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中華カーボンホイールが素晴らしい。半年以上使い続けた私のインプレ/レビューとおすすめの理由

中華カーボンホイール 中華カーボン
この記事は約23分で読めます。

ロードバイク初心者がパーツ交換で
最も大きな効果を得られるパーツの1つ

それが、ホイールです。

完成車には、非常に重いホイールが付属していることが多く俗に鉄下駄ホイールと呼ばれます。完成車の販売価格を安くするために、可能な限り安いホイールをセットにして販売しているからです。完成車からホイールをアップグレードすると、そのロードバイクの乗り心地は急激に変化します。

 あなたは思っている。

「鉄下駄ホイールから軽くて空力に優れたホイールに交換したい。」

 でも・・・

軽くて良いホイールに交換するとなると最低でも十万円程度のお金が吹き飛びます。それ故に、ホイールは気軽に交換できるパーツではありません。「いつかは軽いホイールに変えたいけど、なかなか一歩が踏み出せない…」と、足踏みして後回しにしていませんか?

この記事を書いた1年後、
中華カーボンをさらに買い増した。

この記事では、私が中国の通販サイト「Aliexpress(アリ・エクスプレス)」を経由して、中華カーボンホイールを購入した全ての経験をあなたに伝えます。

初めて中華カーボンホイールを購入する際に徹底的に調べた情報と、使用し始めてから半年以上に渡る長期のレビュー。オーダー方法から、注文時に失敗しないための方法。その後、追記ではダウンヒルでのインプレッションなど、中華カーボンホイールの購入の際に検討するべき全ての要素をまとめています。

タイトルにある「中華カーボンホイールが素晴らしい」の真意とは?というところは後半で出てきます。是非、最後までお付き合いいただければ幸いです。

かくいう私も鉄下駄ユーザー(だった)

かくいう私も鉄下駄ユーザー。(だった)

今となっては、2本目の中華カーボンホイールを買い増して、軽量なカーボンホイールでサイクリングやロングライドイベントを楽しんでいる私ですが、その前までの約2年間重い鉄下駄ホイールを履き続けてきました。

「SHIMANO RS010」
=生粋の鉄下駄野郎です。

20〜30万円程度のカーボンロードバイクを買うと、かなり高い確率でついてくるのがこの鉄下駄ホイールです。重量約1900gと、ロードバイク用のホイールとしては最重量級。とにかく重いのです。重量も、漕ぎ出しも…!

最近では山岳コースを走る機会も増えてきたので、「いい加減 鉄下駄を脱却したい!」と常々思っていました。しかし、うん十万円もするBORAなんて、日常使いには怖くて着けていられない。お手軽で軽いホイールを調べまくり、検討を重ねた結果…

「中華カーボンホイール」
に初めて手を出すことに

結果的に手を出すことになったのが、天下の「中華カーボン」でした。

私が中華カーボンホイールの購入を検討していた当初は、中華カーボンに対する評価やインプレッションが非常に少なく、不安でした。

実際のところ、購入に懐疑的な方も多いことでしょう。でも、安心してください。そんなあなたのためにこの記事を書きました。

中華カーボンホイールとは?

まず、そもそも中華カーボンって何?」という方のために簡単に紹介しておきます。中華カーボンとは、主に中国の通販サイトで売られている安価なノーブランドのカーボンパーツのことです。

中国製のノーブランドのカーボンホイール

中華カーボンホイール」は、簡単にいうと中国製のノーブランドのカーボンホイールのことです。価格を見てみると、カンパニョーロやマヴィックなどのブランド品とは比較にならない安さでカーボンホイールが購入できます。

中華カーボンの評判

中華カーボンに興味はあるけど、怖くて手を出せない!

