クリンチャーとチューブラーの違いと見分け方!ロードバイクタイヤはどっちがおすすめか比較

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主流のクリンチャーと往年のチュブラー。使い比べてわかった真実

ロードバイクのタイヤには、クリンチャータイヤ・チューブラータイヤ・チューブレスタイヤの3つの種類があります。この記事では、未だに根強い愛用者もいるチューブラータイヤと、現在最もスタンダードなクリンチャータイヤを比較していきます。

ロード乗りデザイナ
ロード乗りデザイナ

両者はパッと見「見分け方が分からない」という声も聞きますが、両者は仕組みがかなり違います。どちらがあなたに合っているのかを調査していきましょう。

近年におけるチューブラータイヤ

最近はクリンチャータイヤが主流。今ではチューブラータイヤを使用している人は少数派で、影を潜めている状態です。

チューブラータイヤが影を潜めている要因は、タイヤ一本あたりのコストが高いことや、メンテナンスやパンク修理が困難、ということがあげられます。

また、「チューブラーホイール+チューブラータイヤ」よりも「クリンチャーホイール+クリンチャータイヤ」の方が転がり抵抗が小さいという調査結果が公表され、さらにクリンチャー化を促進しています。

しかし、プロのサイクルロードレースでは、いまだにチューブラータイヤを使用しているチームもあります。それは、なぜでしょう?

なぜプロはチューブラー?

ピナレロのロードバイク F8

チューブラータイプには、プロレーサーにとって大きなメリットがあります。

ホイールのリム重量を軽くできる
パンクしてもスローパンクになる

チューブラータイヤの、レース中での大きなメリットがこれら。

ホイールのリムが軽くなれば山岳コースが楽になりパンクしても急に空気が無くならないので、安全にスペアホイールに交換できます。

プロ以外は使いこなせない!のか?

ロードバイクで走る

それでは、プロでもないレースにもほとんど出ないホビーローダーがチューブラータイヤを使うことに意味はないのだろうか…。

クリンチャータイヤとチューブラータイヤ を比較して、それぞれの特徴とメリットをはっきりさせましょう!

クリンチャーとチューブラーの見分け方

クリンチャータイヤとチューブラータイヤは、その仕組自体かなり異なります。

ホイールに付けた状態では見た目の違いがわかりにくいですが、
両者の大きな違いはこれらです。

クリンチャータイヤは「チューブ」と組み合わせて使うが、
チューブラータイヤは中にチューブが埋め込まれている

クリンチャーは断面が「U(アルファベットの”ユー”)」の形になっているが、
チューブラーは断面が完全な円で、「O(オー)」の形になっている

次の項では、クリンチャーとチューブラーの特徴や
メリット・デメリットをそれぞれ詳しく比較していきます!

クリンチャーとチューブラーの比較!

クリンチャータイヤ(ホイール)の特徴

メリット

・タイヤ一本あたりの価格が安い(チューブラーの約1/2)

・取り付けや交換が比較的カンタンにおこなえる

・市場が大きく、ホイール・タイヤの種類が豊富

・それに並んでインプレなどの情報も豊富

パンクした場合

ンナーチューブに開いた穴をパッチをゴムのりで貼り付けて修理するか、インナーチューブ(800-1300円/個)を交換します。
その際タイヤは同じものを使い続けられますが、摩耗している場合や亀裂が入っている場合は、タイヤも交換が必要です。

「交換するチューブを持っていなかった!!」という時でも、ロード仲間がいれば、かなりの確率で替えのチューブを持ち歩いているので、譲り合うことも出来ます。
(実際に、通りすがりの名の知らぬローダーの方にあげたこともあり)

補足情報

・クリンチャーの方が、転がり抵抗を小さくできる(微々たる差である)

・リムの構造がチューブラータイプより複雑なので、カーボンホイールの場合、ダウンヒルで強くブレーキをかけ続けると、リムが熱で変形してバーストを起こす危険性が考えられます。

チューブラータイヤ(ホイール)の特徴

メリット

ホイールのリム重量が軽いタイヤ自体も比較的軽くできる。

・ホイール外周部が軽量化できることで漕ぎ出しが軽くなる。

・構造的にタイヤがしなやかで、乗り心地が良い。

パンクした場合

チューブラータイヤがパンクすると、少しずつ空気が抜けていきます (スローパンク)。そのため、近距離であれば自走でそのまま帰れる場合も。

チューブラーは、チューブとタイヤが縫い付けられているので、基本的にパンク修理はできません。タイヤごと総とっかえします(7000-15000円/個)!

・新しいタイヤを貼り付ける際、タイヤとリムをリムセメントなどを使って貼り付ける必要があり、気を使う作業が必要です。

・チューブラーの場合はインナーチューブだけ予備で持ち運ぶことが出来ないため、ロングライドの際に替えのタイヤを持ち運ぶと結構な重量に…!

補足情報

昔は「リムセメント」というボンドのようなものでタイヤをリムに貼り付ける必要がありとても面倒だったのですが、ミヤタから発売された「チューブラー用リムテープ」を使うことで、チューブラータイヤの貼り付け作業がとても楽になりました!

パンクした際には大きなコストがかかるチューブラーですが、NoTubes などから販売されている「タイヤシーラント」を使うことでほとんどのパンクを瞬時に塞いでくれ、パンク率を劇的に下げることができるようになりました。

タイヤシーラントって何?と思った方はこの記事を参考にどうぞ。

両方とも使用してみて感じること

サイクリングする人

どちらのタイプも乗り心地はグレード次第

クリンチャー、チューブラー、どちらとも各社から商品がラインナップされており、価格はピンキリ。

チューブラーでもクリンチャーでも、価格の安いものはグリップが悪かったり、品質にバラツキのあるものがあります。
どちらのタイプにするのかを考えると共に、「タイヤのグレードをどこまでこだわるか」も大切です。

確かに乗り心地の良いチューブラー

クリンチャータイヤから、同シリーズのチューブラーに交換した際のこと。(ヴィットリアコルサクリンチャーから、コルサspeedチューブラーへ)

完成車付属タイヤから高級クリンチャータイヤへ変更した時と比べると、そこまでの大きな違いは感じませんでした。

とは言っても、同じシリーズのタイヤでクリンチャーとチューブラーを比べると、チューブラータイヤの方がより柔らかく、しなやかな乗り心地を実感しました。

どちらを選択しても問題はないが…

クリンチャーとチューブラーで、どちらかが正解でどちらかが不正解ということは…はっきり言って個人の好みの問題でしょう。
しかし、近年絶対的に主流なのはクリンチャータイプ。

情報量が多く、パンク修理ができ維持コストが低いことから、どちらか選ぶ決めてが無いのであればクリンチャータイヤが無難でしょう。

例えばカーボンホイールの場合や、タイヤに拘りたい(他の人と違うものを使いたい・リムを軽くしたい・プロユースのものを使いたい!など)方は、チューブラータイヤをあえて選ぶ価値は十分にあります。
また、双方のタイヤを乗り比べることで、使っているタイヤの本当の良さに気づくきっかけにもなると思います。

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