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SCOTT(スコット) ADDICT15(アディクト15)のレビュー/インプレ!超軽量の快適マシン

レビュー/インプレ

スコット(SCOTT )の軽量レーシングバイク、ADDICT15(アディクト15)Di2のオーナーによる実機レビュー!今回も、皆様おなじみ「がたさん」にインプレッションしていだだきます。

Writer – がた改リアクト400

がた改リアクト400
がた改リアクト400

どうも、がたさんで結構やでな(´・Д・)」 宇治市在住専門学生 MERIDA REACTO 400/SCOTT ADICT 15 Di2(現在不動)3級整備士(C.G.Dコンプ) 岡崎体育とamazarashiばっか聴いてます

Sho
Sho

がたさん、今回もよろしくお願いします!

今回は、がたさんのサブ機であるアディクト15Di2を詳細にレビューしていただくことになりました。よろしくお願いします!


どうも、がたと申しますm(_ _)m

今回はサブ車である「スコットアディクト 15 Di2」のレビュー記事になります。

このスコットを迎え入れたのは去年の11月頃、友人から買うことになりやってきました。それまでは一緒に走っていた友人の機材なので、手にした時は違和感を感じましたが(–;)

SCOTT ADDICT15 Di2
がたさんのメインバイクREACTO400(左)、サブバイクとして友人から譲り受けたADDICT15 Di2(右)

さて、今回の記事は、アディクト15 Di2のレビュー/インプレを、

・コンポーネント
・足回り(ホイール、タイヤ)
・乗り味(メリット、デメリット)

の3点に分けてしていきます。

SCOTT(スコット) ADDICT15とは?

スイスに本部を置くスポーツ用品企業、スコット(SCOTT )。現在は名門自転車ブランドとして知られるスコットですが、もとはスキー用品から始まったメーカーです。そこで培った技術を活かして、1986年から競技用自転車の製造を開始。その後も新技術を次々に採用し続け、2001年には当時世界最軽量のロードバイクフレーム『チームイシュー』を発売し、業界の話題をさらいました。一方で、スノースポーツ用品ブランドとしても、スコットは未だに人気のブランドです。

そんなスコットの軽量レーシングバイクとして知られるのが、「ADDICT(アディクト)」シリーズ。重量を極限までそぎ落としながら剛性を保ち、シートチューブとシートステーを連動させてしならせる事で快適性を実現したロードバイクシリーズです。

今回がたさんにレビューしていただく「アディクト 15 Di2」は、アディクトシリーズの中でもかなり上位グレードに位置づけられるモデル。「Di2」というだけあって、Di2などの電子変速に最適化された、Di2専用フレームとなっています。

アディクト15 Di2のレビュー | フレームから見てみよう

サイド側、いかにも軽そうな雰囲気がわかるかと思います。
前からの写真 ダウンチューブが結構太いです。
後ろからの写真 シートチューブの下部が広がるようになっています。
BB周辺はよく見ると左右非対称です。
BB周り
BB周辺はかなり肉厚な雰囲気、機械式とは違いインナーワイヤのガイドがありません。
トップチューブ終端から流れるように伸びるシートステーカーボンフレームの魅力は自由な成形から得られる曲線美でしょうか?
“SCOTT”の文字が映えるダウンチューブ
リヤブレーキのワイヤ入口、本来はアルミ製の受けがここについています。下はDi2のエレクトリックワイヤの入口です。
リヤブレーキワイヤの出口とその周辺、こちらも入口と同様にアルミ製の受けがつくようになっています。
一体型のFD取り付け台座

普通のカーボンフレームであれば、別成型でアルミ製の台座でリベットどめになっているものが多いですが、アディクト15 Di2はフレームと一体型になっています。

また、Di2専用フレームのため、FD用エレクトリックワイヤの出口がシートチューブ前方からとなっています。

RDのエレクトリックワイヤ出口。ADDICT 15 Di2は、Di2専用フレームだ

RDのエレクトリックワイヤ出口です。機械式と違い、チェーンステーを完全に貫通するような位置になっています。

これがリヤブレーキのアウターの受けですね、同じものがもう一個あり、前述した入口と出口に取り付けます

FD取り付け台座の前側に付けるワッシャ、これもなんとカーボン製です!!

