパワー次第では、原付きを追い越す程の速度を人力で出すことが可能です。

無駄なものは一切が取り払われており、きれいな舗装路をより速く、より快適に、より遠くまで走ることを念頭に設計されているのがロードバイクです。

ロードバイクを選ぶ理由
長距離を高速移動できる

長距離の自転車通勤を計画している人にとって、ロードバイクは素晴らしい乗り物になります。人によっては一日に200km以上も走る人もいるくらいです。

個人的には、さすがに200kmの移動には新幹線や電車を使用することをおすすめしますが…。

軽いので坂道も楽に走破可能

ロードバイクは、一般的なシティサイクルの半分程度の重量しかありません。平均的なもので10kg前後軽いものでは6kg台のものまで存在します。

軽ければ軽いだけ高価になりますが、上り坂や軽い向かい風も気にすることなく、らくらく走破できます。

通勤用途以外の楽しみがある

カスタマイズの幅が広いのも特徴です。サドル・ハンドル・ステム・バーテープ・コンポーネント…。それぞれのパーツを自分好みにカスタマイズできます。これが大人にとって最高の遊びになります。

ロードバイクを持っていると、平日だけでなく休日にも活躍するかもしれません。自転車仲間を作ったり、もしくは一人で軽快なサイクリングを楽しんだり、ダイエット目的で活用する方も多いです。

ロードバイクを選ぶ際の注意点
盗難に注意

ロードバイクで注意したいことのひとつめが、盗難です。
近年、ロードバイクが高価であることが一般に認知されるようになった結果、ロードバイクを狙った盗難が多発しています。

ロードバイクは軽量であるがゆえに持ち去ることが簡単です。地球ロックと呼ばれる、固定物と車体をワイヤーロックで繋ぐ方法や、自転車専用の振動検知アラームなどを用いた盗難対策を講じる必要があります。

高価

ロードバイクは比較的高価な乗り物です。価格の幅がとても大きく、安価なものでは10万円から。高価なものでは100万円を超えます。最も標準的な相場金額は15〜30万円程度です。

一般的な金銭感覚では、自転車に30万円を投資するのは簡単なことではありませんよね。

山道の走行には向かない

ロードバイクは、きれいに舗装されたアスファルトの上を走ることが想定されています。あなたの通勤コースの中に未舗装路がある場合、ロードバイクは責任を放棄してしまうかもしれません。

細いタイヤを備えたロードバイクは未舗装路が苦手です。ちょっとした未舗装路、例えば農道や山間部の砂利道なども走りたいんだ、という場合は、後述のグラベルバイク・シクロクロスバイクを検討することをおすすめします。

メンテナンスが重要

ロードバイクは、とりわけメンテナンスが必要な機会が多い自転車です。高速でスムーズな走行を実現するために各パーツの精度が高くなっているため、定期的に機構部を清掃したり、注油することが欠かせません。

メンテナンスをしっかりと行えば10年、20年と長期間乗ることができますが、メンテナンスを怠ったり、雨ざらしにしてしまうとパーツやフレームが一気に劣化します。この辺りのメンテナンスも楽しんで行える方でないと、維持は難しいかもしれません。

ロードバイクの総評

メリット:とても軽い・とても速い・長距離走行が可能・楽しい

●デメリット:盗難対策が必要、価格が高い、メンテナンスを怠れない、未舗装路が苦手

その他の選択肢
より楽に乗りたい場合→Eバイク
より安価に選びたい場合→クロスバイク
未舗装路も走りたい場合→グラベル・シクロクロスバイク

選択肢7, シングルスピードバイク

シングルスピードバイク

シングルスピードバイクは、ロードバイクと多くの特徴を共有しています。

シングルスピードの特徴は、その名の通り一速のみである=変速機がついていないということです。
ロードバイクのように変速調整はできませんが、その分構造がシンプルになるため、メンテナンスが非常に楽になります。

毎日ガシガシと自転車を使いたいコミューターにとって、あえてシングルスピードを選ぶメリットは大いにあると思います。ロードバイクのような使い方をしたいけど、メンテナンスをあまり気にせず乗りたい。その願いを叶えてくれるのがこの自転車です。

