わぁっ..!
またパンクした…
最悪…な気分になりますね。通常の場合、パンク修理をして同じチューブを使用し続けることもできますが、安いチューブは直しても直してもまたパンクするものです。チューブを交換する方が適切な処置の場合も。
電動自転車やママチャリのタイヤ交換や、後輪も外したい場合はこちらの記事も
この記事では前輪のチューブ交換の仕方がわかる!!

ママチャリ・電動自転車のチューブ交換。自転車屋さんで頼むと、これだけでも相当な費用と時間がかかります。一般的にチューブ交換は難しいと思われがちですが、前輪であれば非常に簡単。
わざわざ自転車屋さんに頼むなど、はっきり言ってお金と時間の無駄!
この記事では、ママチャリや電動自転車の前輪のチューブ交換の簡単なやり方を写真で解説。順を追ってやっていけばサルでも交換できる!(ちょっと煽りすぎました)

チューブ交換か…本当にそんなに簡単なの?あさひに持っていかなきゃと思っていたんだけど。

実際は簡単であっけなくできちゃうよ。特に前輪は!
自転車店に持ち込む前にこの記事を最後まで読んでいただきたい!
チューブ交換に必要なもの

チューブ交換に必要なパーツと工具はこのとおり。
・交換用チューブ
・タイヤレバー
・10mmのスパナ
・空気入れ(フロアポンプ)
それと、手が汚れるのが嫌な人はニトリル手袋や薄手のゴム軍手を使用するのもおすすめです。以上のものはホームセンターで買えるほか、Amazon等でも購入可能です。
チューブ交換の費用
チューブ交換を自転車屋さんに頼もうか、自分でやろうか、迷っていませんか。コストと時間を考えると自分でやるに越したことはなさそうですよ。
自転車店に頼む場合
街の自転車屋さんに頼むと、パンク修理の工賃+お店指定のチューブの料金がかかります。
工賃:約1,200円
交換用チューブの料金:約1000円
合計:2200円くらい(最安価格想定)
一回だけなら安いかもしれません。工賃1,200円というのは「さいくるベースあさひ」さんの価格で、他の自転車店ではおそらくもう少し高くなるでしょう。

自転車店までパンクした自転車を持っていくのが一苦労しそう…
自分で行う場合
自分で行う場合工賃はかかりませんし、交換用のチューブは、ネットで格安なものを購入しておけます。自宅で簡単にできますし、時間も慣れれば15分程度でできるようになります。(※前輪の場合)
自転車店に持ち込む前に、手順をみてみてください。
簡単なチューブ交換方法を写真で解説!

今回、チューブ交換をしていく自転車はこちらのママチャリです。前輪の交換ならママチャリでも、電動自転車でも、子供用の自転車でも同じです。ここからの流れを真似しながら、あなたの自転車のチューブ交換をしていきましょう!
チューブ交換の方法(前輪を外すまで)

まずはこの黒いプラスチックのキャップを取ります

外れにくい場合はマイナスドライバーでこじ開けます

14mmのラチェットレンチを使用します
ラチェットレンチが無い場合も多いと思いますが、その場合は通常のスパナで構いません

上の写真で下側に力を入れています
反時計回りで緩むというワケ

ナットとワッシャーが取れますので保管!

反対のボルトを緩めます
こちらも下側に力を入れています
つまりこちらも反時計周りで緩むというワケ

カゴと泥除けの支柱を外し、ホイールを抑える小さなパーツも外して保管!
逆もしかり

すると前輪が外せました。簡単ですね

ここから本番。タイヤを外してチューブを交換していきます
チューブ交換の方法(タイヤを外して嵌めるまで)

はじめにバルブキャップやらもろもろを外します

バルブについている小さなナットを外します。

10mmのスパナで外します。

これら3つのパーツを外すワケですが、今回チューブは交換してしまうのでもう要りません

次に、タイヤレバーを使ってタイヤを外していきます

レバーを2,3本使って、スポークに引っ掛けながら外しましょう

ある程度の部分が外せたら、ビーーっとタイヤレバーを隙間にスライドさせて残りの部分も外します

タイヤの片側がホイールのリムから外れたら、バルブ部分からチューブを外していきます


コストカットのためとはいえ、これはヒドイ。
気を取り直してチューブ交換してこう

チューブを引っ張って外します

パンクしたサイズ違いのチューブはお役御免。可燃ごみとして廃棄

外した隙間から新しいチューブを入れていきます。なるべくねじれないように入れていきましょう。ねじれやすい場合は少しだけ空気を入れるとチューブを入れやすくなります

チューブが入れ終わったらタイヤを戻していきます

途中までは簡単にはまりますが、最後はテコの原理を利用してビード(タイヤの端の部分)を押し上げます

タイヤレバーを使用しても結構硬い場合があります。グーッと押し上げると

パチン!とはまると気持ちが良いです!

最後に、自転車本体にタイヤを取り付けましょう
チューブ交換の方法(復元・完成まで)

バルブの先端のパーツを取り付けます

最後に空気を入れて完成を確認しましょう

初めの「必要なもの」では紹介しませんでしたが、空気入れも良いものを使うとポンピングがとても楽になりますよ。これはおすすめのPanaracerの空気圧ゲージ付きポンプ

ホイールが外れるのを防止するスモールパーツを忘れずに取り付け。

このワッシャーは、外側に切り込み側を向けて取り付けます
そして、初めにレンチで外したナットを締めます。

最後にプラスチックのキャップをはめたら完成!※ナットのサビ防止用のキャップなので忘れずに付けましょう

お疲れさまでした!

チューブ交換に必要なものはAmazonで安く買える
自転車のチューブ交換に必要なチューブやタイヤレバー、ポンプなどはホームセンターでも購入できますが、Amazonで購入すると、安いし、買いに行く手間が省けます。私がいつも使っているものの購入リンクを貼っておきますので、ぜひ詳しく見てみて下さい。
パンクしにくい厚手のチューブ
26インチ用
27インチ用
高品質な通常タイプのチューブ
26インチ用
27インチ用
コンパクトにまとまる使い勝手の良いタイヤレバー
空気圧が見れてポンピングが軽い空気入れ
自転車がイジれるようになるスパナ兼ラチェットレンチセット
まとめ

ここまで、電動自転車やママチャリ、子供用自転車で使える、簡単なチューブ交換の方法を写真で解説してきました。いかがでしたか?意外にも簡単だと思えたのではないでしょうか?
自転車店に頼むのも良いですが、前輪のチューブ交換くらいであれば、調べながら問題なく自分で行うことも可能です。材料のチューブや工具、ポンプなども、今では簡単にネットで購入することが可能です。
これを機に「我が家の自転車屋さん」を目指してみてはいかがでしょうか。
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