ロードバイクに!自転車用スマホホルダーのおすすめ10選【通勤・通学・ウーバーイーツ配達に必須】

レビュー/インプレ

あなたはサイクリング中にスマホの画面を何回確認するでしょうか。

スマホをポケットから取り出してGoogle Mapsで地図確認、少し走ると素敵な景色を見つけてスマホで写真撮影、twitterやインスタグラムに写真投稿、今度はLINE通知でまたスマホを取り出す、再度の地図確認。そうこうしているうちに、また着信があって、確認すると、広告メールだった。。。

ここまでで、スマホをポケットから取り出して確認という動作を何回しているのでしょうか。1回1回の動作はすぐに終わりますが、それが何十回と繰り返されてしまうと、そのたびに駐輪をしなければいけませんので、煩雑になってしまいます。

そのような悩みを解決するのがスマホホルダーです。スマホホルダーにスマホを固定することで、走行中のさまざまな通知を瞬時に確認することが可能になります。その結果、何度も駐輪してポケットから取り出すという煩わしさから解放されます。

この記事では、スマホホルダーのメリット何を基準に選べば良いか、利用時に注意をすること、そして、おすすめのスマホホルダーを10種類選びました。通勤通学で自転車を利用する人は言うまでもなく、ウーバーイーツ配達をされている皆さんのスマホチェックストレスを軽減します!

なぜスマホホルダーが必要か?

スマホホルダーはサイクリングに欠かせません。もはや我々の日常生活に必要不可欠となってしまったスマホ、1日に何度も通知を受け取ります。その通知を確認するために、何度もスマホを取り出していては大変なストレスです。

また、Google Mapsを利用することで、目的地までのナビをしてくれます。ナビ機能の画面にリアルタイムでアクセスするには、スマホホルダーが必須となります。

カーナビを想像してみてください。カーナビ画面が後部座席にあって、必要に応じて取り出すとすると不便極まりないですよね。スマホをポケットに入れてサイクリングをするのは、カーナビを後部座席に置いているようなものです。

スマホホルダーの選び方

どこに固定するのか?

スマホホルダーを選ぶにあたって、どこにスマホを固定するかは利便性に大きな違いがあります。ハンドル固定ステム固定トップチューブ固定の3つが一般的ですが、それぞれのメリットデメリットを取り上げます。

ハンドル固定

最も一般的な固定方法。種類も多く選択肢豊富なのはメリットです。

しかし、自転車のハンドル周りに、すでに多くのものを取り付けているという人も多いのではないでしょうか。ライト、ベル、サイクルコンピューターなどが搭載されていて、スマホホルダー(つまりはスマホ)のスペースがないということもあります。

実際、スマホを取り付けるとかなりのスペースを取ってしまうので、他のアクセサリ類の取り付けができなくなってしまうかもしれません。

ステム固定

ステムに取り付けるとスマホが自転車の中央部に位置します。スマホを取り付けても、重心が真ん中となり、バランスが良いです。見た目も想像以上にスッキリするので、おすすめです。

一方で、車種によってはステムに取り付けができません。折りたたみ自転車などで、そもそもステムが突き出していないモデル、ステムが極端に短いモデル、また、ステムが湾曲しているクラシカルなデザインのモデルなどの場合、ステムに取り付けすることができないかもしれません。

トップチューブ固定

トップチューブにスマホを固定する方法もあります。この場合はトップチューブに取り付けるバッグの上面がスマホケースになっている場合が多いようです。

一見斬新なように思いますが、スマホ確認時に、目線移動が大きいのが弱点です。先に上げたステムに固定する場合もかなり目線が下がる印象ですが、トップチューブだと真下を見るような感覚なので、頻繁にスマホ画面を確認するようだと、安全面が不安です。

どうやって固定するのか?

スマホをどうやって固定するのかは重要なポイントです。そもそもしっかり固定できないと、走行中にスマホが吹っ飛んでいきます。スマホが地面にダイビングするシーンなんて、誰もみたくありません!

