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サイクリングの幅を広げる!ロードバイク用リュック(バックパック)のおすすめ12選

レビュー/インプレ

ロードバイクでのサイクリング中に「防寒着や着替えを持っておきたい」「お土産を持って帰りたい」など、思われたことはありませんか?

自転車の荷物は、できればコンパクトにしたいものですが、ロードバイクの楽しみ方が増えてくると、持っていきたいツールが多くなりますよね。そんな時、サイクリング用途でつくられたリュック(バックパック)があると、サイクリングの幅が広がります。

この記事では、サイクリングを快適にする、ロードバイク用リュックの選定ポイントと、おすすめモデルを紹介します。

ロードバイク用のリュックを選ぶポイント

自転車のリュックは、多くのメーカーからさまざまなタイプが発売されていますので、初めて検討する方は、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
そこでまず、どんなモデルを選べばいいのか、大切なポイントを解説しましょう。

1.用途に合わせた重量と容量で選ぶ

写真 / instagram

リュックは身につけるものです。ロードバイクに装着するサドルバッグとは違い、ペダリングする体に多大な影響を与えます。その影響を最小限にするために、選ぶ際は「リュック本体の重量」「容量」が重要なポイントになります。

1日で中距離から長距離(50km〜200km程度)を走るサイクリングでは、ペダリングに集中できるよう「軽さ」が大事な要素。重いリュックを背負ってのサイクリングはストレスになりますし、余計な疲労も溜まってしまいますので、おすすめできません。

そこで、リュック本体の重量はできるだけ軽いものを選びましょう。重くても1,000gを上限にモデルを選べば、背負っている感覚がさほどなく、快適に走行できるでしょう。

また、リュックに入れる用品を整理して、容量を決めましょう。容量は多ければ多いほど、いろいろな装備を持ち運びできますが、重量との兼ね合いもあります。日帰りのサイクリングであれば、6L〜14L前後の容量のモデルがいいでしょう。

小さいと思われるかも知れませんが、輪行袋、着替え、ウィンドブレーカー、携帯食、パンク修理キット、モバイルバッテリーなどが、案外入ってしまいますよ。それ以上の容量を備えたモデルは、1〜2泊の宿泊や、キャンプ用品を収めてのロングツーリング用途となります。

2.背中側の通気性で選ぶ

ロードバイクでのサイクリングは運動量が多く、日光も浴びるため汗をかきます。そのため、リュックを背負うと、どうしても背中とリュックの間が蒸れてしまいます。特に、夏場は汗で背中がビショビショに。そうなると不快な思いをすることになり、せっかくのサイクリングが楽しめませんよね。

ロードバイク用としてつくられているリュックであれば、背中との間に空気が通るように設計されていますので、それらのモデルから選びましょう。さらに、肩や腰に当たるストラップについても、メッシュになっているモデルを選ぶのがベストです。

通気性が良くなると背中に熱がこもらず、快適にサイクリングを楽しむことができますよ。

3.防水性能が高く、レインカバーが付属しているものを選ぶ

写真 / instagram

念入りに天気予報を見てサイクリングに出かけても、突然、雨が振ってくることがあります。天気が変わりやすい山岳ルートを走る場合も、降雨の不安は拭えません。雨水はリュックの縫い目から侵入して、中の荷物に影響を与えますし、生地も傷んでしまいます。

そこで、防水性能の基準が高いモデルを選びましょう。突然の雨から荷物を守ることができますし、リュックを長く大切に使うことも可能となるでしょう。

なお、本格的な降雨に備える場合は、レインカバー付属のモデルがおすすめですよ。

4.肩ベルト、腰ベルトによるフィット感のあるものを選ぶ

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背中に背負うことになるリュックは、軽いものであっても体に影響を及ぼし、長時間サイクリングすると、肩や腰に疲労を蓄積させてしまいます。

リュックをしっかり体に密着させてブレないようにすると、疲れを軽減できますので、ショルダーストラップ同士をつなぐ、肩ベルトや腰ベルトがあるリュックを選びましょう。

また、ストラップの位置を上下に調節できるモデルもあります。より自分の体型に合った背負い方ができますので、選定のポイントにするといいでしょう。

5.ポケットが充実しているものを選ぶ

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リュックは容量も大事ですが、ドリンクホルダーや小物入れなど、ポケットが充実しているものを選ぶと、収納に困らず、快適なサイクリングを楽しむことができるでしょう。特にドリンクホルダーは、夏場に複数のボトルを携帯したい時に、場所を取らず持ち運べるため、非常に便利。

