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自転車専用のトルクレンチ6選|ロードバイクやクロスバイクにおすすめ!

メンテナンス
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自転車、特にロードバイクなどのスポーツ自転車のメンテナンスをするにあたって、必ず1つは持っておきたいトルクレンチ。トルクレンチにはデジタルタイプやプレセット型など種類があります。ここでは、それぞれのタイプ毎におすすめのトルクレンチを紹介します。メンテナンスのお供に、是非1つ選んでいただければと思います。

自転車用のトルクレンチの種類

トルクレンチには、大きく分けて、電池で動きモニターに現在のトルクを表示する「デジタルタイプ」と、予め設定した以上のトルクがかかると機構が空転して知らせてくれる「プレセットタイプ」、簡易的なトルクが計測できる「プレートタイプ」などが存在します。

デジタルタイプ【デジラチェ】

デジタルタイプのラチェットレンチ

ロードバイク用のトルクレンチといえば、デジタルトルクレンチを想像することも多いでしょう。トルクを正確に計測し、モニターにデジタル表示します。指定したトルクに近づくと「ピピピ」とアラームが鳴ります。デジタルタイプのメリットは、わかりやすさと数値の正確さです。プロの整備士にも使用されることが多いタイプです。

デメリットとしては、筐体が重くて大きく、この後紹介する「プレセット型」よりも2倍程度高価です。乾電池を用いるため、しばしば電池切れを起こす可能性があります。

メリット

無段階のトルク値設定

正確なトルク計測

分かりやすいデジタル表示

デメリット

高価な価格

重く、大きい

電池切れを起こす

プレセットタイプ

プレセットタイプ(プリセット)タイプのラチェットレンチ

プレセット(プリセット)タイプのトルクレンチは、電力を使用しないクラシックなツールです。予め設定された規定トルクに達すると、機構内部が空転したり、カチカチと音が鳴ることで一定のトルクで締められます。デジタルトルクレンチに比べると安価で、乾電池を買いだしに行く手間が省けます。

デメリットとしては、デジタル表示と比べて計測精度が十分でない可能性があります。(この不安は、安価なレンチに限ります。) ダイヤルを回して指定トルクを調整できる「ダイヤル型」と、予め設定された1つのトルク値のみ計測できる「単能型」があります。

メリット

安価な価格

電池交換の必要が無い

デメリット

計測精度がやや低い (一部製品)

無段階でトルクを設定できない (単能タイプ)

簡易的なトルクレンチ「プレート型」

プレート型の簡易的なトルクレンチ

プレート型は、通常のレンチにメモリが付いたもので、レバーの歪みをメモリで表すことで、大まかなトルクが分かる簡易的なトルクレンチです。安価で、簡易的に自転車を管理したい場合はこのタイプで十分かもしれません。

メリット

安い

デメリット

低い精度

おすすめの自転車用トルクレンチBEST6

ロードバイク向けの最適なトルクレンチを選ぶ際には、「設定できるトルク値」が自転車向けであることが前提です。主に、2N(ニュートン)から12Nまでの設定ができれば、ほとんどの自転車パーツを適正トルクで締められます。その他に気に留めたいのは、言わずもがな「計測精度」。カーボンファイバー製パーツや高価な自転車を整備するのであれば、正確なトルクが計測できるトルクレンチを選びたいところですね。

ここでは、メカニックがおすすめするトルクレンチを、価格・精度・コンパクトさ・自転車に最適であることを重視して、ランキング形式で6位から1位に向って紹介します。

6,TOPEAK(トピーク) コンボトルク

TOPEAK(トピーク) コンボトルク

自転車整備初級者に十分なスペック

サイクリンググッズ全般・自転車用工具を販売する「TOPEAK(トピーク)」のプレート型トルクレンチ。自転車のメンテナンスに必要な3、4、5、6mmの六角レンチとT25のTorxレンチを備える。自転車のパーツ組付けに必要な1~12Nmのトルク測定範囲を備える。

簡易的な「プレート型」なので、計測精度はたかが知れているものの、非常に安く2000円程度で購入できる。精度が高い高価な工具を買っても、工具の調整やケアができなければ使いこなすことは難しい。自転車整備の初級者にとっては、このトルクレンチは必要十分なスペックだ。