プラスチックで固定

ガシャンとスマホ本体を挟むタイプです。ボタン1つ、またはダイアル1つで、スマホを4つ角で挟むことで固定することが多いです。このタイプは価格が安いことも魅力です。

デメリットはスマホを固定していないときは、無骨な印象を与えてしまいます。せっかくの美しい愛車の見栄えを損なうのは辛いですよね。また、固定力に若干の不安があるところ。4つ角を抑えているだけなので、なにかの衝撃でスマホが落下してしまわないかと不安にかられます。

実際のところ、私も愛用しているタイプですが、踏切を横切るとき、段差の衝撃でスマホが落下したことが一度だけありました。10,000kmで1度きりですが。

シリコンバンドで固定

シリコンバンドで固定するタイプの魅力はなんと言っても軽量であるところ。ゴムなのでほとんど重量が増えません。

一方で、4つ角をバンドで固定することが多いのですが、その固定が煩雑になることがあります。4箇所をシリコンバンドで固定するので、着脱が何度もあると、結構面倒です。また、スマホホルダー自体が軽すぎて、スマホの重量を支えられず、ハンドルに取り付けた場合は固定角度が変わってしまうことがあります。

専用ケースにいれる

スマホホルダーとスマホケースが一体となっているタイプです。スマホケースを自転車側にとりつけたアタッチメントと合体することで、スマホホルダーとなります。

何よりも専用ケースなので、アタッチメントの相性はバッチリで、しっかりと固定してくれます。ただし、専用ケースがお使いのスマホに対応していないことがあります。

iPhoneであれば、ほぼ全てのモデルを網羅していますが、Androidスマホだと対応ケースがないことも。3Mのテープで固定する汎用アダプターなどもありますが、機種によってはテープの粘着性能を発揮できないようです。

機能性で選ぶ

スマホホルダーはスマホを固定するだけではありません。製品によっては、付加価値のある機能を提供しています。いわば、オプション機能ですから、それが必要かどうかをよく検討しましょう。

防水

突然の雨にも対応できるのは心強いかぎり。趣味のサイクリングなら雨の日はやめると言うこともできます。しかし、ウーバーイーツなど仕事で利用していると突然の雨でも、配達中なら雨宿りもできません。スマホ本体に防水機能が備わっていないならぜひ検討したいところです。

防水といってもビニールケースに入れるというのが一般的です。その場合、取り出す煩雑さや、指紋認証でロック解除ができないことも想定しておきましょう。

縦横両方に回転できる

Google Mapsのナビ機能を利用することが前提ならば、スマホを横方向に固定した方が便利かもしれません。

また、回転できるタイプはハンドル、ステムのどちらにも取り付けすることができます。使い道が幅広いのは嬉しいですね。

小型バックがついている

スマホホルダーにバッグはいらないと思うかもしれませんが、Google Mapsのナビ機能を多用するなら、ぜひ検討したいところです。

理由は、バッテリーが切れてしまうからです。おそらく長距離サイクリングやウーバーイーツなどでスマホを利用すると1日バッテリーが持たないことが予想されます。小型バックがスマホホルダーについていれば、モバイルバッテリーを搭載することができます。

サイクリング後半に疲労が増してきているときこそ、スマホを活用したい。でも、そのタイミングでバッテリー残量わずかというのはよくある失敗です。そこで、モバイルバッテリーで給電しながらサイクリングできるというのは心強いですよ。

スタンドが付いている

地味に便利なのが、スマホのスタンド。休息時にテーブルの上で自立することができるので、Youtubeを閲覧して休憩などもしやすいです。TOPEAKライドケースなどはこの機能がついていて、とても便利な専用ケースです。

スマホホルダー利用時の注意点

スマホホルダー利用時の注意点も伝えておきたいです。スマホホルダーのデメリットといってもよいでしょう。事前に把握しておくことで、デメリットを回避することができますよね。

