GARNEAU AXIS, SL2。ガノーの軽量アルミバイク
その本当の魅力と、オーナーさんによるリアルな意見が分かる!
GARNEAU AXIS SL2!
カナダのメーカー「ガノー」の
高品質なアルミロードだね
気になってるけど、実際どうなんだろう
実際に乗ってる人の意見が一番参考になりそうだから聞いてみようよ
マジ?意見を聞いてみたい!
乗ってますよ〜
いつもお世話になっている岡田 昌宜さんです
今回は愛車のインプレをお願いします!
この自転車に実際に乗ってる人から意見を聞いてみたい!
そう思ったことは、ないだろうか。
何より参考になるのは、実際に購入して乗っている人のインプレッション。この記事が、ロードバイク選びに迷う人達の参考になれば幸いです。
SPECIAL THANKS
岡田 昌宜@okadamasataka
自転車大好き声優/ベーシスト/ボイストレーナー
*この記事は、ツイッターでお世話になっている、
岡田 昌宜さん(@okadamasataka )のご協力により作成しています。
まずは、GARNEAU AXIS SL2について
スペックなどをさらっと調査!
カナダに本社を構えるGARNEAU(ガノー)
プロチームに機材供給も行うGARNEAU
GARNEAU(ガノー)は、かつて自転車のオリンピック代表に選ばれ、
芸術家でもある「LOUIS GARNEAU 氏」が
カナダ・ケベック州で創設した自転車メーカー。
「ガノー」は街乗り用の自転車から、レース用の本格的な
ハイエンドバイクまで幅広い自転車を製造。
レースシーンでは、コンチネンタルチームの「GARNEAU QUEBECTOR」、
片山右京が率いる日本のプロチーム「TeamUKYO」などのチームに
機材提供を行っています。
カナディアンブランドらしい、飾らないデザイン
トレンドに惑わされる事のない、
基本に立ち返った理論をデザインの根幹としており、
結果としてシンプルで飾らないバイクが多くなっています。
タイムトライアルバイクなども製造しており、その技術は
ロードバイクにも活かされています。
カジュアルなイメージの「ルイガノ」とは真逆かもしれません。
「ルイガノ」はあさひが所有する姉妹ブランド
日本で販売されている「ROUIS GARNEAU」は、
サイクルベースあさひが使用許諾を得て販売している、
あさひのオリジナルブランドという形態となっています。
カナダ本国で販売されている「GARNEAU」との関係性は薄いようです。
日本においては、プロモーションを頑張って行っている「ルイガノ」の方が
認知が高く、本国の「ガノー」の方を知らない人の方が多いという
不思議な現象が起きています。
そのため、あさひの「ルイガノ」に対する評価と、カナダの「ガノー」に
対する評価が混同されて論じられることもしばしば。
剛性と快適性を両立した軽量アルミバイク
ガノー AXIS(アクシス)は、ガノーが日本国内で販売する
唯一のアルミロードバイクライン。
中でも「AXIS SL2 2016」は、シマノの高性能コンポーネント「105」
をメインに装備した、ロードバイクを始めるのに最適なラインナップです。
*2018年より、モデル名称が変更になり、2019年モデルでは
「AXIS C1」に相当します!参照:2019 Bikes/Garneau
軽量な6066 アルミチューブと剛性に長けた6061 アルミチューブを
組み合わせ、「ハイドロフォーミング技術」で成形したフレームは、
剛性と快適性のバランスが最適化されています。
GARNEAU AXIS SL2のインプレッション
GARNEAU AXIS SL2に乗っているオーナーさんによる、
愛車の再インプレッション・レビューを御紹介します!
GARNEAU AXIS SL2
コンポーネント/パーツ
まずは、自転車を構成するパーツ類から御紹介していきます。
完成車ではフル105構成のAXIS SL-2ですが、
どんなカスタマイズを行っているのでしょうか…。
コックピットはサイコン/スマホ/ライトがスマート!
105 5800→Dura-Ace 9100
完成車購入時では105(5800シリーズ)でしたが、現在は変装して、
DURA-ACE9100組みになっています。
デュラ組に変装?!
グレードアップ具合が凄まじい
現在の構成パーツ
コンポーネント | シマノ デュラエース(R9100シリーズ)11スピード |
---|---|
ホイール | MAVICキシリウムエリート |
タイヤ | ミシュランプロ4/Vittoria ラテックスチューブ |
ハンドルバー | BBB レーサー BHB-35 380mm |
ステム | TNIアルミステム Black 17° 90mm |
スサドル | GARNEAU 純正 |
ペダル | Dura-Ace (PD-R9100) |
シートポスト | TIOGA AL2000 |
クイックレリーズ | BBB BQR-21 チタンシャフト |
フロントライト | CATEYE VOLT400 |
リアライト | Gaciron W06 |
サイコン | CATEYE MicroWireless + レックマウント |
その他 | PRO PRHS0072カーボンヘッドキャップ |
フレーム自体も珍しいモデルですが、
このフレームに新型デュラを載せている人はそうそう居ないはずです
あえてこのフレームをデュラ化してしまう辺りにオーナーさんの
フレームへの愛着が伺えて、個人的にも非常に印象の良い一台です!!!