注意点として、カーボンファイバー製のロードバイクを整備する場合や、正確なトルク管理を行い人には向いていない。

5,BIKE HAND(バイクハンド) コンパクトトルクレンチ

BIKE HAND(バイクハンド) コンパクトトルクレンチ

カーボンバイクにも対応可能。自転車整備のベージックモデル。

ネットショップで安価な商品を販売する自転車工具メーカー、BIKE HAND(バイクハンド)のプレセット型トルクレンチ。そこまで大きなトルクを必要としない自転車向けに、コンパクトに作られている。3、4、5、6、8、10mmの六角レンチとT25のTorxレンチに対応。計測可能トルクは2N~24N で、自転車部品の組み付けに適したトルク設定になっている。

指定トルクになるとカチッと音が鳴り教えてくれる仕組み。先程紹介した「プレート型」よりも高い精度で管理できるので、カーボンパーツのメンテナンスにもおすすめだ。価格も4000円〜6000円程度でお求めやすい。

3, TOPEAK(トピーク) ナノ トルクバー DX

TOPEAK(トピーク) ナノ トルクバー DX

持ち運びができるスタイリッシュなトルクレンチ

TOPEAK(トピーク)の小型トルクレンチ。この商品の最大の魅力は、持ち運びにとても便利な点。本体の中に2種類のレンチビットを収納可能で、ポケットやサドルバックに収まる「ナノ」サイズを実現している。 3、4、5mmの六角レンチと、 T20、T25 のTorxレンチが付属する。4Nm、5Nm、6Nmの3種類のトルクビットが付属し、付け替えることで3種類のトルクを選ぶことができる仕組みだ。

ナノサイズながら、簡易的なメンテナンスに必要な最低限の機能を持つ。持ち運びはもちろん、常用使用のために購入するのも大アリだ。価格は7000円〜9000円程度と少し高いと感じるかもしれないが、小さい筐体にロマンがギュッと詰まったような印象を受ける。個人的にも買い増ししたい商品。

3,KTC(京都機械工具) デジラチェGEK060-R3

KTC(京都機械工具) デジラチェGEK060-R3

ゼロ戦を整備するための工具作りKTCの傑作

京都で精度の高い工具を作り続けているKTC(京都機械工具)の定番商品である「デジラチェ」。通称、”ゼロ戦を整備するための高性能・高品質な工具づくり”がKTCのものづくりの原点だ。このデジタル式のトルクレンチの評判もすこぶる良く、個人経営の自転車店オーナーにも好まれ長年愛用されている。価格はお察しの通り高価だが、精度にこだわりのある方、最高の工具が必要なあなたにおすすめ。

2,BBB(ビービービー) トルクフィックス BLT-73

BBB(ビービービー) トルクフィックス BLT-73

デジタルタイプに匹敵する精度と使い心地

オランダの総合パーツブランドBBBのプレセット式トルクレンチ。下部のダイヤルでトルクを設定し、設定トルクを超えるとクリック音で教えてくれる方式だ。個々の製品は、それぞれコンピュータ管理によりキャリブレーション(トルク補正)がかけられて出荷されており、高い精度での計測を可能としている。付属の六角ビットや設定可能トルクも自転車の整備に最適されており文句の付け所は極めて少ない。

他の多くのプレセット式に比べて品質が高く、その使い勝手の良さはデジタルトルクレンチに匹敵する(必ずしもデジタルタイプが上位グレードという訳ではない)。価格は1万2千〜程度で、デジタルトルクレンチと比べて安い。他のデジタルタイプを買うのか?それとも、この商品(BBBトルクフィックス)か?どちらを選ぶかはあなた次第だ。

1,SK11(エスケー11) デジタルトルクレンチ

SK11(エスケー11) デジタルトルクレンチ

コストパフォーマンスと高性能のベストセラー

大工道具・電動工具などのDIYツールの専門商社、藤原産業株式会社のスタンダードブランド「SK11」のトルクレンチ。先程紹介したKTCの高品質なデジタルトルクレンチに匹敵する性能ながら価格は約1万円程度と、コストパフォーマンスが高いのが魅力。Amazonでも200件近い高評価レビューが集まるなど、多くのサイクリストに選ばれているトルクレンチだ。

初めてのトルクレンチとしておすすめなのははもちろん、簡易的なトルクレンチや、プレセット式からデジタルタイプに買い替えたい、というあなたにもおすすめ。

まとめ

ここまで、自転車(特にロードバイク)のトルク管理に適したトルクレンチのおすすめランキングを紹介しきましたが、いかがだたでしょうか。

注意点として、どのトルクレンチを選んだとしても、定期的に校正・調整する必要があることを忘れないでください。高価なトルクレンチを購入すれば良い、と思っていると思わぬトラブルを起こしてしまう可能性があります。是非とも、あなたの使用用途やレベルに合ったトルクレンチを選んで頂き、あなたの自転車を健康的に保っていってください。

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