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【Gacironライト】V9C400とV9CP400はどう違う?互換性はある?ブラケットがリニューアル

メンテナンス

過去の記事で中国発のコスパ最高な自転車用ライト専門メーカー「Gaciron(ガシロン)」を紹介したが、2020年モデル以降の一部のフロントライトシリーズで、ブラケット形状がリニューアルされる。

全てのフロントライトが一度にリニューアルするのではなく、旧モデル在庫が無くなり次第新モデルに切り替わるため、2020年のうちはブラケットが異なる旧モデルと新モデルが混在することになるため注意が必要だ。

2020年、最初に新ブラケットモデルが投入されたのは、エントリーモデル、400ルーメンのフロントライト「V9CP400」だ。新モデルでは型番が「V9C400」から「V9CP400」へ変更され、「P」が追加されている。新型ブラケットか否かを見分けるには、型番に「P」がついているかどうかで判別可能だ。

今回リニューアルされたこれらのモデルはどのような違いがあるのだろうか?また、両者のブラケット形状は互換性があるのだろうか?

Gaciron(ガシロン)について

Gaciron(ガシロン)は、2012年、自転車愛好家であるPaul Chen氏により中国で創立された自転車ライト専門メーカー。「Light up your way」という理念を掲げ、”自転車に乗るすべての人の、その道を明るく照らすために”、設計・デザインから生産までを自社で一貫して行い、高品質なライトを世界に向けて提供している。

Gaciron(ガシロン)のライトの最大の魅力はコストパフォーマンスの高さ。「明るくて丈夫なライトを安価に購入したい」というユーザーから大きな支持を受けており、認知の拡大を続けている。

Gacironの特長やライトの全ラインナップについては別記事で解説しているので、気になる方はまずこちらをご覧いただきたい。
Gacironのブランドの特長・ラインナップ・評判

V9C400とV9CP400はどう違う?

V9C400とV9CP400はどちらとも400ルーメンの明るさを持つフロントライトで、価格や本体部分のデザインは同じだ。ガシロンによると「ブラケット形状が新しくなった」と発表しているが、その他の変更点はないのだろうか。

ガシロンによると、この点について以下のように説明されている。

マイナーチェンジ後の製品においてライト本体の機能の変更はありません。また、フロントライトの重量に若干の変更がありますが、色、外形寸法及び小売希望価格についても変更ありません。

以上のことから、「V9C400」と「V9CP400」で ライト本体の外観や内部構造、ライトとしての性能は全く同じだということが明らかになった。変更されたのは付属するブラケットの形状、及び本体下についているブラケット受けの部分のみということだ。

ブラケット形状が変わって使いやすくなった?

早速新モデルの「V9CP400」を入手したので、ブラケット形状が変わって、前モデルよりも使いやすくなっているのか、旧ブラケットと新ブラケットを比較しながら検証していく。

※手元に旧モデル(V9C400)がなかったため、ほぼ同じ形状でブラケットが同一(旧ブラケット)の製品、「V9C800」画像を代用させていただいた。

旧モデルのブラケット

旧モデル(V9C400)
旧モデル ※画像はV9C800。
旧モデル(V9C400)のブラケット
旧モデル(V9C400)のブラケット
旧タイプではライト前側に一体型のつまみがあり、ここを引き下げて脱着する
旧タイプではライト前側に一体型のつまみがあり、ここを引き下げて脱着する ※画像はV9C800。

400ルーメンのモデルでは新型ブラケットに切り替わったが、800、1000、1600、1800ルーメンのフロントライトでは従来型のブラケットのモデルが継続販売中。

新モデルのブラケット

新型(V9CP400)
新型(V9CP400)
V9CP400に付属する新型ブラケット。形が一新された。
つまみはライト後方に移動し、一体型ではなくバネ式つまみになった。旧モデルより軽い力で付け外しができた。

新型ブラケットの大きな変更点は、つけ外し用のつまみの操作がバネ式(分離パーツ)になったこと。これにより従来モデルよりスムーズにつけ外しができるようになった

従来モデルでは、ハンドルバーについているブラケットからライト本体を取り外す際になかなかつまみが動かず、取り外しにくく感じる時があった。使い比べたところ、新ブラケットの方が圧倒的に付け外しが軽い力で行えた。

また、Gacironによると新型ブラケットでは従来よりも耐久性がアップしていると主張している。

新・旧でブラケットの互換性はある?

新型ブラケットに変更されたGaciron 「V9CP400」だが、旧ブラケットとの互換性は無い。画像を見れば一目瞭然だが、ブラケット形状が大きく変更されている。

※画像はV9C800。

旧型ブラケットのフロントライト(V9C400やV9C800、V9S1000など)などを使用している場合、今後の新しいフロントライトでブラケットの互換性がなくなることに注意が必要だ。

他のモデルは旧ブラケットのまま?

2020年9月現在、Gacironのライトで新型のブラケットが採用されているのは400ルーメンのエントリー機「V9CP400」のみ。現在のところ、800ルーメン、1000ルーメン、1600ルーメン、1800ルーメンのライトでは旧型ブラケットのものが継続販売されている。

旧ブラケットモデルの在庫が終了次第、800ルーメン、1000ルーメン、1600ルーメンなどでも順次新型ブラケットに変更されたモデルが流通していく模様。

【おすすめ】今買うならどのフロントライト?

ブラケット形状が順次切り替わりつつあるGaciron(ガシロン)のフロントライト。今新しく買うとしたらどのライトが良いのだろうか。

まずは、既に新型ブラケットに切り替わっている2種類のフロントライトをご紹介する。

V9CP400

本記事のタイトルにもなっているGacironの定番エントリーモデル。400ルーメンという、日常使いに丁度よい十分に明るい光量と、上位モデル(V9C800)とほぼ同等の見た目が特長。新型ブラケットに切り替わり、つけ外しがより簡単に行えるように進化した。価格はAmazonで3000円。さすがGaciron、他メーカーには真似できないハイコストパフォーマンスだ。

V6C400

Gacironのフロントライトとしては珍しく、角張った形状のフロントライト。V9CP400と同様に最大400ルーメンのエントリーモデルだ。他とは違いバンド式のブラケットが付属しているのが特長で、ブラケットごと付け外しするのに便利。バッテリー容量が比較的大きく、LOWモード(100ルーメン)で最大7時間点灯可能としている。

V9D1600

新型ブラケットモデルでは無いが、1600ルーメンという非常に明るい光量を持つ強力なフロントライト。深夜に街頭の少ない道を走行したり、夜間に長時間走行する場合に心強い。価格は他のブランドの同グレードのライトと比べるとかなりお手頃に感じる。

Gacironはリアライトもおすすめ (W10 / W10-BS)

Gacironは自転車用ライト専門ブランド。フロントライトだけでなくリアライトも品質が高くて人気が高い。高機能で見た目もスマートな製品がラインナップされており、コストパフォーマンスも高め。

別記事にて、ブレーキ時に自動点灯・暗くなると自動点灯が可能なリアライト「W10-BS」のレビューも行っている。興味があれば是非チェックしていただきたい。

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