それも無理はありません。中華カーボンホイールには賛否両論、様々な意見があるからです。ブランド品と比べて圧倒的に安いというメリットがある反面、色々と悪い噂もちらほら。

実際のところ、悪い噂がやけに先行して広まっています。

噂とはそういうものなんでしょうけど(汗)

例えば、TwitterなどのSNS上では「なんとなく」悪いイメージがある中華カーボンをやたらと叩く人が一定数いることは間違いありません。使った経験が無いのに、です。

確かにハズレ品も少なからずある(らしい)

熱で大破したカーボンホイール
alto(アルト)というメーカーが行った実験の写真。カーボンホイールが熱にどこまで耐えられるか検証が行われた。

最近では都市伝説レベルの話のようですが、中国がまだ「発展途上国」と言われていたような時代には、「中国製のカーボンリムが、ブレーキング中に高温になり、溶けてしまった」などという事例が少なからず確認されていたそうです。

何年前の話かは、定かではないが…。ネットで検索すると溶けたカーボンの画像が出てくる。

確かに、ホイールはシートポストなどと比べると構造が複雑ですし、乗り心地への影響が大きいパーツなので、「大丈夫か?」と心配になりますよね。私も不安でした…。

多少の心配はあるものの…!

現在は中華カーボンの質は上がっている

私はこれまでに、ホイール以外にも、中華カーボンのパーツを色々試してきました。

例えばシートポストやサドルなどです。当初はダメ元で注文してみた中華カーボンパーツですが、そのどれもが、思ったよりも高品質で驚きました。(2018年頃の話。)

考えてみれば、有名ブランドのロードバイクフレームやパーツの大半は中国か台湾で製造されていますよね。現在の中国の工場は以前より人件費も上がり、製品の精度や品質管理も以前より向上していると感じました。

このような経験から、ホイールも試しに購入してみようかな…と思うようになりました。先程お伝えしたように、ハズレ品を引いてしまう可能性も少なからずあることは心に留めておきましょう

「何のリスクを負わねぇやつは何も手にできねぇ!」

…どこかで聞いたな。

オススメの買い方はAliexpress(アリエクスプレス)

中華カーボンホイールのレビューの前に、購入するのにおすすめな通販、「アリエクスプレス」についてさらっと紹介

Aliexpress(アリエクスプレス)とは?

Aliexpress(アリエクスプレス)は、中国の通信販売大手アリババグループが運営している巨大な通販サイトで、Amazonの中国版のようなもの。なぜアリエクスプレスで買うのがおすすめかと言うと…

アリエクスプレスが一番安い

アリエクスプレスで買う理由。一言で言えば「安いから」に尽きます。ちなみに後から気づいたけど、Amazonやメルカリで売ってるノーブランドカーボンホイールは、アリエクスプレスで買ったものを転売しているだけです。

例えば、以下のような商品です。(¥23,000 – ¥45,862)

Amazonでこれらの商品を見つけたら、

おっ、こいつら転売してんな〜…

と思ってください。営業妨害になるレベルの暴露発言かもしれませんが(笑) 事実ですし、損をしてほしくないので伝えておきます。これが、Amazonなどでノーブランドのホイールを買って欲しくない理由です。

アリエクスプレスで購入時の注意点

Aliexpressで中華カーボンの注文

アリエクスプレスはマーケットプレイス制になっていて、私たち購入者は、アリエクスプレスの運営から商品を買うのではなく、アリエクスプレスに出品しているそれぞれの販売者(セーラー)から購入します。

販売者の評価を見極めよう

アリエクスプレスには、カーボンホイールを販売している業者が無数に存在しています。その中でも今回は、最も受注数が多くレビューと高評価が多い「Green bike store」というセーラーから購入することにしました。

理由は、信頼がおけるからです。稀に、注文しても応答が遅かったり、間違った商品を入れられたりすることもあります。

商品説明が魅力的だったとしても、評価があまり良くないショップや、そもそも評価の数がまだ少ないショップは避けたほうが良いと思います。

ホイールのカスタマイズ注文は英語で

アリエクスプレスでは、販売ショップの方(基本中国人)と、商品についてチャットで会話することができます。基本的に英語でのメッセージになります。

今回は、ホイールの表面の模様を無地に変更したかったので、グーグル翻訳を使ってなんとか英語でやり取りをしてみました。

わかりやすく日本語で説明すると、中華カーボンホイールを購入する直前に、出品者の人とこんな感じのやりとりをしました。

私

「ハロー! G3組み、3Kマット仕上げ、ロゴ無し出来る?」(英語)

とメッセージ。すると20分後くらいに、アプリに通知が来たので確認すると、返信が来ていました。

販売者
販売者

連絡どうも!いいよ。あんたのためにカスタマイズするよ!」(英語)

多分こんな感じ(笑)

場合によっては、スポークの組み方やカーボンの織り方、リムの模様(デカール)やハブの種類など、細かくカスタムできるかもしれません。出品者によってカスタマイズできる範囲は異なるので、気になったらチャットしてみてください。

(この記事でさらに詳しく書きました↓クリック)

それから 約 二週間後…

中華カーボンホイールのインプレッション!