また、サイクリング中は財布や携帯電話など、体から離さず持っておきたいですよね。

リュックがあると、ロードバイクから降りて散策をする際、手を塞がずにそのまま荷物を持っての移動が可能になります。さらに、貴重品を入れるポケットを決めておけばすぐに取り出せますし、紛失も防ぐことができますよ。

ロードバイク用のリュックのおすすめ12選

それでは、当サイトがおすすめする、ロードバイク用リュックを紹介しましょう。

1)ドイター 「レース X」

スペック

●重量:550g ●容量:12L ●サイズ(高さ×幅×奥行):44×25×15cm
●Amazon参考価格: ¥10,450

ドイター(deuter)はドイツ発の登山用リュックメーカーです。1991年には世界で初めて自転車専用のリュックを発売しており、ロードバイク愛好家にも定評のあるメーカーの一つとなります。

レースXは、ドイターにおける自転車用リュックのスタンダードなモデルの1つです。特徴としては、ドイター独自の「エアストライプシステム」が採用されていること。

縦に2本並ぶパッドが、背中との接地面積をできるだけ少なくしながら、空気の通りを良くして熱気を逃がす役割を果たしています。また、ペダリング時の横ブレを抑える効果も。

レインカバーは最初から付属しており、リュック下側のジッパーから取り出して、リュック全体にすぐ覆いかぶせることができます。これによって、突然の雨にも素早く対応可能です。

メッシュのストラップ550gと軽い重量など、ロードバイクに最適なリュックですよ。カラーは、青、緑、赤、黒の4色が用意されており、デザインもシンプルです。

2)ドイター 「レース EXP AIR」

スペック

●重量:890g ●容量:14+3L ●サイズ(高さ×幅×奥行):46×26×18cm
●Amazon参考価格: ¥13,200

こちらも、ドイターの人気リュックです。

レースXとの違いは、「エアコンフォートフレックスライトシステム」が採用されていること。これは、リュック本体にアーチ状のフレームを施し、背中側にはメッシュパネルを張ることによって、背中とリュックの接触部分を大幅にカットするシステムです。

重量はレースXより若干増えますが、高い通気性が確保され、夏場でも熱がこもらず快適なサイクリングを実現できます。

また、このモデルには拡張ジッパーが設けられており、さらに3Lの容量を増やすことができます。サイクリング先で荷物が増えてしまった時に活躍するでしょう。

他に、容量10Lの「レースAIR」というモデルもありますが、わずか90gの違いで14Lに拡張機能もつく、当モデルをおすすめします。こちらも、カラーは4色展開です。

3)ドイター 「ウルトラライド6」

スペック

●重量:380g ●容量:6L ●サイズ(高さ×幅×奥行):40×17×8cm
●Amazon参考価格: ¥7,150

ドイターの自転車用ラインナップで、一番小さなリュックです。小型軽量モデルですが、ドイターの「エアストライプシステム」が採用されており、しっかりと通気性を確保しています。

また、ショルダーストラップもメッシュで、ワイヤーで補強されており、右のストラップには、サングラスを引っ掛けるフック、左側にはハイドレーションチューブを這わせて固定するフックもあり、小型モデルいえど、細かな心配りがなされています。

他の2モデルと同様に、チェストストラップの位置は、自分の体型に合わせて上下に調整可能。メイン荷室には、小型の輪行袋が入る容量が確保されており、大事な書類や財布を分けて入れることができるサブポケットもジッパー付きで装備します。

残念ながらレインカバーは付属しませんので、内部の荷物は、ビニール袋に入れておくといいでしょう。重量が軽い上に、エアストライプシステムのおかげで背負っている感覚がなく、体への負担が全く無いリュックですよ。カラーは2色、用意されます。

4)シマノ 「U-6」

スペック

●重量:780g ●容量:6L ●サイズ(高さ×幅×奥行):NA
●Amazon参考価格: ¥7,000

ロードバイクのコンポーネントで有名な、シマノ(SHIMNANO)のリュック。最大の特徴は、身長に合わせて調整が可能な「ライダーフィットクロスハーネスシステム」の採用です。

