初心者におすすめ!クラス最軽量のNESTO(ネスト)のロードバイク、ALTENA-K(オルタナ)の魅力に迫る!
「この自転車に乗ってる人から
直接意見を聞いてみたい!」
そう思ったことはありませんか?
自転車選びで何より参考になるのは、実際に購入して乗っている人の意見と思います。
この記事では、NESTO ALTENA-Kのオーナーである 頭文字Tさんから、愛車の魅力を伺っていきます。そして、実際に乗っているからこそ分かるリアルなレビューをお届けします!
ロード乗りデザイナーのShoです。頭文字Tさん、今回は素敵なレビューを宜しくお願いします!
宜しくお願いします!
PROFILE
頭文字T (Twitter : @InitialT114514)
ビンテージロードとネストに乗っている学生さん。 最近は自作PC、バイクや車、料理など多趣味に活動中。不定期ですが、YouTubeチャンネル「自転車乗りの戯言」にて自転車動画を配信も行っています。
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YouTubeチャンネル「自転車乗りの戯言」
NESTO ALTENA-K(ネスト オルタナK)
NESTO(ネスト) は、KhodaaBloomでおなじみのホダカ社がプロデュースする日本のロードバイクブランドです。「誰もがスポーツサイクルを楽しめること」をコンセプトにしており、どの価格帯のバイクをとってもコストパフォーマンスに優れ、初心者でも扱いやすいバイクを多く送り出しています。
NESTOのロードバイクの中でも、エントリーモデルに位置づけられる ALTERNA(オルタナ) は、アルミフレーム、カーボンフォークに加えフルセットSORAと回転性の良いホイール付きで重量9kgと、クラス最軽量※を誇るハイコストパフォーマンスモデルです。
※今回の記事でご紹介いただくのはALTENA-K 2018-2019モデルです。2020年モデルでは若干のパーツ変更があるようですので、詳細は公式ページよりご確認ください。
NESTO ALTENA-Kのインプレッション
ここからは、オーナーの頭文字Tさんによるレビューを掲載させていただきます。
NESTO ALTENAは、10万円以下のロードバイクでは最軽量とのことです。
全体的にしっかりと作られているという印象で、塗装や溶接跡がとてもきれい。ロゴはグレーの塗装に見えますが、暗所で光をあてると若干反射するようになっています。
このロードバイクは、純正のパーツに結構良いものが使われていてます。ホイールは前後ノバテックハブのオリジナル品です。もちろんよく回りますし、実測値で1700g台と比較的軽めです。
その他パーツも軽いものが割と多く使われています。ステムやシートポストも純正にしては軽めでした。サドルもオリジナル品で、NESTOのロゴ入りです。
以下の写真が納車したまんまの画像です。
こちらは2018,2019年モデルですが、2020年モデルではマイナーチェンジがあったようで価格が更に安くなりました。ホイールはノバテックの記載が 無くなっていました。
※2020年モデルスペックはこちら(NESTO-ネスト 公式サイト)
NESTO ALTENA-Kのコンポーネント【SORA】
コンポは、チェーン以外はR3000シリーズのSORAになります。純正チェーンはKMCのX9です(綺麗なヤツ)。※2020年モデルでも引き続き、R3000シリーズのコンポーネントが使用されています。
この価格帯では珍しくブレーキにもSORAが使われています。安全性に関わるパーツでコストカットされておらず好印象。スプロケはエントリーモデルによくありがちな乙女ギア(比較的軽いギアで走れる組み合わせ)が付いているので、登りはかなり楽です。
NESTO ALTENA-Kの乗り心地
乗り味は、あまり具体的に言うのは難しいですが結構走りやすいです。ぐっと踏んでみると素直に動きます。
ただ、ダンシングをする際に車体が少し重いでしょうか…。上り坂を進む時も、ダンシングよりもシッティングでペダルを回した方が進む感じがしますね。
ロードバイク初心者にとって大事なポイントであろうサドルについては、クッション性はあるもののやや硬めに感じました。
この価格帯では最軽量クラスにあたるALTENAですが、パーツ類は軽量なものが使用されているものの、フレームやフォークは重めかと思われます。
実際にフレームセットを見ていただけると分かりますが、フレーム単体の重量は 約1,530g(500mm) / フォークは675gとなっています。
このロードバイクを選んだ3つの理由
私がこのロードを選ぶ決め手となった理由は「価格・認知度・完成度」の3つです。
価格
カスタムも視野に入れいたので、安くてかなり出来上がっているということで選びました。
認知度
購入を検討していた当時、ネストはまだ有名ではなかったので「人と被らないかな」ということで選びました。
有名どころのバイクも良かったのですが、マイナーメーカーでもそれはそれで良いんじゃないかと思い、NESTOのバイクに決めました。
完成度
実際に店舗に足を運び実物を見ましたが、有名メーカーの物と遜色ない仕上がりでした。
何度も言いますが、塗装や溶接はとてもきれいです。それと、トップチューブのロゴもですね。実物を見て惹かれましたね~。
また、ALTENAにはディスクブレーキモデルもありますが、整備性やパーツの互換性等の理由でそちらは選ばず、リムブレーキ仕様を購入することになりました。
【カスタム】こだわりのパーツ紹介
黒基調のバイクなので、シルバーのパーツをアクセントに入れてカスタムしています
ホイール
お気に入りのホイールはシマノのWH-RS700-C30-TLです。これはハブがシルバーであったり曲線の美しいリムで一目惚れです。
ハンドル・バーテープ
また、ハブ色に合わせてバーテープもシルバーに。ハンドルも見た目でシマノのPLTコンパクトエルゴノミックにしました。
ボトルケージ
ボトルケージは、なんだか凄く相性のいいスペシャライズドのZEE CAGE Ⅱを左右で。これは使い勝手の面でも相性でも最高です!
ケーブル・チェーン
ニッセンのアウターや黒のバーテープ、ゴールドチェーンを使用して、黒と光り物のメリハリを演出してあります。
ざっとカスタム内容を紹介しましたが、完成車状態でも比較的軽量なパーツが付属しているため、初心者の方が乗られるには純正でも十分楽しめるかと思われます。
逆に、完成車で購入後にお手頃にカスタムを楽しみたい、という人にはおすすめとは言えないかもしれません。まあ、あくまでお金をかける余裕がない僕の意見ですが…。
ちょっと気になるマイナスポイント
この価格帯のロードバイクとしてはトップクラスの軽量性、完成度の高さ、コストパフォーマンスを誇るこのバイクですが、マイナスに感じる部分もあります。
まず気になったのが、自分が選んだ465サイズでは長いボトルだと少し窮屈です。ダウンチューブ側も同様に長めのボトルだと窮屈でした。
また、塗装がマット塗装なので汚れや傷が目立ちます。若干の艶が出てしまいますが、市販のコーティング剤をかけた方がキレイに乗れるかと思います。ただし半艶になるのでマット塗装にこだわりのある方はしない方が良いと思います。
最後の一行
ここまでNESTOの軽量アルミバイク ALTENA-Kを紹介してきましたがいかがでしたか?
最後に1つ、色が黒基調なのでパーツや服装など、どんな色でも違和感なく収まります。僕みたいにセンスが無い人でもまとめやすいかもですよ!!
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