シングルスピードであるため、漕ぎ出し時や坂道を登る時でも重いギアを漕ぐ必要があります。あなたの通勤コースに坂道や、信号が多く含まれる場合には注意が必要です。

逆に、平坦で長い道をガシガシ走行したい方には最適な自転車になります。
自分のことかも?とお思いのあなたに是非一度検討してもらいたい、おすすめの自転車です。

シングルスピードバイクの総評

メリット:比較的軽い・平地で速い・長距離走行が可能

●デメリット:未舗装路が苦手・坂道が苦手

その他の選択肢
より楽に乗りたい場合→Eバイク、ロードバイク
より安価に選びたい場合→クロスバイク
未舗装路も走りたい場合→グラベル・シクロクロスバイク

選択肢8, グラベル/シクロクロスバイク

グラベルバイク

グラベルバイクは、グラベル=砂利道 を快適に走るための自転車です。シクロクロスバイクは、障害物を設けたオフロードのコースを走破する競技である「シクロクロスレース」のために設計された自転車のことです。

どちらともドロップハンドルを備えており、外見はロードバイクと似ていますね。

グラベルバイクとシクロクロスバイクの違い

シクロクロスバイクのイメージ
シクロクロスバイクのイメージ

グラベルバイクもシクロクロスバイクバイクも、ロードバイクをベースにタイヤを太くし、未舗装路の走行を可能にした自転車です。しかし、両者には違いもあります。

一般的に、シクロクロスバイクは比較的短距離向けに、グラベルバイクは比較的長距離を走るために設計されています。タイヤの太さは、ロードバイク→グラベルバイク→シクロクロスバイクの順に太くなります。

シクロクロスレースでは、一部のエリアで自転車を肩に担いで走る必要があるため、肩に担ぎやすいような形状になっているのも特徴です。

グラベル/クロクロスバイクを選ぶ理由

基本的にはロードバイクに乗りたい。しかし、未舗装路も走りたい…。そんなコミューターにおすすめします。アスファルトの上のみを走る予定であれば、ロードバイクやクロスバイクをおすすめしますよ。

周りと差別化を図るためにあえてこれらのバイクを選ぶのも乙かもしれませんね。

グラベル/シクロクロスバイクの総評

メリット:比較的軽くて高速・未舗装路も走れる

●デメリット:ロードバイク程速くない・比較的高価

その他の選択肢
より高速に走りたい場合→ロードバイク
より楽に乗りたい場合→Eバイク
より安価に選びたい場合→クロスバイク

選択肢9, マウンテンバイク

マウンテンバイクは、本当に起伏の多い地形を通勤するのに最適な自転車です。太いタイヤ、丈夫なフレーム、衝撃を吸収するサスペンションなど、日本の山道を走破するのにふさわしい特徴を備えています。

マウンテンバイクの太いタイヤは、通勤時に険しい山道を辿る場合には最適ですが、舗装された道を走るのにはかなりの抵抗がかかってしまいます。

もし、舗装路を走るためにどうしてもマウンテンバイクを用いたい場合には、なるべく細いスリックタイヤを装備して、アスファルト上での走行性能を最大限引き出すことをおすすめします。

もしくは、未舗装路と舗装路のどちらでも無難に走れるクロスバイクやグラベルバイク、シクロクロスバイクを検討してみてもいいかもしれません。

マウンテンバイクの総評

メリット:未舗装路を自身を持って走れる

●デメリット:舗装路ではあまり速くない・比較的高価

その他の選択肢
より高速に走りたい場合→グラベルバイク、シクロクロスバイク
より楽に乗りたい場合→Eバイク
より安価に選びたい場合→クロスバイク

選択肢10, コミューター/アドベンチャーバイク

数ある自転車の中で、コミューターバイク(通勤向けの自転車)と名のついた自転車や、アドベンチャーバイク(冒険するための自転車)と呼ばれるジャンルのものがあります。

これらはグラベルバイクと非常に似た特徴を持っていますが、あらかじめ荷物を入れるかごやキャリア、泥除けなどの通勤に必要な装備を取り付けることが前提で設計されています。

まさに通勤や、未知の道を冒険するために設計されているため、当記事の議題である「最強の通勤用自転車」の名に最もふさわしい自転車はこれかもしれません。

ただし、流通量や選択肢が少なく、メーカーから正式にラインナップされていても、国内では入手困難なことも多いです。周りの人が持っていない最強の通勤用自転車を入手したい場合は、ちょっと苦労するかもしれませんが、より詳しく調べてみてはいかがでしょうか。

コミューター/アドベンチャーバイクの総評

メリット:まさに通勤向けに最適化された自転車

●デメリット:選択肢が少なく入手がやや難しい

入手したい場合は、より詳しく調べてみよう

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