絶対ダメ、走りながらのスマホ操作

手元にスマホがあるので、画面確認頻度が増えてしまいます。チラ見するだけならまだ良いですが、ついついLINEに返信したくなってしまいます。

走行時にスマホをいじるのは危険極まりないので、絶対にやめましょう。

ナビ機能によるバッテリー消費

これまでに書いてきたように、Google Mapsやウーバーイーツのナビ機能はスマホのバッテリーを著しく消費します。予備バッテリーの携帯は忘れないでおきたいです。

スマホが熱くなる

ずっとスマホを利用している状態はバッテリーに負担がかかります。さらに真夏の炎天下で利用すると、日差しをずっと浴びて、スマホがかなりの熱を持ちます。

ナビ機能を利用していない時は、定期的にスマホを日差しから守りましょう。

おすすめスマホホルダー10選

それでは、当サイトがおすすめする、スマホホルダーを紹介しましょう。

1,DODOLIVE

  • 価格:1,400円くらい(2021年7月現在)
  • 重量:140g

バチンとスマホを挟んで固定、ギュッと押してスマホを取り外す、この一連の動作が1秒でできるのが魅力です。脱着の多いウーバーイーツ配達員の方々には特におすすめ。1,000円台という価格設定も気軽に試しやすいですね。

挟んで抑えているだけなので、指紋認証や顔認証も容易に行うことができます。肝心の固定力ですが、滑り止めがついていて、MTBで山道を走ったりしなければ、落下することはなさそうです。

本体が縦横回転をするので、ハンドルにもステムにも取り付けることが可能です。ダイヤルを回すだけで固定ができるので、スマホホルダーそのものの取り外しが容易です。そのため、複数の自転車で利用することも簡単にできます。

2,TOPEAK ライドケース

  • 価格:9,150円くらい(iPhone 12用とハンドルバーマウントを同時購入した場合)
  • 重量:59g(iPhone 12 Pro用をハンドルバーマウントに取り付けた場合)

スマホケースをスタンドとしても利用したいなら、一択です。専用マウントから取り外すとスタンドつきのスマホケースとなります。スタンドは縦置き横置きの両方ができるタイプですので、とても便利です。

アタッチメントはハンドル、ステム、ステムキャップにも取り付けることができますので、さまざまな利用用途に対応することができる素晴らしいケースです。スタンド付きでケースがちょっと重いのが難点ですが、その弱点を上回る利便性です。

残念なのは専用ケースがiPhonenのみなので、Androidユーザーは選べないところ。私はAndroidに機種変更したときに泣く泣く利用を諦めました。

3,Quad Lock

  • 価格:7,600円くらい(iPhone 12 Pro用ケースと自転車用アダプタを購入した場合)
  • 重量:100gくらい((iPhone 12 Pro用ケースと自転車用アダプタを購入した場合)

アタッチメントとケースが別々になるタイプですが、iPhoneだけでなく、GalaxyとGoogle Pixelに対応したケースも発売されているのが嬉しいです。もし自分の利用しているスマホに合ったケースがなくても、ユニバーサルアダプターを利用することで対応することができます。

スマホをアタッチメントから取り外したとき、アタッチメントが小さいので、目立たないのも魅力の一つ。スマホホルダーがそこにあることに気がつかないようなコンパクトさです。

もちろん、固定力には定評があります。取り外しも容易なのに、しっかりと固定してくれるという仕様は非常に嬉しいです。気がつけば、私の周りのサイクリストは、ひとりまたひとりとこの製品を利用し始めるようになりました。

値段は品質を裏切りません。

4,[REC MOUNT+ / レックマウントプラス]

