世界最高峰のバイシクルカーボンホイール・コンポーネントを生み出す、メイドインUSAを貫くカーボン製品ブランド「ENVE (エンヴィ)」より、新型ロードフレームFRAY(フレイ)が登場しました。
Frayは、エンデュランスバイクとオールロードの特性を組み合わせ、さらに高いパフォーマンスを目指したバイクとなっています。ドロップバーバイクのカテゴリーが曖昧化する中、Frayはそれらの中間に位置し、多様なニーズに応える設計が施されています。

当記事では、そんなENVE「FRAY(フレイ)」のフレームの特徴と設計について、海外サイトからの情報をもとに、まとめていきたいと思います。
ENVE「FRAY」技術仕様とデザイン

FRAYは、通常31-35mmタイヤに最適化されており、フロントシングルのドライブトレインでは最大40mm、フロント2xドライブトレインでは38mmのタイヤクリアランスとされています。

ENVEより2022年に発売された純粋なレースバイク「MELEE」(メレ)の特性を引き継ぎつつ、よりマイルドなフロントエンドデザインを採用しています。これにより、応答性が高く、攻撃的な走行が可能になっています。
Price | 5500.00 USD |
Fork | ENVE Fork |
br_frame | ENVE Fray |
Tyres | ENVE SES 35 |
br_cranks | 50/34t |
br_saddle | ENVE x Selle Italia Boost SLR |
br_wheels | ENVE SES 4.5 |

多用途性とパフォーマンス

ENVE「FRAY」は、スペシャライズドのRoubaixやBMCのRoadmachineと並び、最大40mmまでのタイヤをサポートしています。そのため、ENVEの製品ラインナップの中で、FRAYはオールロードカテゴリーでも高い競争力を発揮します。
装着するホイールやタイヤによっては、パフォーマンスロードバイクとしての性質を損なうことなく、さまざまな路面状況に対応できます。そんな、多用途かつ高いパフォーマンスも期待できるところが、本バイクの特徴となっています。
ENVE「FRAY」の試乗と体験

カリフォルニアでの発表会ではENVE「FRAY」の試乗が行われ、海外のジャーナリストによれば、Frayの多様な道路条件での性能を詳細に確認できたといいます。
非常にワイドな35mmのスリックタイヤを装着し、その機動性と応答性を体験。未舗装路での優れたパフォーマンスも確認されましたが、それ専用のグラベルバイクとしては第一選択ではない可能性も示唆されています。
まとめ

ここまで、ENVE FRAYの特徴の概要をまとめてきましたが、広いタイヤクリアランスと調整可能なジオメトリーにより多様な状況に適応し、長時間の快適なライドを提供するバイクです。総括としてFRAYは、速さを求めるライダーだけでなく、冒険を楽しむライダーにも最適なバイクといえるでしょう。
公式サイトもチェックしてみてください。
https://enve.com/collections/bikes
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