非常に人気の高いMERIDA(メリダ)のアルミロード「リアクト400」は、カスタマイズで性能・見た目が大きく飛躍します。この記事では、リアクト400のオーナーである「がたさん」によるリアクト400のおすすめカスタムを紹介します!
Writer – がた改リアクト400
どうも、がたさんで結構やでな(´・Д・)」 宇治市在住専門学生 MERIDA REACTO 400/SCOTT ADICT 15 Di2(現在不動)3級整備士(C.G.Dコンプ) 岡崎体育とamazarashiばっか聴いてます
がたさん、今回もよろしくお願いします!前回はリアクト400のレビューをしていただきましたね!
今回はこだわりのリアクト400のカスタムを紹介していただきます!
がた改リアクト400です。
去年にShoさんがアップしてくださった私のリアクトのインプレッション記事を見てくださった方、本当にありがとうございますm(_ _)m
前回の記事をまだ見ていない方はこちら〜
さて、今回は「メリダ リアクト400はカスタムでここまで変わる!」という題名ですが、前回の記事の状態から、さらに変化したカスタムを中心に紹介します!
まずは、前回の記事時点から現在までの経過をご覧下さい。
前回の記事で紹介した時点のリアクト
記事で紹介してから2ヶ月後のリアクト
楕円チェーンリングになった…?ほかはどこが変わったかな
記事で紹介してから5ヶ月後のリアクト
おっ、またチェーンリング/クランクが変わりましたね。バーテープも…?
そして現在の姿…!
遠目ではわかりにくいですが、かなりポイント盛りだくさんのようです。なにより格好いい!!/編集者より。
どこが変化したか分かりましたか…?
では、各カスタムを詳しく紹介させていただきます。
「ハンドル周り」、「クランク周り」、「足回り」、「コンポーネント」の4つのセクションに分けて紹介します!
リアクト400のカスタム①「ハンドル周り」
サイコン・ライトがマウントによりスマートにまとまっている ハンドル・ステム・バーテープともに純正から変更済だ
といったところでしょうか。
基本となるハンドル、ステムとライトは前回の状態から変更していませんが、ハンドルのフラット部分に滑り止めを新設し、バーテープやサイクルコンピュータ、マウント、ダストカバーを変更しました。
エアロハンドルの上部に紙ヤスリを貼り付けて滑り止め加工風に レックマウントでブライトンのサイコンが圧倒的に見やすく。ハンドル周りもスッキリして見栄えも◎
レックマウントは必須レベル!おすすめです。
レックマウントとブライトンのGPSサイコン、ライダー410は導入したメリットが大きいです。それぞれの値段は高価ですが、拡張性や画面の視認性は段違いです。
TT(タイムトライアル)仕様にカスタム!
TTポジション(DHポジション)を取りやすくするため、ハンドルのフラット部分に滑り止めとして紙やすりを貼り、トップカバーも純正よりもさらに薄いベネフィットの超薄型トップカバーに変更し、ハンドルを低くしました。
見た目のグレードアップに◎!スパカズのバーテープ
バーテープはグリップ感があるスパカズの「スティッキークッシュギャラクシー」で、カラーはワンポイントとしてオイルスリックにしました。
ハンドル周りやサドルの変更は快適性や乗り心地、疲労感などに直結するので、カスタムする時のポイントとして外せない項目だと思います。
バーテープは握り心地などもそうですが、やはり見た目は捨てられませんよね( ̄▽ ̄)
リアクト400のカスタム②「クランク周り」
クランク周りは2回変更しました。いずれも前回の記事からの大きな変更なので、それぞれ紹介します。
1回目の変更
歯数は52-36で±2の楕円率、クランク長は170mmです。
約5,000円で楕円チェーンリング化「DOVAL 4G」
以前は、トルクをかけるよりもケイデンスを高くしてペダルを回転させる踏み方だったため、楕円チェーンリングを使用していました。
この頃のケイデンスは100-110程度と記憶していますが、クランクを回す時の滑らかさ、ケイデンスの維持のしやすさにとても貢献していました。
しかし、途中から「クランクの剛性が足りない」「膝への負担」に気付き、2回目の変更をすることになります。
2回目の変更(~現在)
チェーンリングは楕円から真円に、歯数は53-39に変わりました。クランク長は変わらず170mmのまま。これが、現在のカスタム内容です。
剛性を重視してローター製のクランクへ
踏み方が変わったため「剛性があるクランク」を求めた結果、剛性で評判の良いローター製のクランクになりました。
PCDが130mmだったため、チェーンリングを探すのも一苦労でした( ̄▽ ̄;)
ペダルはTIME(タイム)製へ変更!
膝への負担軽減のため、ペダルはシマノからTIMEのOEM、MAVICのものに交換しています。
ケイデンスは80-95の間で維持しているので、少なからず1回目の変更よりもトルクをかけて回すイメージです。
友人とのライドではドラフティングが可能なので、回復のために速度が35-40km/hでもケイデンスが65-75まで下がることもしばしば。
ペダルの踏み方に合わせてカスタムしよう
1回目の変更との違いは、クランクの剛性が上がり反応が良くなったこと、膝への負担軽減による疲労感の軽減、平坦で35-40km/hの速度を維持する際、チェーンラインがまっすぐになる位置のギヤ(5-8速)が使えるようになったことでしょうか。
クランク周りは自分の踏み方に見合ったカスタムをすることで、疲労感の軽減や体力の温存、自転車そのものの反応も変わるポイントです。クランクごと変更せずとも、最初はチェーンリングの大きさから変更して探っていくことも良いと思います!
