ロードバイクやクロスバイクのタイヤ(正確にはチューブ)には、「仏式バルブ」が使用されている。そして、SNSやネット上では度々「仏式バルブ」をなんと呼ぶかで議論になるようだ。この記事では、仏式バルブの読み方(呼び方)についてネット上のあらゆる文献をもとに調査していく。
自転車のバルブ形状は3種類
そもそも自転車によく使われるバルブ形状には英式/米式/仏式の3種類がある。英式は主にシティサイクルで、米式はマウンテンバイクや自動車、オートバイなどで、仏式は主にロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクに使用されるバルブ形式だ。
英式/米式/仏式バルブの読み方は?
ネット上の情報を調査してみたところ、以下のような読み方のバリエーションがあるようだ。
英式…えいしき、ウッズバルブ、ダンロップバルブ、(俗称:ママチャリバルブ)
米式…べいしき、シュレーダーバルブ、アメリカンバルブ、(俗称:自動車バルブ)
仏式…ふつしき、フレンチバルブ、プレスタバルブ、(俗称:ロードレーサーバルブ)
「仏式」は【ぶっしき】とも読めるが、これは「仏教の形式にのっとり葬儀や結婚式を執り行うこと」を意味する正式な言葉があるため、使うのは避けたほうが無難とのことだ。俗称として「ロードレーサーバルブ」などと呼ばれることもあるが、正式な呼び方では無い。
一般的には…
英式…えいしき
米式…べいしき
仏式…フレンチ
と呼ぶ人の割合が多い。また、自転車業界の人と話す分には、「上記のどの呼び方で読んでも大体伝わる」ということだ。
まとめ
仏式バルブの読み方は…「ふつしき、フレンチ、プレスタ」どれも間違いではない。また、俗称として「ロードレーサーバルブ」という場合もある。
読み方を迷う場合は、最も一般的な呼び方である「フレンチバルブ」と呼ぶのが無難。「ぶっしき」と読むと「仏教の方かな?」と誤解される可能性が無い訳ではないので避けたほうが無難。
結論として、自転車業界の人と話す場合はどの呼び方でもだいたい伝わるので、あまり呼び方は重要ではない。
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