やっとかい!
ここからがメインコンテンツです(笑)

注文してから2週間足らずで、中華カーボンホイールらしき大きな荷物が家に届いていた!ここからは、テンションが上がりながら執筆した、中華カーボンホイールのファーストインプレッションです。

梱包は簡素だが問題無いかな?

中華カーボンホイールの箱

中華カーボンホイールの梱包は上の画像の通り、何のロゴのないただのダンボール箱が透明なテープで補強されていただけでした。「中身大丈夫かよ!?」と思いましたが、箱に外傷は無かったので、とりあえず一安心(笑)

中華カーボンホイールの梱包状況

箱を開封してみると、白いビニールの袋に入ったホイールがそのまま出てきました。コストカットのためか、通常のブランド品のホイールのように、二重箱構造にはなっていませんね。

取り出したばかりの中華カーボンホイール

袋の中から中華カーボンホイールを出してみました。ロゴのない漆黒のカーボンリム。カスタマイズした甲斐がありました。リムに傷がないことを念入りに確認した後、安堵の表情を浮かべます。

思ったよりも早い!2週間以内に到着

カスタムオーダーを行ったので、もっと時間がかかると思っていたのですが、二週間足らずで到着。思ったよりも早く納品できて嬉しい驚きです。※配送にかかる時間はショップや注文時期によっても変動すると思いますので参考程度に。

追記:二回目の中華カーボンホイールは注文から届くまで約1ヶ月かかりました。(ハハハ…)

あれ、まだ届かないな…。と心配になることもあるかと思いますが、最低でも2,3週間はかかるものと思って気長に待つのが吉ですね。

付属品は最低限のモノのみ!

中華カーボンホイールの付属品
今回の中華カーボンホイールの付属品

・専用ブレーキシュー ・クイックリリース ・スペアスポーク
・スペアニップル ・バルブエクステンダー ・10s用スペーサー

とてもシンプルで最低限の付属品です。バルブエクステンダーが付いていたのは嬉しい点でした。

追記:このバルブエクステンダーですが、一ヶ月ほど使用していたところすぐに空気もれが発生し、使い物にならなくなってしまいました。なるべく早めにしっかりしたバルブエクステンダーを購入するのがおすすめです。

さらに追記:2回目の中華カーボンホイールには、バルブエクステンダーは付属してきませんでした。

急いで買い足した安定のバルブエクステンダー

毎回購入しているのが、パナレーサーの中継ぎ式バルブエクステンダー。今回はリムハイト38mmのホイールなので、20mm延長できるものを購入。おすすめです↓

Amazon価格:約1,400円

*バルブエクステンダーの種類や仕組み、取り付け方法とおすすめはこちらも合わせて参考にどうぞ〜

中華カーボンの詳細レビュー!

オーダー内容を確認

今回注文した中華カーボンホイールは、スポークの組み方などを変更し、カスタマイズを行いました。私がどんなホイール内容でオーダーしたのかお伝えします。

リムハイト:フロント/リア共に38mmハイト

50mmなどのディープリムホイールが人気ですが、今回は「セミディープ」と言われる38mmハイトを選択。確かにディープリムの方が格好良いのですが、その分重くなってしまいます。今回は軽さを重視してみました。

余談ですが、ディープリムホイールでエアロ効果を実感出来るのは 30~40Km/hで巡航する豪脚の持ち主のみです。しかし、私みたいな貧脚だとしても見た目重視で50mmを選ぶのも悪くないと思います。むしろ背中を押したいくらいです(笑)

