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9000vsR9100徹底比較!デュラエースを今買うならどっち?2020年版

メンテナンス

DURA-ACE 9000vs R9100 徹底比較

2018年、SHIMANOのロードバイク用コンポーネントDURA-ACE(デュラエース)はメジャーアップデートが行われ、R9100シリーズとなりました。旧式となった9000シリーズですが、その独特な見た目から今でも人気が高く、中古市場で多くの取引がされています。

2020年になる今、デュラエースのコンポを買おうとしていてどっちを買おうかと迷っている方も多いでしょう。この記事では、旧型:9000、新型:R9000を徹底的に比較。今買うならどちらのシリーズが良いのか。あなたが検討すべき、全てのことをお伝えします。

価格 ― 旧型も未だ高価で取引

まずはいま現在の取引価格です。2018年、DURA-ACEの新モデルがリリースされた直後は、旧型9000シリーズの価格は下がると予想されていました。しかし、2019年中盤から旧型9000シリーズの新品の価格が高騰し、今では定価と同じ、また定価以上の価格で取引されています。

9000シリーズとR9100シリーズの違いは後ほど詳しく解説しますが、まずはそれぞれの価格がどれくらいで取引されているか比較してみます。

リアディレイラーの価格比較

RD-R9100(新型)


SHIMANO(シマノ) DURA-ACE デュラエース R9100シリーズ リアディレーラー RD-R9100 11S 対応CS ロー側最大25-30T (トップ14Tギア対応) 33600

・新品定価:23,730円
・新品実売価格(Amazon等):17,800円〜 [販売ページへ]
・中古取引価格(メルカリ等):12,000〜15,000円 [販売ページへ]

RD-9000(旧型)


Shimanoシマノrd-9000 11-speed Rear Derailleur

・新品定価:22,627円
・新品実売価格(Amazon等):29,021円〜 [販売ページへ]
・中古取引価格(メルカリ等):8,000〜14,000円 [販売ページへ]

リアディレイラーの価格比較

FC-R9100(新型)


SHIMANO(シマノ) DURA-ACE デュラエース R9100シリーズ クランクセット FC-R9100 52X36T 170mm 11S 33573

・新品定価:61,578円(税込)
・新品実売価格(Amazon等):45,880円〜 [販売ページへ]
・中古取引価格(メルカリ等):32,000〜39,000円 [販売ページへ]

FC-9000(旧型)


SHIMANO(シマノ) FC-9000 38X52T 175mm FC-9000

・新品定価:62,102円(税込)
・新品実売価格(Amazon等):62,000円〜 [販売ページへ]
・中古取引価格(メルカリ等):30,000〜39,000円 [販売ページへ]

※ここで紹介している価格は2019年12月現在の参考価格です。公式発表とは異る可能性がありますのでご了承ください。

いかがでしょうか。旧型9000シリーズの新品が今でも高価で取引されていることがわかります。旧型は既に生産終了しているので、在庫限りの新品にプレミアがついているのでしょう。

新品で比較するなら、新しいモデル:R9100シリーズの方が流通量が多く、9000シリーズよりも安く買えます。中古では旧型の方が安くなっているので、旧型9000シリーズをお得に入手したいなら中古商品の中で状態の良い美品を探すのが良さそうです。

性能 ― 旧型vs新型あまり差は無し

旧型9000シリーズが発表されて4年後の2018年にリリースされた新型R9000シリーズ。さぞ性能も向上したのかと思いきや、実は性能のパワーアップはさほどありませんでした。変速性能・軽さ・丈夫さは、9000シリーズで既にかなり高いレベルになっていました。ぱっと乗り比べた程度では、両者の違いを簡単には実感しにくいしょう。

重量 ― ほぼ変わらず、むしろ微増

9000シリーズとR9100の重量を比べてみると、ほとんど差が無いことが分かります。コンポーネント全体の重量で比較すると、むしろ新型の方が20g重くなっているという結果に。

重量比較表 R9100 vs 9000

パーツ名9000R9100備考
STIレバー365g365g
ブレーキキャリパー297g326g前後セット
フロントディレイラー78g69g
リアディレイラー158g158g
クランク609g609g50/34T
ボトムブラケット65g65g
カセットスプロケット175g175g11-25T
チェーン247g247g同一製品
合計1,994g2,014g20gの増加

ご覧の通り、新型R9100はフロントディレイラーの構造を見直すことで重量を削減しています。また、ブレーキキャリパーに関しては29gの重量増で、ブレーキング性能に必要な剛性を確保するためにあえて軽量化を優先しなかったと見られます。

見た目 ― あなたはどっちが好き?

2018年、R9100発売当初は見た目に批判的なレビューがいくつかあったのを覚えています。個人的にはR9100も9000も同じくらい格好いいデザインだと思います。あなたはどう思いますか?

9000:kirabiyaka

9000銀色をメインに用い、きらびやかな輝きと断然目立つ見た目が特徴です。デザインにムダがなく、完成されたフォルムだけを見ても高級感が伝わってくるかのようです。発売して6年程経過した現在でも古臭さを全く感じさせないのが凄いところです。

R9100:tuyameki

対してR9100は、全身を光沢感のあるブラックで統一し、鈍くも艶めきのあるカラーリングとなっています。幅広のクランクやブレーキなど、剛性感とエアロを象徴しているかのようです。見た目はどっしりと重量があるように見えて、実は非常に軽量というところがニクいポイントです。

今デュラエースを今買うならどっち?

ここまで、Dura-Ace 9000とR9100を比較してきましたが、一番大きな違いは恐らく見た目でしょう。変速などの性能差もさほど気にならず、重量も変わりません。旧型の9000シリーズも引き続き人気なので、今買ったところで急に値崩れするようなことも無いでしょう。むしろ新品の価格は今後も上がりそうです。

2020年の今、9000とR9100でどちらを買うか迷ったなら、素直に見た目の好みで選んで良いでしょう。新品で買うなら9100の方が安く買えることもあるので、新品のR9100を買うか、中古美品で9000を探すか、どちらかがおすすめです。

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コメント

  1. ライター:ロード乗りデザイナーSho より:

    こんにちは。デュラエース 、どちらのモデルを買うか悩みますね。今回徹底的に両者を比べましたが、個人的に選んだのは9000シリーズです。

    僕のロードバイクは2015年モデル。ツールドフランスでフルームが優勝し時代を築き上げた時代。その時にプロ選手ののバイクに付いていたのがdura-ace 9000シリーズ。

    今でも、9000 シリーズを付けたバイクで馳せるプロ選手たちの映像が脳裏に浮かびます。そんな訳で、9000 シリーズで揃えたみたいな、と考えた訳です。

    ご存知とは思いますが、シマノ のコンポーネントは大体4年毎にモデルチェンジします。デュラエース が前回モデルチェンジしたのは2018年なので、次のモデルチェンジは2022年ですか。

    まだ先ですね。次のデュラエース の構想は現在進行形で進んでいる事だと思います。約2年後の更なるアップデートにも期待が高まりますね。

    シマノには今後も信頼性の高いパーツを提供して頂きたいと願います。最後に、あなたはどちらのコンポを選ぶか、もしくは他のパーツ(アルテグラなど)を選ぶ理由など、意見を残していってください。

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