世界最軽量のボトルケージ(約4g)
ドイツ、ヴュルツブルクに居を構える小さな自転車工房である「CarbonWorks」は、これまでに無いほどシンプルなデザインの超軽量ボトルケージを発表した。
先日行われたばかりの、ヨーロッパ最大の自転車関連の展示会、「ユーロバイク2019」にて発表された。紹介動画はこちら。(ドイツ語/英語)
5gと8g、2種類のラインナップ
2種類のモデルがあり、形は同じ。
重さは片方は5グラム、もう片方は8グラムとしている。
少し重い(とはいっても超軽量である)8グラムの方は、より軽量のタイプに比べて少し丈夫になっている。その秘密は、耐久性のある特殊なプラスチックコーティングを使用していること。両者の違いはここだけだ。
計測で叩き出した驚異の最軽量、3.92g
軽量の方は、公式では5グラムとしているが、2019年9月の「Eurobike2019」で計量した際にはなんと4グラム未満だった。紛れもなく世界最軽量のカーボンボトルケージといえるだろう。
こちらの軽量の方のモデルは塗装がされていない。カーボンファイバーそのままの表面だ。塗装なしの5グラムと塗装ありの8グラムの両ラインナップはどちらとも、同じ価格で提供される。
世界最軽量ボトルケージの価格は?
価格は、現地価格で89,80 €(ユーロ)。
日本円で換算すると約10,700円。(2019/09/12のレートで計算)
これを高価と捉えるか、お値打ちと捉えるかはあなた次第だ。
軽さだけでなくエアロ効果ももたらす
このボトルケージは、軽量であるだけでなく空力学的利点もを提供するとのこと。2本のコイル状カーボンファイバー複合チューブで構成されており、使用材料を極限まで減らすことで、同時に空気抵抗を受ける面も削減しているものと思われる。
使い勝手も悪くない
5.0グラムという記録的な軽さにも関わらず、高強度と優れたボトル保持力を提供するとのこと。動画をご覧になればわかると思うが、標準的なドリンクボトルをしっかりと保持せている。また、サドル裏に取付けて使用することも、もちろん可能。
超軽量ながら日々の使用に耐えうる強度をしっかりと保持しており、使い勝手は上々だ。
世界最軽量ボトルケージの付属品は?
パッケージには黒色の陽極酸化アルミニウムねじ(ボルト)が付属している。チタンよりさらに軽い”アルミ”を固定用ねじに使用する、こだわり仕様。実際にダウンチューブに取り付けると、見た目が非常にミニマルで整っていることがわかる。
仕様
材料 | CARBONFLECHTSCHLAUCH |
---|---|
重量 | 5.0または8.0グラム |
穴の間隔 | 60-70mmのフレキシブル |
寸法(LXWXH) | 115 X 88 X 88 MM |
表面/th> | コーティングされた天然プラスチック |
価格/th> | 89,80 €プラス4.90€送料、世界中 |
ドイツから日本へ発送してくれるかは不明!
商品の詳細・ご購入は、CarbonWorks公式サイトへ
他の軽量ボトルケージと比較
Amazonでも軽量なカーボン製ボトルケージが売られているが、重量や価格はどうだろう。今回リリースされたCarbonWorksのボトルケージはどのくらい優れているのか、相対的に見ていく。
Lixada ボトルケージ
PLATT ボトルケージ
CarbonWorks ボトルケージ
CarbonWorks ボトルケージ
まとめ
今回発売・発表された「CarbonWorks」のボトルケージは、超軽量ながら実用性もある優れたカーボンファイバー製ボトルケージであるが、コストパフォーマンスでは他社に及ばない。
だが、その高価な価格や入手の難しさが逆に、ロマンとプレミア感を感じさせ、個人的にも入手してみたいと感じた。同じくこれを欲しがる方も多いだろう。
公式サイトを訪れた人はわかると思うが、塗装なしのバージョンが現在売り切れとなっている。このことからも注目度が非常に高いことが伺える。こだわりの強いあなたは、可能であればCarbonWorksのボトルケージの入手を狙ってみてはいかがだろうか。
コメント
おすすめのボトルケージなどあれば、紹介記事を作りたい。
ので、ネタのご提供よろしくな~~~