タイヤシーラントの入れ方
「ダイソーの注射器が神!!」
シーラント剤とは?【ノーチューブ タイヤシーラント】
パンクを瞬時にふさぐ、マジですごいやつ。
MTBでの多数の革新的技術で知られるブランド、「NOTUBES」のタイヤシーラントをご存知でしょうか。主にチューブラータイヤで使われるものですが、あらかじめチューブ内に液体のシーラント剤を少量注入しておくことで、走行中にパンクより生じた穴を瞬時に塞ぎ空気漏れを防ぎます。
シーラント剤がパンク穴を瞬時に塞いでくれるため、たとえパンクが起きたとしても、チューブラータイヤを交換せずに使い続けることができるのだ。
パンクの心配を無くして安心のライドへ!
チューブラータイヤは、チューブがタイヤの内側に縫い付けられているため、パンクしたとしてもチューブのパンク修理をすることが困難です。
パンクした際、クリンチャータイヤであれば一本¥1,000ほどのインナーチューブを交換すれば良いのですが、チューブラータイヤの場合はタイヤごと新品に取り替えなければならずとても高くつきます。
そんな不安を解消してくれるのがシーラント材です。シーラント材がチューブの中に入っていると、100%ではありませんが、ある程度傷によるパンクが起きた時、高確率で瞬時に穴を塞いでくれます。
そのタイヤをそのまま使い続けることができるので、パンクによるサイクルコストをかなりカットでき、安心感も得られます。
本当にパンクを一瞬で塞ぐのか?衝撃な映像がこちら。
シーラント剤を入れたタイヤを釘でグサグサに!!!
でも。穴が瞬時に塞がる。この刺し方はやりすぎだろ…(笑)衝撃です。
これだけ穴を塞ぐ能力があるのなら、道に釘やガラスなどが落ちていても、何の問題もなさそうだな、と想像が付きますね…!
「NOTUBES(ノーチューブ)」は老舗のチューブ・タイヤメーカー
NOTUBESはMTBでの多数の革新的技術で知られるブランドです。
チューブレスシステムやタイヤシーラント、 そしてチューブレスリムやタイヤなどが、世界中でレクリエーションライダーからオリンピック選手にまで使用されています。
その理由は、軽量が最大の特徴である性能の高さと、コストパフォーマンスです。 さらにその技術と実績を活かしロードレース用のリムとホイールセットの販売を開始しました。
北京オリンピックで金メダルを獲得したZTRシリーズの実力がMTBとROADで発揮されます。
どうやって入れるの?(とても簡単!)
ノーチューブのイヤシーラント剤は、どのようにして入れるのでしょうか。今回は、仏式バルブのチューブラータイヤを例に、入れ方を順を追って説明します。
ちなみに超簡単です・・・!
チューブレスタイプも基本的に使用する器具や仕組みは一緒なのですが、「ビードを上げる」など、チューブラーには無い手順があります。そちらはまた別の記事で紹介する予定です。
専用のインジェクタ(注入器)が売られています!
ノーチューブタイヤシーラントをチューブに入れるために設計された専用インジェクターがノーチューブから販売されています。Amazonや楽天などで購入可能です。
ノーチューブ側としてはこの純正インジェクタを使ってシーラントを注入することが推奨されているようです。
だが、しかし・・・!
純正インジェクタの使い勝手が悪 すぎ!(ゴミ)何か代用品は?
ノーチューブ公式のインジェクタですが、仏式バルブに対しては先端の穴が若干太く、液漏れが起こるのだといいます。
純正にも関わらずストローの先端を加工するなど工夫が必要です。また価格も¥2,000程します。
公式のくせにゴミ!とのレビューも。
アマゾンのレビュー評価も悪く、何か代用品がないかと探していたところ、「どうやらダイソーで購入できる注射器」が使える?!という噂を聞きつけ、試してみることに。
ダイソーの百円注射器が神すぎる件。
「いいから今すぐダイソー行って。」
インジェクタの代替品として使えるらしいと噂になっていたのが、ダイソーで売っている注射器(針なし)¥100です。
先端の太さがバルブコアを外した仏式バルブにぴったりなのだとか… 。さて、本当に百均の注射器なんかで成功するのでしょうか?
