ロードバイクとピストバイクで、互換性のあるパーツとないパーツ【パーツ賢く流用しよう!】

ピストバイク (トラックレーサー) メンテナンス方法
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ピストバイクとロードバイクは
似たカテゴリのスポーツ自転車。

ピストとロードでは、
異なる点も多く存在します。

ピストとロードで、パーツの
互換性はあるのでしょうか?

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ピストバイクの発祥

トラックレーサー 競技

 

元来ピストバイクはトラックを走る競技用自転車で、
トラックレーサーと呼ばれます。

一般の人へ広まったのは、アメリカでメッセンジャーが使う
自転車として認知されるようになったのがきっかけです。
メディアの影響もあり、ファッションとして乗る方も増えました。

 

ピストバイク メッセンジャー

 

メッセンジャー」は自転車で荷物やメールを配達する仕事。

当時アメリカの貧しいメッセンジャーの間では、高価で、
かつサイクルコストのかかるロードレーサーを買えませんでした。

そこで安価でシンプルな造り・メンテナンスの必要がない
自転車としてピストバイクが使われるようになったのです。

 

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ピストバイクの特徴

ピストバイク (トラックレーサー)

ピストバイクはロードバイクと異なり、変速機がなく一速固定。

フリーを持たないので、ペダルとリアホイールは
常に連動して動き、ブレーキの代わりにペダルを
逆向きに踏む「スキッド」と呼ばれる方法で停止します。

フリーギアとブレーキを取り付けたピストバイクもあり、
それらと区別するために「固定ギアピスト」や
「ノーブレーキピスト」と呼ばれることもあります。

 

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ロードバイクとの互換性はあるのか?

ロードバイクに乗る女性

実際のところ、ピストバイクとロードバイクは
基本的には同じ規格のもとに作られており、

トラックレーサーが練習用にあえて安価なロードバイク用
パーツを用いたりすることは普通にあるそうです。

ただし、リアエンド幅が異なるなど、規格が異なる部分もあるので、
どのパーツが流用でき、どのパーツが使えないのか
しっかり確認する必要があります。

 

まずは互換性が無いパーツから見ていきましょう。

 

 

互換性がないパーツ

 

リアハブ

ロード現行は130mm、ピストは120mmです。
完全に互換性の無いパーツです。

ピストバイクのリアハブ

 

リアホイール

リアハブの互換性がないため、リアホイールはロードとピストでは
流用不可ということになります。

ピストバイク バトンホイール

 

ハンドルバー

ハンドルバーのクランプ経には基本的に
「25.4mm」「26.0mm」「31.8mm」の3つがあり、

ほとんどのロードバイク「31.8mm」が使われています。
ピストバイクでは25.4mmが使われていることが多いですが、
26.0のものであれば一部のクロモリバイクと互換性があることも。

ピストバイク NJS ハンドルバー

 

 

ドライブトレイン(駆動系)

スプロケット・チェーン・チェーンリングには、厚歯と薄歯
二種類があり、両者に互換性はありません

変速機付きのスポーツバイクはだいたい薄歯です。
ロード、クロス、MTB、グラベル、TTバイクなどは皆薄歯です。

対して厚歯なのがピスト、BMX、トライアル、
内装変速自転車、シングルのママチャリなどです。

薄歯のシングルスピードスプロケットが出ているようで、
これに交換することでロード用の駆動系が使えたりもします
(複雑なのでさらに詳しく調べる必要があります)

ピストバイク MTB シングルスピード

 

ステム

クラシックなピストバイクには、スレッドステム
使われていることがほとんどです。
ロードバイクにはアヘッドステムが使われています。

形状が異なるため互換性はありません。

ピストバイク スレッドステム

 

 

互換性があるパーツ

 

フロントハブ

フロントハブはロードもピストも同じ100mm互換性があります。
シャフトが異なるためシャフト交換をすることで安全に使用が可能です。

ロードバイクとピストバイクのフロントハブは共通規格

 

ハンドルバー

前述の通りクランプ経が一緒の場合は流用可能です。
最近のロードバイクとの互換性があることは少ないです。

クロモリロード ハンドル

 

シートポスト

シートポスト経にも複数の規格があります。

ママチャリやBMXは25.4mm
クロスバイクは27.2mmや26.6mm
ロードバイクでは27.2や31.6mm
ピストバイクでは主に27.2mm

が使われていることが多いです。

この外径が合えば流用することが可能です。

シートポスト ロードバイク

 

サドル

サドルのレールクランプ幅は主に43mmが基本ですが、
稀に異なる場合があります。
競輪用トラックレーサーのサドルなどは30mmの
ものもあるので注意が必要です。

一部のサドルではシートピラーとの適合の問題があり
使用できないものもあります。

サドル ファイブゴールド

 

一部のステム

ピストのステムがスレッドタイプではなく、
アヘッドステム同士の場合のみ流用可能な場合があります。

同じアヘッドステムであっても、コラム経が異なる場合も
あるので注意して下さい。

ロードとピスト、ステムのタイプの違い

 

互換性があるといっても様々

様々な規格が乱立している現在の自転車界では、
ピストバイク同士、ロードバイク同士であっても
規格が合わないこともしばしば。

今回取り上げた「規格の合うパーツ」でも、古い年代の
パーツを新しいバイクに取りつける場合(もしくは逆でも同じ)
かなりの確率で互換性がない場合があります。

これに関してはトライアンドエラーを繰り返すしか方法は
ありません。(古い規格の知識のある販売者も減っている)

現物を見て、実際に使えるか試しながら合うパーツを
見つけていくことで、ロードバイクとピストバイクの違いや
自転車の奥深さを実感することにも繋がるでしょう。

ブリジストン NJS ピスト

 

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