スポーク:スチールスポークG3組み

カスタムしないと通常はラジアル組みで送られてきますが、G3組みもOK!とあらかじめショップの人から許可を貰ったのでG3組みに変更してみました。これは、主にカンパニョーロが採用している独自のスポークの組み方で、スポークの本数が通常よりも少なくなっています。

G3組みとラジアル組みの違い
G3組み(リア)とラジアル組み(フロント)。ラジアル組みはスポークが交差しないのが特徴だ

スポークが少ないので、耐久性が若干心配です。体重が重い方やホイールの剛性を重視したい方は避けたほうが良い選択肢です(耐久性度返しで格好よさを追求した結果だから、くよくよしない!

リムタイプ:チューブラー

最近では年々使っている人が減っているチューブラータイプですが、あえて選んだのには理由があります。それは、クリンチャーよりもリムの構造がシンプルで丈夫だから

カーボンホイールでダウンヒルをすると、ブレーキング中にリムが熱くなります。流石に溶けるまでは行かないにしても、構造が複雑なクリンチャータイプよりも、チューブラーの方が若干安心できるのではないか、と考えています。

リム仕上げ:3kマット・バサルトブレーキ加工

「バサルト」とは玄武岩(basalt)のことで、岩石の成分をブレーキ制動面に練り込むことで、ブレーキ性能の安定化を図るための工夫です。安価な中華カーボンでもこの機能が付いているというのは意外であり、安心感がありそうです。

どれくらい軽量化された?

前後セットで約1350g。

鉄下駄ホイールが約1,900gなので、ホイール前後セットで550g以上劇的な軽量化に成功!

さらに今回は、クリンチャーよりもかなり軽量なチューブラータイヤなので、タイヤも含めると、恐ろしいほど軽くなるぞ…!(恐らく、合計で1キロくらい軽くなりましたw)

フロントホイールの重量

中華カーボンのフロントホイール
フロント

リムハイト38mm 
スチール エアロスポーク 18本
フロントホイール重量:約590g

リアホイールの重量

中華カーボンのリアホイール
リア

リムハイト38mm  
スチール エアロスポーク G3組み 18本 
リアホイール重量:約760g

中華カーボンホイールの表面の仕上げは?

定番の軽量ハブ、Powerway R13ハブ  (単品前後で9000円くらいの安いやつだ)
定番の軽量ハブ、Powerway R13ハブ (単品前後で9000円くらいの安いやつだ)
ブレーキ面のバサルト加工(滑り止め加工)がされている。
ブレーキ面のバサルト加工(滑り止め加工)がされている。
リム幅23mmのチューブラータイプのリムだ。加工はきれいだと思う。
リム幅23mmのチューブラータイプのリムだ。加工はきれいだと思う。
品質チェック済みシールと管理バーコードが貼られていた
品質チェック済みシールと管理バーコードが貼られていた

見た感じはとても良さそうだが…?

製品を見る限り、傷も、振れもなく、品質はしっかりしているように見えます。耐久性や乗り心地などは実際に乗ってみないと分からので、詳しいインプレッションはその後でお伝えします。

今回の記事はここまで!(のはずだった)

筆者
筆者

(2018/12/20追記)

ここからは追記記事。あれから2ヶ月の月日が経ち…!

二ヶ月乗ったインプレッション!

取り出したばかりの中華カーボンホイール

実際に二ヶ月以上の間、中華カーボンホイールでガシガシ乗りました。乗ってみて感じた、中華カーボンホイールの実際の乗り心地や耐久性などについてお伝えします。

結論から言うと、素晴らしい。

はい!タイトル回収しました。

素晴らしいと言っても、完璧な訳ではないし、値段を考慮しなければもっと良いホイールはいくらでも存在します。少なくとも、全ての人におすすめできるものでは無いでしょう。

では、何が素晴らしいのか?

それは、なんと言っても初心者が鉄下駄を脱却するためのホイールとしての、圧倒的なコストパフォーマンスの高さでしょう。

実際に乗り込んでみたところ、意外にもかなり好感触で、普通に軽量なカーボンホイールなのです。この品質で、35,034円(関税なし・送料込み)とは、到底思えません。

大きな不満点が出てこない!

