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ディクスロードで輪行する際の注意点とおすすめの輪行袋5選!

メンテナンス

輪行とはロードバイクを電車やバスなどに載せて移動することです。自走で行けないところまで行けるため、ライドの行動範囲を一気に広げてくれます

近年では主流となったィスクブレーキロードバイク(以下、ディスクロード)でも使いやすい輪行袋が多数発売されており、さらに輪行が身近になりました。「ロードバイクでもっと遠くへ行きたい!」そんな思いをかなえてくれる輪行はとてもおすすめです。

ディスクロードはリムブレーキの車両に比べ、輪行する際に気を付けなければならないことがあります。この記事では、ディスクロードを輪行する際の注意点と、おすすめの輪行袋をご紹介します。

ディスクブレーキとリムブレーキの輪行する際の違い

輪行する際にはホイールを外すことが必要です。その際にディスクロードではローターや、ブレーキキャリパーが露出することになり、重要部品を保護することが必要になります。

また、ほとんどのディスクロードは油圧ブレーキを使用しており、タイヤを外した際にブレーキレバーを握ってしまうと、ブレーキが閉じたままとなってしまいます。

ディスクロードで輪行する際のポイント6点

1 ローターカバー、スプロケットカバーを用意する

輪行の際にホイールを外したら、ローターカバー、スプロケットカバーでブレーキローターとスプロケットを覆いましょう。

カバーを装着することで、フレームに接触し、フレームに傷がつくことを防げます。ローターカバー、スプロケットカバーの代わりになるのがホイールカバーです。ホイールごと覆ってしまうことでホイールの保護とフレームの保護が同時に可能です。

カーボンホイールなど、高級なホイールに傷がつくのは避けたいですよね。そんな方はホイールカバーもご検討ください。

2 ホイールを外した状態でブレーキレバーを握らない

ディスクブレーキロードバイクの輪行ではホイールを外した状態でレバーを握らないようにしましょう。

ホイールを外した状態でレバーを握ってしまうと、ブレーキパッドが閉じた状態になり、自然にはもどらなくなってしまいます

なぜそうなるのか?

油圧ブレーキではパッドが減るにしたがって、ピストンが自動調整され、パッドが少しずつ閉じていくようになっています。

ローターが閉じた状態=パッドが減っている状態、と認識して、パッド位置が閉じたままになってしまいます。閉じ切ってしまったパッドを開くのは容易ではなく、専用工具が必要になります。

出先でトラブルとならないようホイールを外した状態でブレーキレバーを握らないようにしましょう。

3 パッドスペーサーを利用する

輪行中、ふとした際にブレーキレバーに触れてしまうことがあります。その際にパッドが閉じてしまわないように、パッドの間にはパッドスペーサーを挟むようにしましょう。

パッドスペーサーがローターの代わりになり、不意のトラブルを防いでくれます。完成車には純正のパッドスペーサーも付属しますが、輪行の際にとれてしまうことがあり、別売りのパッドスペーサーを用意することをおすすめします。

別売りのパッドスペーサーは輪行に適したものが多く販売されています。

オーストリッチ(OSTRICH) ダミーディスクローター 484円

パッドスペーサーはオーストリッチのダミーディスクローターがおすすめです。

オーストリッチダミーディスクローターはスペーサーにゴム紐がついており、ゴムを本体にくくり付けることができます。

これにより、ペーサーが外れることを防止することができ、取り外しも容易です。

あくまでゴム紐なので、劣化してゴムが伸びてしまった場合は、安全のためにも新品に交換しましょう。

4 スルーアクスル用の工具を持参する 

ディスクロードの多くがスルーアクスルという構造を採用しています。

そのため、ホイールを外す際には専用工具が必要です。輪行の際には専用工具を持参するようにしましょう。

スルーアクスルでもクイック式シャフトを利用することで、工具を使わずにホイール着脱をすることができます。輪行が多い方はクイック式のシャフトを使用するとよいでしょう。