結論から言うと、これ、最高でした。なので、今すぐダイソー行って下さい。この記事読まなくてもいいのでダイソー行って。
確認のため実際にやってみた
あのあと、普段の三倍の出力で、速攻で近所のダイソーに行き、例の注射器(税込¥108)を入手してきました。
早速実際にノーチューブタイヤシーラントをこのダイソー注射器で注入してみます!
使用したモノ
・NOTUBES TIRE SEALANT
・ダイソーの注射器
・適当なマグカップ(カップ等でも平気)
・バルブコアツール(バルブエクステンダーに付属していたもの)
ロードタイヤちょうど2本分使うなら[2fl]
2 fl ozの小さいパッケージ1本で、ロードバイクのタイヤ2本(前後)ぎりぎりの量になります。30Cなどの太いタイヤに使いたい方や、MTB用タイヤの方は1本では足りませんので、2本購入することになります。
ロードタイヤ約10~15本分、圧倒的お得な[16fl]
16 fl ozでは、ロードバイクのタイヤなら最大15本程度分 使用できます。価格はこちらの方が圧倒的にお得なので、予備用も兼ねて多めにストックするのがおすすめです。友人と共有するのも良いかもしれません。
注入されるタイヤ
今回は、Vitria(ヴィットリア)の 「コルサスピード チューブラー」に注入していきます。
いよいよ注入の手順を紹介!
手順を追ってゆっくりやってみて下さい。とても簡単です。
1.空気を抜いた後バルブコアツールを使用してチューブのバルブコアを外す
2.一回分の量より少し多めのタイヤシーラントをマグカップに入れておく
3.注射器で規定量のシーラントを吸う(ロードバイク用チューブラーでは30-40㎖、MTBの太いタイヤでは60㎖)
4.チューブの中へ注入する
5.溢れた液は布巾で拭き取る
6.バルブコアツールを使用し、バルブコアを取り付けて固く締める
7.空気を入れて完成
成功!初心者でもとても簡単だった。
ダイソーの百円注射器を使うことで初心者でも簡単にノーチューブタイヤシーラントを入れることができました!注入口は「ぴったり」で、用意した布巾はほとんど使うことがありませんでした(笑)
タイヤシーラントを注入しておくことでパンクしたとしても高確率で瞬時に穴を埋めてくれるので、普段の走行から安心できますし、タイヤシーラント自体も安価に購入することができますので、ぜひ実践してみてください!
これだけは絶対気を付けて!【後悔しないために】
空気を入れる際の、バルブは上!
失敗してしまいました。いつもどおり空気を入れようとしたら、中からシーラント剤が吹き出してきたのです。
原因は、バルブを下側にして空気を注入したことです。(バルブの向きは上向きです。*ややこしいですよね)
バルブが下側のまま空気をいれると、チューブの中の液体のシーラント剤が下側に溜まってきます。そして、空気を注入し終わって空気入れの先端をバルブから外した瞬間に、中からシーラント剤が吹き出して来るのです…。
空気入れる時、バルブは上側へ!
そんで、実際パンクしなかったの?
このシーラントを入れてから半年乗り回しました。
そして、パンクした回数はというと・・・!
0回!
果たして、運良くパンクしなかっただけなのか、実はパンクしていてNotubesのシーラント剤に助けられていたのか、定かではありません。
ですが、「シーラント剤を入れている」という安心感で、パンクした時のリスクを考えずに走ることが出来て、大変満足しています。
あなたも是非、Notubesのタイヤシーラントを使ってみて下さい!
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コメント
シーラントの注入器について調べていたところこの記事を拝見いたしました。
早速、ダイソーに行ってきます。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。少し古い情報なので、今もダイソーで入手できるかな…?無事に成功したら是非教えてください!