リアクト400のカスタム③「足回り(ホイール等)」
トラブル発生で急遽変装。Trimax 30→Team30へ
前回の記事から大きく変更した部分にも関わらず、実は不本意な変更となりました。というのも…
当時使用していたTrimax 30のメンテ中、リヤアクスルに亀裂があったためポッキリ折れてしまい、修理しようにも部品が廃盤だったため急遽変更したという形です(–;)
しかしながらナローリムだったTrimax30から、現行のTeam30になったことでワイドリムになりました。同じピレリP-ZERO TTの23cでも乗り心地はワイドリムのTeam30が良く、平坦の速度維持も重いTeam30が良かった印象です。一時期ワイドリムを毛嫌いしていましたが、やっぱり手にして使ってみると考え方が変わりますね〜
メリダ純正ホイールとの比較
メリダ純正ホイール(前後セット約2.1キロ)とVision Team30(前後セット実測1.98キロ)では重量は大差ありませんが、純正よりも回転が軽いことや剛性が高いこともあり、断然楽です。
エアロスポークは…意味があるのか正直分かりません(風切り音がマシになった(?)ぐらいのノリ)
もちろんですが、以前使用していたVision Trimax30は前後セットで1.6キロを切るほど軽く、Team30よりものすごく楽だったのは言うまでもないです(–;)
タイヤは普段用のシュワルベは乗り心地重視で前後25c、部活や友人とのライド用のピレリは抵抗を減らしつつ乗り心地も確保するため、前が23c後が25cになっています。
ルックス抜群のハイコスパ黒リムホイール「TEAM30」でしたが…
ブレーキによりハゲてしまいました( ̄▽ ̄;)
フロントブレーキを頻繁にかけていますが、リヤブレーキがBB下で砂がかみやすいため、リヤのハゲが酷いです(–;)
ホイールやタイヤの変更は性能、安全に関わる分野であり、この記事の中で1番声を大にして言いたいカスタムポイントです。
カスタムの最初の一歩はホイールがおすすめ!
特に10万円後半から20万円前半クラスのエントリーロードの純正ホイールからの変更は影響が大きいです。(重要)
この価格帯のロードでのカスタムの1歩目はホイールの方が効果があります。
できれば軽さと剛性が両立されていることが望ましいですが…性能そっちのけで「見た目」が1番重要だと思ってます(おい)
わかるっす(笑)
リアクト400のカスタム④「コンポーネント」
シールドベアリング式のプーリーに変装!
コンポーネント自体は変わっていませんが、地味にプーリーを変更しています。「たかがプーリー」と思うかもしれませんが、意外と効果があります。
純正プーリーはブッシュ式で、筒にグリスを塗っただけのものですが、交換したリデアのものはシールドベアリングなので、少し抵抗が減って楽になりました。セラミックプーリーやビッグプーリーはさらに効果があると思いますが、「言わないと誰も気付かない」ようなカスタムが好きなのでまだ私はこれで粘ります( ̄▽ ̄;)
コンポのグレードアップは優先度低めかも
コンポの変更は大きな差が出ないのが実情ですが、プロの選手がシマノのDi2やカンパニョーロのEPS、スラムのeTapなどの電動コンポを使う理由は少しでも疲労やストレスを軽減するために使っていると考えています。どちらかというと「余裕があればやってみたいよね〜」みたいなノリで私は考えています。
余談になりますが、サブ機で乗っているスコット(現在は組み換えにより不動)はアルテグラDi2でした。
サブ機として乗っているスコット こちらはDi2を採用
Di2はとても楽です。もちろん操作が軽いことが1番のメリットですが、STIレバーのブラケットが機械式より細く持ちやすいことや、機械式と違いスプリンタースイッチなどの拡張性もあることがメリットです。
(まとめ)リアクト400のカスタム一覧!
これらの変更から純正リアクト400と比べて以下の変化がありました。
世の中にはもっとすごいカスタムをするリアクト400乗りがいます。しかし、それらのカスタムも私のカスタムも、変化量は違えど基本的な変化の方向は同じと思います。これはほかの自転車でも言えることだと思います(ハイエンド完成車からの変更は微々たるものかと思いますが…)
今後のリアクトのカスタム目標ですが
この3点でしょうか、欲を言えばパワーメータも欲しいところですが、そこまでしなくていいかなあなんて、まあ先に不動のスコットアディクトの電動デュラエース化が先ですが…( ̄▽ ̄;)
長い記事になりましたが、閲覧ありがとうございましたm(_ _)m
ライター紹介
がた改リアクト400
どうも、がたさんで結構やでな(´・Д・)」 宇治市在住専門学生 MERIDA REACTO 400/SCOTT ADICT 15 Di2(現在不動)3級整備士(C.G.Dコンプ) 岡崎体育とamazarashiばっか聴いてます。
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