5 ディスクロード用エンド金具を装着する

ディスクロードに関わらず、どんな自転車でも輪行の際はエンド金具を装着しましょう。

後輪を外した場合にフレームエンドが接触し、破損することを防いでくれます。ディスクブレーキで気を付けたいのは、エンド金具のサイズです。クイックリリースのリムブレーキ車とは異なり、スルーアクスル用エンド金具が必要となります。

ディスクロードは、リヤエンド幅が142mmで12mmのシャフトを使ったスルーアクスルが主流です。

自分のロードバイクにあったエンド金具を選びましょう

6 ブレーキローターの取り扱いに注意

ブレーキローターカバー着脱の際や、ホイール取り外しの際はローターに触らないように注意しましょう。ローターに油分は厳禁で、油分がついた場合はブレーキの利きが悪くなり、最悪の場合は事故にもつながりかねません。

また、輪行の際はスプロケットカバーを誤ってブレーキローターに使わないように気を付けましょう。スプロケットの油がローターについてしまう危険があります。

輪行時はローターを曲げないように気を付けましょう。ホイールを外す際や収納する際に、他部品との接触してローターが曲がってしまうことがあります。曲がってしまった場合は本来のブレーキ性能を発揮できないばかりか、部品交換が必要となる場合があります。

ローターは回転方向には強く作られていますが、横方向の力にはとても弱い作りとなっているためです。

最後に

事前に自宅で出し入れの練習を行い、トラブルがないようにしましょう

最初は慣れていないため、収納に30分以上かかることもあり、出先で電車に乗り遅れるというようなことにもつながりかねません。

5分から10分で出し入れできるくらいまで慣れてから出かけるとよいでしょう。

輪行袋の種類

輪行袋には大きく分けて3つの種類があります。

1 縦型

最もコンパクトに収納できるのが縦型です。ホイールを前後外し、フレームエンド(後方)を下にして収納します。新幹線の荷物スペースでも通路にはみ出すことなく収納でき、狭い場所でも周りに迷惑をかけることなく、移動することができます。

縦型はフレームエンドを下にするため、フレームエンドを保護するためのエンド金具が必要となります。大切なフレームを保護するためにも必ずエンド金具を装着するようにしてください。

2 横型(逆さ置きタイプ)

縦型の次にコンパクトな輪行袋が横型(逆さ置きタイプ)です。ホイールを前後外し、サドルを下にして収納します。車体を逆さにしホイールを外したら、そのまま袋に収納するので、スピーディーにロードバイクを収納することができます。

エンド金具は必ずしも必要ではありませんが、車体を保護するため、装着していると安心です。

3 前輪のみ外すタイプ

前輪のみ外し、車体を逆さまにして収納する輪行袋もあります。サイズが大きくなるため、あまり一般的ではありませんが、一番楽に収納できるのが前輪のみを外すタイプの輪行袋です。

後輪を外さない分、サイズは縦型や横型に比べ大きくなってしまいます。鉄道やバスでは前輪のみ外した輪行が認められていない場合が多く、あまり一般的ではない方法です。

ディスクブレーキロードバイクにおすすめ輪行袋5点

ディスクブレーキロードバイクにおすすめの輪行袋を紹介します。

よく使用される、縦型、横型の輪行袋の紹介です。

1 オーストリッチ (OSTRICH) 輪行袋 縦型 4,582円

輪行袋でもっとも代表的なブランドがオーストリッチです。

有名ユーチューバーがこぞって愛用している理由はその耐久性とコスパです。価格が控えめにもかかわらず、連続使用にも耐える耐久性を備えています。

年に50回以上輪行するロード乗りが8年使用した例もあり、耐久性が抜群なところが魅力です。縦型のため、収納した際にもコンパクトで、オールマイティに使える輪行袋となっています。