リュックの内側のベルクロに目盛りが刻まれており、こちらの位置を設定した後に背負い、ショルダーストラップを体の前中央で交差させてハーネスを固定します。これによって、脇や腕、肩にかかるストレスを低減し、通気性も確保される仕組みです。ハーネスはワンタッチで解除できます。

また、体に吸い付くような密着性で、ダンシングしたくらいではピクリとも動きません。さらに、背中に当たる面はメッシュになっており、後ろの波打ったパッドと共に、熱を逃しながらフィット感を向上させています。

カラーは2色。シリーズは当モデルの他、容量別にU-2 、U-10 、U-14もありますよ。

5)モンベル 「サイクールパック10」

※この商品は現在、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング等で購入することができません。
スペック

●重量:710g ●容量:10L ●サイズ(高さ×幅×奥行):50×28×17cm
●価格¥14,300(税込)

日本のアウトドアブランドモンベル(montbell)がつくる、自転車用リュックです。

非常にシンプルなデザインのバッグですが、モンベル独自の通気機能「ベンチレーションバックパネルシステム」が装備されています。
背面に張ってある、メッシュパネルのみが背中に密着する構造で、リュック本体は湾曲しています。背中と本体の間は常に空間が確保され、大量の空気が流れて涼しく背負うことができますよ。

メイン荷室とは分離して工具用ポーチを装備。トラブルの際は、荷物が多くても直ぐに工具類を取り出して作業に当たれます。

また、メッシュのショルダーストラップ内蔵レインカバーの他、トレールウォーターバックに対応。荷物を降ろさずに行動しながらチューブで水分補給ができる、ソフトタイプのボトルが装着可能です。
カラーは白黒の2色。20Lの大容量モデルも用意されています。

6)モンベル 「トレールライドパック 8」

※この商品は現在、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング等で購入することができません。
スペック

●重量:635g ●容量:8L ●サイズ(高さ×幅×奥行):45×24×13cm
●価格¥12,100(税込)

こちらも、モンベルの自転車用リュック。マウンテンバイク用で、激しいライディングにもしっかりフィットするのが特徴。

凸凹の背面パネルと通気性の高いショルダーベルトで、蒸れにくく快適なサイクリングを実現します。シェル素材は、モンベルオリジナルのナイロンで、強度と軽量性を兼ね備えており、耐久性も期待できます。

別売りですが、トレールウォーターバックにも対応し、3Lの飲料水を持ち運べますよ。
機能はサイクールパックと共通する部分が多いですが、より高いフィット感を求めるライダーであれば、こちらを選択するといいでしょう。カラーは2色で、15Lモデルも用意されています。

7)パールイズミ 「バックパック 50」

スペック

●重量:660g ●容量:14L ●サイズ(高さ×幅×奥行):46×25×17cm
●Amazon参考価格: ¥13,027

日本の自転車アパレルメーカー、パールイズミのリュックです。バックパック50は、自転車での使用を第一に考えて開発されています。

スリムな見た目以上に収容力があり、小物を小分けしやすい、多くのポケットを備えています。体に当たる背面は、4枚のパネルで構成される凸凹フレームで背中の通気性を確保。

携帯ポンプを収納する固定ベルト、内部のメッシュポケットにはキーフック、ヘルメットホルダー用ネット、両サイドにはドリンクボトル用ポケットを装備。サブポケットも3Lの容量があり、サイクリングにプラスアルファの快適性をもたらします。

カラーはブラックとグレーの2色。26Lに容量を拡大した「バックパックツアー」もラインナップされます。

8)オルトリーブ 「ヴェロシティ 17L」

スペック

●重量:810g ●容量:17L ●サイズ(高さ×幅×奥行):45×28×14cm
●Amazon参考価格: ¥12,779

一貫してドイツ国内生産にこだわるメーカー、オルトリーブ。
完全防水をうたうリュックや自転車用バッグを、数多くラインナップします。

「ヴェロシティ」は、その中でも小型軽量な、ロングセラーモデル。生地は高い防水性と耐久性があり、ロール式の開口部は丸めてベルクロで留めるもので、荷物の出し入れがとても簡単なのが特徴です。

上部の背面のウォームパッドで長時間、背負っていても快適。ウエストベルトが太く、重くなっても背中に密着して、多少のことならブレません。バッグの底はプロテクションが付いていて耐久性に優れ、自立もするので大変便利です。

