「週刊!世界のロードバイクニュース」では、世界中の各有力自転車情報メディア(オンライン版)で報道されたここ一週間位の自転車ニュースから、注目のトピックをピックアップ。このシリーズさえ見ていれば周りの自転車乗りの話題に取り残されない!といことを目標に更新していきます。
ジャンニ・モスコンがイネオス・グレナディアーズを離れてアスタナへ移籍
(9/29日の記事より)
イギリス国籍のUCIワールドチーム、イネオス・グレナディアーズに6年間在籍(チーム・スカイ時代も含む)したジャンニ・モスコン選手(イタリア)が、来季=2022年シーズン、アスタナと2年間の契約を結び、移籍することを発表しました。
モスコンはイタリア代表チームの主力メンバーでもあり、2021年のジロ・デ・イタリアでは同チームのエガン・ベルナルの総合優勝をサポート。イネオスはメンバーを一人減らすことになりますが、それでも盤石な布陣を敷くだけの有力選手たちをまだまだ多く抱えています。「サポートも含めチーム全員が他のチームではエース級」とも言われるイネオスからアスタナへ旅立つ彼の、来季の活躍に期待したいところです。
自転車用ヘルメットは必要以上に硬すぎる?
(9/28日の記事より)
ヘルメットブランドKali Protectives(カリ プロテクティブス)の創設者であるBradWaldron氏はBIKERUMORのポッドキャストにて、自転車用ヘルメットは必要以上に硬く作られているために、ライダーの安全性をそこなっているという見解を示しました。CPSCおよびENテストに合格できる、より柔らかく安全なヘルメットを製造するために必用な最善の設計方法について語っています。
Stravaがオンラインのルートビルダーを提供開始
(9/28日の記事より)
ライドトラッキングサービスを提供するStrava(ストラバ)は、新しいオンラインルートビルダーの提供を開始しました。「3D Terrain Route Builder」と名付けられたこの機能はプレミアムStravaユーザーのみがPCなどで利用でき、3Dの地形ビューを切り替えながら地形を立体的に見ながらルートを引くことが可能です。これまで平面でルート設計をしていた既存のツールよりも、標高などの情報が分かりやすく、ヒルクライマーにとって非常に優秀なツールになるかもしれません。
BMCから新型グラベルバイク「URS LT」がリリース。マイクロサスペンション付きフォークを搭載
(9/28日の記事より)
スイスのロードバイクブランドBMCは、マイクロサスペンション付きフォークを搭載した新型グラベルバイク「URS LT」をリリースしました。
ヘッドチューブの内側には、HiRide製の特別なフォークネックがあり、外観からは想像できませんが、20mmのサスペンションストロークを提供します。また、リアにはゴム弾性のある素材を使用することでこちらもフロントと同じだけのストロークが得られるということです。
つまりはこの見た目で、前後にサスペンションがついた=フルサスのグラベルバイクということです。一体どんな乗り心地なのか、サスペンションの性能はいかほどか、気になりますね。
Selle Repenteから超軽量130gのサドルがリリース
(9/27日の記事より)
イタリアのサドルメーカーであるSelle Repenteは、オンロードおよびオフロード向けのサドル、Quasarシリーズのカーボンレールバージョンをリリースしました。商品名は「Selle Repente Quasar CR」。従来のスチールレールからカーボンレールに交換されたことで約40g軽くなり、重量は130gと超軽量に。
Wilier、Shimanoの100周年を祝い日本の書道家とコラボした限定ペイントのフレームをリリース
(9/27日の記事より)
ウィリエールは、今年のシマノ生誕100周年を記念したアートシリーズで、日本の現代書道家である井上順がデザインした、Unico Filante SLRフレームの限定エディションをリリースしました。海外では、井上順 氏について「日本の伝統に深く根ざした現代アーティスト」と紹介されています。
限定エディションのフレームには、先日シマノから発表された新型Ultegra Di2またはDura-Ace Di2の組み合わせで、200台限定で販売。価格は8000ユーロ(Ultegra)、10,200ユーロ(Dura-Ace)。
FESTKAが新しいグラベルロードをリリース。軽量で機敏、グラフィックも特徴的
(9/24日の記事より)
チェコの比較的新しいロードバイクブランドFESTKA(フェスカ)は、新型のグラベルバイク「Scouta」をリリースしました。設計上の特徴として「拡張された、調整可能なホイールベース」があります。非常に耐久性があり、軽量で機敏なこのバイクは、オンロードでもグラベルロードでも軽快で気持ちいい走りを提供してくれます。
BMC、非常に用途の広いオールロードバイク「Roadmachine X ONE」をリリース
(9/22日の記事より)
スイスのロードバイクブランドBMCは、幅広い用途に対応できるオールロードバイクとして「Roadmachine X ONE」をリリースしました。このバイクは、パフォーマンス=速さと長距離走行時の快適さとのバランスが取られており、エンデュランスからグラベルまでの幅広いシーンで活躍しそうです。
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