オーストリッチでは他にも多くの種類の輪行袋を用意しています。いずれも国産で安心して使える製品となっているため、自分に合った輪行袋を選ぶことができます。

ぜひチェックしてみてください。

2 BIKOT(ビコット)輪行袋  縦型 4,143円

自転車の「信玄袋」とも言われるビコットの輪行袋は和柄のかわいいデザインが魅力です。単色で無骨な雰囲気になりがちな輪行袋を和のテイストで鮮やかな彩りにしてくれます。伝統ある和柄をモダンにアレンジしており、カラーラインナップは3種類です。

きんちゃく袋のように上部を紐で締める方式のため、縦型の短所でもある「安定しにくさ」も解消できます。そのかわいい見た目から、女性ユーチューバーが使用していることも多いです。せっかくなら、輪行袋も気に入ったデザインの方がいいですよね。

厚手で耐久性の高い素材のため、輪行袋をレジャーシートとして活用することも可能。輪行の機会が少ない方も、ビコットの輪行袋なら、活躍の場が広がりますね。


3 Pocket in(ポケットイン) 超軽量輪行袋 縦型 5,480円

軽さが特徴の輪行袋が Pocket in(ポケットイン) の超軽量輪行袋です。その重さは200g以下となっており、輪行袋の中では最軽量の部類に入ります。収納した際のサイズも小さいのでシートレールに取り付けても邪魔になりません。サイクルジャージのバックポケットに入れることも可能です

。軽量な自転車が好きな方は軽量な輪行袋を選んでみてはいかがでしょうか。コンパクトなため、ロングライドの緊急用に持参している方も多いです。トラブルがあった場合や、心が折れたときなど、いざというとき公共交通機関を使えると便利ですよね。

軽量な分、ロードバイクのサイズには制限があり、標準的なサイズのロードバイク(560mm)までが収納可能となっています。大柄な方や、大きめのフレームに乗っている方は事前にサイズの確認が必要です。

4 モンベル コンパクトリンコウバッグ 横型 7,400円

アウトドアブランドとして有名なモンベルからも輪行バックが発売されています。アウトドアで培った技術を用い、コンパクトで耐久性の高い輪行袋となっています。袋の裏側には収納する方法が印字してあり、初心者でも安心です。

そしてなんといってもモンベルのロゴや、裾に使われる紐がアウトドアっぽくてがかっこいいのが魅力。かっこよさも大事ですよね。

アウトドアブランドのモンベルらしく、対応サイズが29インチまでとなっており、マウンテンバイクも輪行可能。マウンテンバイクとロードバイクをどちらも輪行したい方にもおすすめです。(マウンテンバイクのサイズによっては入らない場合もあります。事前にサイズをご確認ください。)

5 R250(アールニーゴーマル) 横型軽量輪行袋  横型 5,500円

R250の横型で軽量な輪行袋のご紹介です。間口の大きくなる横型の輪行袋は重量も重くなりがちですが、R250の横型輪行袋は生地を薄く、細い糸で編むことで軽量に作られています。

ストラップ、肩紐、収納袋込みで195gとなっており、超軽量でライドの邪魔になりません。ロングライドの際に緊急用としても使えるサイズで、ホテルの宿泊時や、長時間の休憩にも使用できます。軽量な分、耐久性は低いため、耐久性を重視する方には向きません。

わかりやすいイラストのマニュアルが付属しており、輪行の歴史とマナーについても解説されています。R250はロードバイク乗りの意見を反映した製品つくりにも定評があり、とても使いやすい製品つくりで有名です。 

スプロケットカバーとフレームカバーも付属しおり、コスパが高いのも魅力ですね。

まとめ

ディクスロードを輪行する際の注意点とおすすめの輪行袋5選をご紹介しました。

輪行はロードバイクの行動範囲を一気に広げることができます。今までに見たことのない景色を見ることもでき、ロードバイクの楽しみが一気に広がるでしょう。

上手に輪行と付き合って、さらにロードバイクを楽しんでくださいね。

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