グッド!

正直3万5千円という破格だったので、まともに使えるものではないと考えていたのですが…しっかりと軽量カーボンホイールとしての役割を果たしています

ただし…気になる点も(デメリット)

もとが最底辺の鉄下駄ホイールだったので、この品質と価格には非常に満足しているのですが、気になる点も存在します。中華カーボンのデメリットとして、正直にお伝えしましょう。

大きな問題は無いが、大きな感動も無い

前後セット1350gのカーボンホイールに交換したことで漕ぎ出しは圧倒的に軽くなりました。中華カーボンホイールが届いた直後には感動して楽しく乗り回していましたが…。

この2ヶ月の間で、他のいくつかのカーボンホイール(実売20万円程度の商品)を借りて比較しました。そこで気がついたのが、

まだまだ上の性能はあるんだなぁ…

ということです。

当たり前の事実ですけどね。他の高級なカーボンホイールに乗った時の感動には劣る、ということです。

その理由は「剛性」の不足

その理由の1つとして挙げられるのが、リムの剛性の低さです。比較的弾性が低く、柔らかめのカーボンを使用しているからでしょう。

剛性が低いカーボン素材は、竹のようにしなる性質があります。そのため、ペダルを思いっきり踏み込むと若干たわむ感じがするのでしょう。

少なくとも、完成車付属の鉄下駄ホイールと比較すると気がつけないレベルですが、他の高級なホイールと比べるとどうしても差が出ます。

また、細かい点をあげると付属品のブレーキシューの性能があまり良くなかったので交換しました。

これを機に、ブレーキシューについても人気の5つのモデルを比較しましたので、是非参考にしてみてください↓

なんだかんだ言ってオススメできる

デメリットについても書きましたが、中華カーボンホイールは選択肢として十分にお勧めできます。ましてや、かつての私のように 完成車付属の鉄下駄ホイールを履いている人にとっては、相当のパフォーマンスアップが期待できます。

低価格で気軽にカーボンホイールを試したい方、軽量化のために大きな一歩を踏み出したいのなら、中華カーボンホイールの購入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

中華カーボンホイールを使ってみることで、ホイール交換によってロードバイクの走りが劇的に変化することを実感し、さらなるロードバイク沼の深みに誘って(いざなって)くれることでしょう!!

今回の記事はここまで!長らくお読み頂きありがとうございました!(と、なるつもりだったけど…

(2019/04/01追記)

あれから更に月日は流れ、購入から半年が経過しました。

中華カーボンホイールに乗り続けて半年が経過!

追記のさらに追記です。月日が流れるのは速いもので、この中華カーボンホイールを購入してから、早くも半年が経過しました。現在の様子はどうかというと…?

半年が経過した中華カーボンホイール。若ブレーキのかすれが見られるが、健康状態は概ね良好だ
半年が経過した中華カーボンホイール。若ブレーキのかすれが見られるが、健康状態は概ね良好だ

問題なく3,000km以上走破

中華カーボンホイールを購入して、半年以上乗り続けました。走行距離はサイコンのデータ等によると約3,000~3500kmというところ。あれから、特にマイナス要素はなく有意義に使用しています。

強いて言うのであれば、リアホイールのブレーキ面が摩擦により削れてきました。これはブレーキを続けていれば当然起こる現象ですし、ブランド品のカーボンホイールと比べても、妥当な消耗具合といったところ

日頃から斜面をブレーキしながら下ったりと、中華カーボンならではの雑な使い方をしていますが、私が購入した中華カーボンホイールについてはかなりの耐久性があることを確認しました。(当たりだったのかな…!)

トーイン調整でブレーキの利きが改善!

ロードバイクのブレーキケーブル

中華カーボンホイールに交換した当初は、

購入当時の筆者
購入当時の筆者

ブレーキの効きが弱い!カーボンホイールのブレーキはこんな感じなのかぁ!