  • 価格:4,000円くらい(iPhone 12 Proケースとマウントセット)
  • 重量:63g

自転車ハンドル周りに固定するアタッチメントで大人気のレックマウント。ライトやサイクルコンピューター、GoProなどの固定で、すでに実績があるのが心強いです。専用ケースはiPhone用のみ。Androidの場合はユニバーサルアダプターを購入して、一般的なケースに貼り付ける必要があります。

マウント形状は他のレックマウント製品と互換性があるのもウリです。

5,Cheftick 自転車 スマホホルダー

  • 価格:1980円
  • 重量:182g

スマホホルダーというよりも小型スマホケースつきバッグを取り付けているという感じでしょうか。バッグ付きなので、モバイルバッテリーを同梱することができるのが安心です。

バッグ内にスマホをしまうタイプなので、防水機能も備えています。突然の雨でもスマホを濡らしてしまう心配から解放されます。6.5インチのスマホでも収納可能なので、ほとんどのスマホで利用することができます。

バッグが大きいので、荷物を詰めすぎると、固定力が維持できないかもしれませんので、利用時はほどほどの荷物にしたいです。

6,ROCKBROS トップチューブバッグ スマホホルダー

  • 価格:2,400円くらい
  • 重量:240g

自転車アクセサリメーカーとして人気を高めているブランドです。トップチューブに取り付けるバッグにスマホケースを内装しました。

もともとはバッグなので、たくさんの荷物を収納することも想定されています。6.8インチのスマホまで収納できるので、ほぼ全てのモデルに対応します。バッグそのものも3点固定されているので、大きく揺れてしまうことはないでしょう。1.7Lの容量を収納できるので、他の自転車バッグがいらなくなって、結果的に荷物を減らすことができそうです。

スマホ脱着の回数が少なければ、とても便利な一品です。

7,Bone Bike Tie Pro 4

  • 価格:2,400円くらい
  • 重量:80g

シリコンバンドで止めるタイプです。このタイプの魅力はなんといっても軽量であるということ。車体全体では大した影響はありませんが、ハンドル周りの軽量はダンシングをするときなどに大きな差を生みますよ。

バージョン4となった本製品では、取り付け部の下に厚みを持たせることでクッションとなっています。振動吸収性に優れるだけでなく、対応可能な自転車とスマホが増えて汎用性が増しました。

注意点として、ハンドルに固定する場合は、バンド固定しているだけなので、スマホの重量で角度維持ができないことがあります。

8,Andobil 自転車 スマホホルダー

  • 価格:3,000円くらい
  • 重量:300g

ラバーバンドで固定するだけでなく、プラスチックの台座も備えています。ハンドル取り付け部分と台座はプラスチックにすることで、角度調整と取り付けを容易にしています。さらに、ラバーバンドでスマホ本体を固定することで、強固な固定を実現しています。

9,Tiakia 自転車 スマホホルダー

  • 価格:1,600円くらい
  • 重量:112g

両端からスマホを固定するタイプです。ただ固定するだけでなく、ロック機能が搭載されているために、従来モデルよりも固定力が高められています。本体サイズが小型なため、大きめのスマホで利用することはできませんが、固定リングを取り付けた状態でもこのスマホホルダーを利用することができるようです。

10,Ichiha 1秒ロックアップ スマホホルダー

  • 価格:2,200円くらい
  • 重量:250g

このモデルも1秒で取り外しができるスマホホルダーです。ホルダー下部はボール形状で固定しているため、360度の角度調整が可能で、自分が見やすい角度に調整することができます。アーム部分の材質にはステンレスを採用しており、強固な作りとなっています。

まとめ

通勤や通学だけでなくウーバーイーツ配達などで、頻繁にナビ機能を使う場合、スマホホルダーが欠かせません。お使いのスマホ機種や利用状況を踏まえて、この記事を参考にどの機能が必要かをよく検討して選んで欲しいと思います。

ぜひ、スマホホルダーを活用して、より利便性の高いサイクリングを楽しみましょう。でも、くれぐれも画面見ながらの運転はやめてくださいね。

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