ロードバイクでブルベに参加してみたいんだけど、
どうやって参加するの?エントリーとか。
ブルベって、なんとなく参加方法がわかりにくかったりするよね。
だよね。あと、ベルやライト、反射ベストなんかが必須なんでしょう?
当日の持ち物も教えて!
オッケー。今回の記事でははまず、BRMのブルベに参加する流れと、事前に行っておきたい準備を調査して、どこよりもわかりやすくまとめていこう
(盗み聞きして俺も参加しよ)
そもそもブルベとは?
サイクリングイベントの1つとして知られている「ブルベ」。
もともとはどんなものなんでしょうか?
そもそも、ブルベってなんだか知ってる?
あー。そうだね、なんか長距離をみんなで走るイベント?的な
実は、ブルベは歴史のあるサイクルイベントなんだ。
まずブルベについて、さらっと
制限時間内での完走を認定するサイクリングイベント
ブルベは、レースなどとは違い、タイムや順位にはこだわらない
ロングライドのサイクリングイベント。
ルールはいたってシンプルで、制限時間内で指定のルート・
距離を完走したことを認定し、その走行距離を讃えるもの。
ブルベは、管轄する組織によって様々なものがあり、
イギリスやオーストラリアでは「AUDAX(オダックス)」という
呼称が用いられることも多い。
「ブルベ」はフランス語で「認定」の意味
「ブルベ」はフランス語の「Brevets」(ブルーベ)が
語源で、「認定」の意を表す。
実際に、ACP公式のブルベでは、300,400,600,1000,1200kmなど所定の距離が決められており、
その年の累計で規定の距離を完走したことを認定し、
認定メダルを配布している。SR認定(Super Randonner)という。
このことからも、走った距離を認定して讃えることを
根幹にしているイベントであることが分かるだろう。
出展:wikipedia
日本ではオダックス・ジャパンの「BRM」が主流
ブルベを行う団体の中では、フランスに本部がある
ACP(Audax Club Parisien)が最も有名。(1904年創設)
日本では、AJ(Audax Japan)[オダックス・ジャパン]が
このフランスのACPと日本のブルベ開催者との橋渡しをしています。
そして、ACPが規定しているブルベが、BRM[ビーアールエム]
(Brevets de Ranndonneurs Mondiaux) です。
日本で「ブルベに参加する」ということは、大半の場合がこの
BRM[ビーアールエム]のブルベになるでしょう。
へ〜。ブルベってしっかりしたイベントなんだな
でも、参加するの面倒くさそう…
日本の公式サイトがちょっと分かりにくいけど、
簡単に参加できるぞ
BRMのブルベの参加方法
BRMブルベは、AJ(オダックス・ジャパン)に所属しているそれぞれの主催クラブのサイトからエントリーできます。
ふぅ〜ん、どうやって?
地域ごとに運営団体が異なる
2019年9月現在で、日本の主催クラブは24団体。
所属団体名は以下のとおりだ。
各運営クラブのサイトから参加エントリーが可能です。
BRMブルベ参加資格は?
BRMブルベには参加条件が設定されている。それはなぜ?
ブルベは、他のサイクリストに頼ること無く
自分の力で完走することを重視している。
簡単に言うと、「自己完結できる真摯なサイクリストしか
参加できないぞー」ってことなのだ。
参加資格?厳しいの?
賠償付き保険加入が絶対条件
参加条件は難しくない。ただし、
賠償付き保険に各自で参加していることが絶対条件。
ブルベに参加する際には、有効な保険に加入しているかを申告する
必要があり、その保険にも賠償責任保険金が1億円以上である必要がある。
参加前には、必ず自分が加入している保険の内容を確認しておこう。
出展:BRM/規定
自転車の賠償責任保険について詳しくはこちらの記事で!
必ず加入すべき「自転車保険」。「自転車保険はなぜ必要?」「自転車特約って何?」などの今更聞けない話題から、自転車保険の入り方と注意点をお伝えし、最後に「おすすめの自転車保険プラン」を3つ紹介します。
エントリー(申し込み)方法
なるほど。保険加入が必要なのは分かった。
じゃ、実際にどうやってエントリーするの?