カラーは明るいイエローから渋いコーラルなど、魅力的な5色が用意されます。

9)メールローズ 「サイクリングバッグ 10−12L」

スペック

●重量:599g ●容量:10−12L ●サイズ(高さ×幅×奥行):40×21×13cm
●Amazon参考価格: ¥5,370

価格はそこそこながら、使いやすいと評判のメールローズ(MALEROADS)のリュック。
メイン荷室は、ジッパーを広げることで拡張でき、コンパクトな設計ながらも最大12Lの容量を確保します。

サブ荷室もメインに劣らず容量があり、ワイヤーロックや補給食などを入れるスペースに活用できます。鍵をなくさないように保管できるホルダーも備わっているなど、利便性にも抜かりがありません。

レインカバーは、ただ被せるだけではなく、固定ベルトも付いており、脱落しない構造。ヘルメットを止めるネットがあり、タオル収納などにも流用できますよ。カラーは7色と、多く展開されています。

10)BIKOT 「バックパック」

スペック

●重量:560g ●容量:10L ●サイズ(高さ×幅×奥行):42×21×16cm
●Amazon参考価格: ¥6,050

京都発のサイクルブランドが開発した、おしゃれな自転車用リュックです。カラーバリエーションは4色あり、全て和柄をベースにデザインされています。

デザインが目を引きますが、機能性も両立しているのが特徴です。軽量に仕上がっており、背面の2本のパッドで通気性も確保。パッドは緩やかなS字になっており、背中にフィットして正しい姿勢をサポートします。

ショルダーハーネスやヒップベルトもメッシュで、体に当たる部分に熱を溜めない構造です。
また、高さ調整機能付きのチェストストラップや、ハイドレーションチューブの通し穴など、見た目とは裏腹に、本格的な装備が数多く採用されています。

人とは違うデザインのロードバイク用リュックを持ちたい、という方に最適のモデルです。

11)OSPREY(オスプレー) 「ラプター 10」

スペック

●重量:720g ●容量:10L ●サイズ(高さ×幅×奥行):48×22×23cm
●価格: 16,500円 (税込)

オスプレーは、背負い心地の良さに定評がある、登山ザックメーカーです。ラプターは、サイクリング用途のリュックとしてラインナップされています。

肩に当たる部分は、ウィング型に加工されるショルダーハーネスで、長時間のライディングも快適です。メッシュとバックパネルの構成となる背面で、通気性とフィット感を両立しています。

また、オリジナルのリムーバブルツールポーチが付属しており、工具をロールアップしてスマートに収納することができます。スペアチューブを留めるインターナルスリーブもあり、便利です。

ポケットは若干ストレッチしますので、ある程度のものは詰め込むことが可能です。サイドベルトにも小物が入ります。補給食などを入れると便利でしょう。

2.5Lの飲水を入れるハイドレーションバッグ「レザヴォア」が、標準で付属します。落ち着いた赤、黒、緑の3色ラインナップです。

12)キャメルバック「チェース バイクベスト」

スペック

●重量:510g ●容量:4L ●サイズ(高さ×幅×奥行):33×1.85×14cm
●Amazon参考価格: ¥14,709

最後は、アメリカの水分補給バッグのパイオニア、キャメルバックから1つ。
荷物の出し入れが簡単な、ベスト型のリュックになります。

荷室は4Lで、うち1.5Lは、標準装備のハイドレーションパックが占めます。最大の特徴は、補給食やツール類を収納できる胸のポケットでしょう。

走行中に難なくアクセスすることができ、非常に便利です。伸縮性のある背中側のポケットは、衣類を入れておくといいでしょう。また、2本のチェストベルトで高いフィット感があり、背中も3Dベンチレーションメッシュで高い通気性が確保されています。

一体感があって走りを損なわず、背負っていても全く気になりませんよ。防水性はありませんが、ミニマリストのライダーにおすすめです。カラーは、黒とカモフラージュの2色となります。

まとめ

ロードバイク用リュックのおすすめモデルを12アイテム、紹介しました。ご自身が求めるモデルは見つかりましたでしょうか。

ランニング用などもありますが、やはり自転車専用でつくられたリュックはかゆいところに手が届く機能があり、より快適なサイクリングをサポートしてくれます。ぜひご自身に合ったリュックをチョイスして、素敵なサイクリングを楽しんでくださいね。

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