と焦っていたのですが、付属のブレーキシューを交換した後にトーイン角度の調整を行ったところ、ブレーキタッチが劇的に改善。 アルミリムのブレーキと遜色ないレベルの制動力が得られるようになりました。

もしカーボンホイールでブレーキの効きを心配している方がいましたら、トーイン調整を見直してみてください。イチオシです。

ヤビツ峠をヒルクライム&ダウンヒルした感想

ヤビツ峠を中華カーボンホイールで走破

このホイールを装備したPINARELLOで、ヒルクライマーの聖地、ヤビツ峠に登って来ました。神奈川県にある峠で、獲得標高は約500m、平均勾配5.6%、最大勾配は14%程度の、比較的緩やかなヒルクライムコースです。

登り|鉄下駄から解き放たれた軽さ

まずは登りのインプレッション。比較対象がシマノの鉄下駄ホイールなので当たり前ではありますが、ペダルを回して登る際の、体感バイク重量がとても軽く感じます。背負った1キロ余りのリュックサックを投げ捨てて開放したかのような変化がありました。

もともと「軽さ」を求めて新しいホイールの購入を決めたので、この点は満足です。

剛性の足りなさは否めない

恐らくは、スポークのしなりがスゴい。G3組で、前後ホイールとも通常のラジアル組みよりも本数を減している影響がここで出てきてしまいました。言葉では中々言い表せない、微妙な柔らかさを感じます。

これは、廉価な鉄下駄ホイールと比較した時に感じ取ることは非常に難しいですが、他の高級カーボンホイールと比較すると顕著です。友人が使用しているカンパニョーロ「ZONDA」の方が、この点は圧倒的に勝っているでしょう。同じG3組ですが、スポークのタイプや材質が異なるのが大きな理由だと思います。ZONDAは、「ストレートプルタイプ」のスポーク及びハブを使用しており、私の中華カーボンが採用している「Jベンドタイプ」よりも、スポークの張りを強くできるからです。

下り|安定感のあるコーナリング

剛性が不足していると書いたので、下りのコーナリングが不安になる方もいるかと思いますが、こちらでは比較的剛性の影響は受けていないようでした。恐らく、使用していたタイヤ「Vittoria CORSA」の優秀な働きによるところが大きいかと思います。

こちらの記事にてインプレッションもしています。

ブレーキングはやや怖い

カーボンホイールで最も不安なのが「ダウンヒルのブレーキング」です。カーボンは比較的熱に弱い上、放熱しにくい素材だからです。

ブレーキの効きついては事前にトーイン調整をしたため問題ありませんでしたが、下り斜面で思いっきりブレーキングしたところ、リムから若干焦げた香りが…

初めてのカーボンホイールだったため、焦げ臭にはびっくりしましたが、話によると他のカーボンホイールでも少なからず発生するものだそう。

まぁしかし、焦げた香りが漂うのは怖いですね… ある程度速度を抑えながら、急なブレーキは避けて下るべきでしょうね。

以上、中華カーボンの半年レビューの追記でした!

二回目の中華カーボンをオーダーしました!

さてさて、ここまでカーボンホイールの長期レビューをしてきましたが。

こまでしっかり読んでくれている方がどれくらいいるのだろう…?

いたらコメントしてほしいくらい。
最後まで読んでくれてあ”り”がどう”!!

中華カーボンホイールの良さに気づいた私は、実はこのあと、中華カーボンホイールをリピ買いしました(笑)なかなか私みたいな人は居ないと思いますが。

2回目なだけあって、工夫してホイールのオーダーを行いました。スマートな買い物ができた自信があります!そんな、2回目のカーボンホイール購入の様子は、また別の記事で書くことにしました。

中華カーボンホイールの購入を真面目に考えている人や、より具体的な注文方法や、英語でのオーダーの仕方を知りたい方は要チェックの記事になっています。

筆者
筆者

最後に、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました!このサイトでの中華カーボンへの探求はまだまだ続く!

COMMENT

  1. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] しょー@自転車+デザイン より:

    あー。あー。コメントのテスト中〜。
    中華カーボンを買って、失敗したことがあったら教えて下さい!
    ちなむと私は中華カーボンシートポストを2回購入して、ポスト経を間違えて購入してしまいました!
    2回ともw

  2. かず より:

    こんばんは

    こちらの記事を読んで中華カーボンを
    購入したいと思いました。

    お店に送った文章を差しつかえ無ければ
    教えて頂きたいです

  3. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] しょー@自転車+デザイン より:

    かず さん:
    コメントありがとうございます!