主催クラブのサイトから申し込み
日本国内には多くのブルベが開催されている。
まずは参加してみたいブルベイベントを選ぼう。
エントリー開始は、団体によりますが、実施期間の
だいたい一ヶ月くらい前からエントリーできることが多いです。
お住まいから近い、または希望の
主催クラブのサイトからブルベを探してみて
SPORTS ENTRYに登録
希望の主催クラブのサイトに進んでエントリーへ進むのですが、
大くの団体の場合は「Sports Entry(スポーツエントリー)」
というイベントエントリーサイトの仕組みを使用している。
そのため、まずは「Sports Entry(スポーツエントリー)」に
ログイン/新規会員登録をしておく必要がある。
希望のブルベにエントリー
スポーツエントリーから希望のブルベにエントリーできる。
場合によるが、申し込み期間は約10日間と、比較的短い。
先着順の場合、人気のイベントは開始から数十分で定員に
達してしまうこともあるそうなので、予めエントリー期間を把握
しておこう。
当日までにしておきたい準備
おけ、エントリーできた。あとは、当日までに
どんな準備が必要なのか教えろ下さい!!
コースや日程などの確認
キューシートを入手
多くの場合、あらかじめ主催者からExcelファイルで配布されます。
ファイルを印刷して、当日も見られるようにしておくのがおすすめ。
GPSルートを入れておく
キューシートでも基本的な流れは把握できますが、GPS機能付きの
サイクルコンピューターにルートを入れておくと、非常に安心。
「ルートラボ」などで自分でルートを作製するか、
場合によっては公式サイトでルートファイルを配布している場合も
あるので、確認してみよう。
装備品のチェック
自転車のレギュレーションや、
必要な装備などのルールはどうなってんの?
参加するために必要な装備
これらの装備が最低限必要になる。
特にライトや反射ベルトに関してはブルベ独自の規定なのでチェックが必要だ。
出展:BRM/規定
必要な持ち物のチェック
権利放棄書は、キューシートやエントリー情報が公開されるのと同じように、
各主催クラブのサイトで配布されます。
あらかじめ印刷し、必要な項目を記入して当日持参します。
BRMブルベの当日の流れは?
ほおほお。ちなみに、
当日の流れはどんな感じなん?
一応さらっと確認しておこう
受付を行う
所定の場所・時間に集合し、受付を行います。
権利放棄書など、必要な書類を主催者に渡して、
ブルベカードを受け取ります。
場合によっては事前にブルベカードが郵送されたりすることも。
ブルベカードはゴール認定のために大切なもの。
カードケースなどを用意して、大切に保管できるように
準備しておこう。
出走前にブリーフィング
ブリーフィングとは、イベントの企画の事前説明のこと。
コースの危険箇所や注意事項、また当日にコース変更が行われたり
する場合もあるので、よく耳を傾けよう。
その後、自転車や装備の確認をスタッフが行い出走する。
コントロールポイント(PC)
コントロールポイント=フランス語でPC(point de controle)と呼ぶ。
ルートの途中、数箇所に設けられたチェックポイントのことで、
有人の場合はスタッフがブルベカードに通過の印を記載する。
無人の場合は、指定のコンビニのレシートをもって
ポイント通過の証とすることが多く、ゴール受付で提出する必要がある。
フィニッシュ・ゴール受付
フィニッシュ後、ゴール受付を行います。
ブルベカードとPC(コントロールポイント)の
証明をスタッフに渡し、手続きを行います。
必要であれば、完走を認定するSR認定メダルを購入することも可能です。
(※BRMの場合。)フランスのACPから発送されるため、
メダルが郵送で届くまでには時間がかかります。
トラブルが起きた場合はどうする?
DNS連絡
DNS=Do Not Start つまり、出走前に何かしらの理由で
ブルベに参加できなくなってしまった場合は、必ず主催者に連絡する。
DNF連絡
DNF=Did Not Finish つまり、出走したけど途中で走ることが
できなくなった場合は、ブルベカードに記載されている連絡先に連絡する。
DNF後は、各自で交通手段を手配し、帰宅する。
運営側のサポートは受けられませんので、
自己責任で、気をつけて帰宅しよう。(ノンサポートの精神!)
まとめ
どうでしたか?ブルベについて、なんとなく見えてきたのではないでしょうか?
サンキュー!ブルベの
全貌がかなり分かったかも
ここまでBRMのブルベの参加方法について調査してきた。
当日持っていくべき持ち物や必要な装備については、
今回に記事ではちょびっとしか紹介できなかったので、
次の記事で詳しく説明していく!【続く】
コメント
BRMの千葉200km(検見川)初挑戦したい!人気が高くてすぐに埋まってしまうという話を聞いたので、PCに張り付くか