こだわりのパーツは?
こだわりのあるパーツをお聞きしました。
Lixada カーボンボトルケージ
コストパフォーマンスの高いカーボンケージ
2000円を切る価格ながら、18gと超軽量なカーボンボトルケージ。見た目もシンプルなので、メーカーにこだわりがなければぜひおすすめしたいパーツです
詳細/購入はこちらから
ブランドよりも性能と価格でパーツを選んでいるのですね。
シンプルなので、どんなバイクでも使えそうです
ノグチ 2カラーバーテープ
フレームとのカラーコーディネート
厚みがありクッション性が高く、さりげないカラーコーディネートが魅力的!
もちろんグリップ力もしっかりしていて、性能面でも気に入っています。
詳細/購入はこちらから
目立たせすぎず、退屈すぎないカラー。車体全体で統一された
「赤×黒」のコーディネートですね!
GARNEAU AXIS SL2の乗り心地は?
フレームを選ぶ際に、見た目以上に大事な要素である「乗り心地」「走行性能」について紹介します。
振動吸収に優れ、クルーズ走行に最適
アルミフレームとは思えないほどの振動吸収性。
長めのホイールベースも相まって、ロングライドでは最高の相棒になります!
レースでは今ひとつ剛性が足りない面も…?
弱点はBB周りの剛性不足。しなやかで乗り心地はすごくいいのですが、レースやヒルクライムなど、ガシガシ乗るには加速感や反応が物足りなく感じます。良くも悪くも、わかりやすくエンデュランスモデルですね。
高いポテンシャルを秘めた軽量アルミロード!
コンポやスモールパーツの軽量化でペダル込み7.4kgという軽さを実現できました。完成車105組みで税込み18万円くらいのミドルグレードアルミですが、秘めたポテンシャルは廉価カーボンをも凌ぐのではないかと思います。
GARNEAU AXIS SL2を選んだ理由は?
とにかく人とカブりたくない!というこだわり。
初めてのロードバイクで、「とにかく人とカブりたくない!」というこだわりがあり、このGARNEAUを選びました。案の定、リアルで同じ車体を見たことは1度もありません笑
実は仲の良い友人がこのフレームを乗ってるんですが、
その人もリアルで見たことはまだないと言ってました
当時は素材などわからず見た目で選びましたが、結果として、見た目もスペックもすごく自分好みに仕上がっています。これから更に進化させていきたいですね。
一台目のロードバイクでガノーに目を付けるとは、
センスが良いとしか言えません…。
ガノーに乗っている人は、純粋に走ることを楽しんでいる
人が多いような気がしています。さらなる進化が楽しみです!
個性のあるバイクを探している方にはぴったりな「ガノー」。
気になる方は是非公式サイトでチェックしてみて下さいね。
型落ちモデルを探すのもありかもしれません
とにかく完成車のコスパがいいです。
型落ちで10万円切る価格で手に入れた人もいるそうです!
細かなパーツ類はコストダウンのために廉価パーツが付いていますので
交換の余地がかなりありますが、
アルミフレーム単体としてはかなりの完成度だと思います!
完成車重量で約8.9kg。十分軽い・・・?
アルミバイクとしては比較的軽量ですね
105組みで10万を切るというのは衝撃的!
良くも悪くもあまり目立っていない「ガノー」だからこそ、
格安で他人と被らない粋なバイクと巡り会えるかもしれませんね。
まとめ
ここまで、ガノー/GARNEAU AXIS SL2を御紹介してきましたが 、
いかがだったでしょうか。
今後も、「実際のオーナーさんによるリアルなインプレッション」
をお届けし、ロードバイク選びに迷う方の
参考となるようなコンテンツを作製していきます。
最後に、ご協力頂きました、岡田 昌宜さんにお礼申し上げます。
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岡田 昌宜@okadamasataka
自転車大好き声優/ベーシスト/ボイストレーナー
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コメント
ルイガノとガノーブランドの説明不適切だと思います。
ガノーはカナダで設計された由緒正しきルイ・ガノさんのブランドで
ルイガノは日本でしか販売されておらずサイクルベースあさひ(株式会社あさひ)がカナダ本国の認可のもとデザイン、設計して販売しているはずです。
ご指摘ありがとうございます。
該当箇所の確認・修正をいたしました
誤解を与えてしまうような表記になっておりましたこと、お詫び申し上げます。誠にうっかりしておりました。不適切な説明にならぬようチェックを重々気をつけて参ります。
innerTop運営者Sho