    中華カーボンとはいっても、ショップによってオーダーが出来るところが限られているので、注意です!

    AliExpressの場合は、注文するときにオーダーメッセージを書く場所があります!私の場合は、「チューブラーで38mmハイト、マット仕上げ でバサルト加工、スポークパターンはG3で、シマノ用フリーハブでお願いします! という感じです。(グーグルで簡単に翻訳しました)

    参考になれば幸いです。

  4. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] しょー@自転車+デザイン より:

    この度二度目の中華カーボンホイールを購入しました。
    こちらの記事で英語でのオーダーの仕方を詳しく書きましたので、
    オーダーの参考にしていただければ幸いです!→https://innertop.com/carbonwheel2/

  5. 匿名 より:

    せめてなぜ台湾産は信頼が担保されてて、中国本土産はそれほどでもないのか、勉強してから書いたら?

  6. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] ロード乗りデザイナーSho[ショウ] より:

    中国の方が台湾より賃金が安い傾向にありますから、その分品質管理も落ちるのでしょう。

    それだけではありません。中国は共産主義が中心になってますから、仕事に対する国民の意識の差もあると思いますよ。

    中国産のものでも、しっかりと管理された品、つまりフィルターがかけられた生産品であればなんら問題はないということですね!

    台湾にはジャイアントやメリダなど高品質なカーボンパーツを量産する巨大工場も多いですから、全体的に見るとメイドインチャイナよりメイドイン台湾の方が信頼できるというのも頷ける話だとは思いますが、いかがでしょう。

  7. 匿名 より:

    超高速域からのブレーキングも試しては無いようだし、たった3000kmでは何もわからないのでは?
    結局安物では品質以前に剛性が足りない

  8. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] ロード乗りデザイナーSho[ショウ] より:

    >コメントありがとうございます。
    結局、リムのカーボン素材はT700ですし、ハブ・スポークも廉価なモノなので、剛性の足りなさは否めませんね。超高速域ではないかもしれませんが、ヤビツ峠のダウンヒルに行きましたので、その時のインプレッションを追記致しました

  9. 匿名 より:

    これから初のロードバイク購入を考えています。通販で。
    購入予定のものが鉄下駄なので中華カーボンホイール興味持ちました。

    しかし匿名で偉そうなコメントする人もいるものですね。

  10. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] ロード乗りデザイナーSho[ショウ] より:

    コメントありがとうございます!
    私も同じ状況でした。中華カーボンには色々と意見があることもわかりますが、鉄下駄からのグレードアップには非常に有意義だと思います。
    是非、うまく活用してみてください!

  11. りょう より:

    初めまして!同じく中華カーボンホイールをAliexpressで購入し、中華カーボンフレームに履かせています。11/11独身の日に大幅な割引があり、88mmのディープリムホイール前後セットで24,000円で買えました。

    ・88mmディープリム、チューブラー、Novatecハブ
    これにVittoria Stradaを建築用両面テープで貼り付け、一晩寝かせています。

    あいにくの雨で走行テストは近所のみですが、悩みは駐輪場です(^^;
    ロックの無い有人の駐輪場を探さなければ…。

    それにしてもAmazonとAliexpressの価格差。納期を度外視すれば、もうAmazonで物を買えなくなってしまいます。

    今後とも記事を楽しみにしています。

  12. ロード乗りデザイナーSho[ショウ] ロード乗りデザイナーSho[ショウ] より:

    りょう さん:
    コメントと、記事をご覧いただき、ありがとうございます。
    まずは、納輪おめでとうございます!88mmリムは硬さや空力性能の向上など色々と楽しみですね。リムテープは建築用テープで代用できてしまうんですね。驚き。

    11/11のセールは規模の大きさが凄まじかった…。良いタイミングで購入できたようで何よりです。このサイトでは、今後も中華カーボンをうまく活用するための探求を続けていきます。今後とも宜しくお願いします!

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