結構いっぱい出てきちゃいましたね(–;)では、コンポーネントを見て行きましょう!!

アディクト15 Di2のレビュー | コンポーネント

この時のコンポーネントはすべて一世代前=6800系のアルテグラで、レバー、フロントディレイラー、リアディレイラーがDi2のため、型番は6870となっています。

がた
がた

ブレーキワイヤーにはニッセンケーブルを採用していました( ˘ω˘ )

Di2の型番にまつわる豆知識

知っている方も多いかと思いますが、現行のアルテグラのレバーの型番は

現行モデル
  • ST-R8000はブレーキ、変速ともにワイヤー式
  • ST-R8020はブレーキが油圧式、変速はワイヤー式
  • ST-R8050はブレーキがワイヤー式、変速は電動式
  • ST-R8070はブレーキが油圧式、変速は電動式

の4種類となっています。

一世代前の6800系アルテグラでは、ワイヤー式ブレーキのみのレバーのラインナップだったため、

一世代前
  • ST-6800はブレーキ、変速ともにワイヤー式
  • ST-6870はブレーキがワイヤー式、変速は電動式

の2つだけでした

デュラエースも同様の法則ですが、何故この世代は70と中途半端な数字を足して電動の型番にしていたのかは不明です(–;)

Sho
Sho

へえ〜。
不思議ですね!笑

アディクト15 Di2のレビュー | ホイール・タイヤ

チェーンリングは50-34、スプロケットは32-11と軽いギヤの構成でした。リアクトのチェーンリング53-39、スプロケット28-11に比べると断然違います…

足回りはガンウェルの28mmハイトのカーボンチューブラーホイールにピレリのP-ZEROを使用していました。

メインのリアクトでもクリンチャーのピレリを使っていますが、チューブラーのピレリも同じく、絶大なグリップを誇ります( -`ω-)b

タイヤパターンはこんな感じです

アディクト15 Di2のレビュー | 乗り心地

比較対象を設けるとしてもエントリーロードのリアクト400では話にならないと思いますが、乗って感じたこととリアクトと比較してみてのメリット、デメリットに分けて載せていきます( ̄▽ ̄;)

メリット

漕ぎ出しが軽い!!

真っ先に出てきた感想はこれに尽きます(–;)「サイコン、ライトを取り付けた状態」を条件に体重計で重量を測定したところ、このスコットアディクトは7.1キロと非常に軽量です、昼間だけのライドが主だったのでライトを外した状態が多かったです。

この軽さもありますがカーボンチューブラーのホイールはより大きな影響があり、非常に加速しやすいです。

がた
がた

ライト無しだと6.9キロでしたね( ̄▽ ̄)

Sho
Sho

すっごい軽さ!一度体感してみたいですね。

乗り心地が良い!!

リアクトと比べても断然乗り心地が良いです。リアクトのホイールを履いて乗ってみたこともありますが、チューブラーだから乗り心地が良いという以前に「フレーム自体の衝撃吸収が良い」と感じました。

アディクト15は、シートチューブとシートステーを連動させてしならせる事で快適性を実現しています。

おそらく横から見た時のこの薄いシートステーが貢献していると思います。細かい振動はここでほとんど吸収されていると考えられます( ˘ω˘ )

斜度が8-12%以上でも楽しい!!

メインバイクとして乗っているリアクトでは、このレベルのヒルクライムはどうしても限られたギヤ比と重量、そしてホリゾンタルフレーム故のダンシングのしづらさがあり、苦しい時間でした(´;ω;`)

しかし、アディクトの場合は自由度の高いギヤ比に軽量かつダンシングしやすいスローピング形状のおかげでリズミカルにヒルクライムができ、走ってる最中も楽しめますし、頂上の景色を楽しむ余裕も出来ます( ´∀`)b

ダウンヒルが安心!!

私の場合、ヒルクライムよりもダウンヒルが好きなのですが、軽量なため姿勢変化による加重移動がとてもしやすい印象で、安心して下ることが出来ます。体をあまり動かさなくてもしっかり曲がれるのは楽だなあと思います( ˘ω˘)

変速がラク

当然ながらDi2の変速操作がすごくラクです(笑)毛嫌いしていた電動コンポではありましたが、手にしてみると「これはこれで楽しい」「メンテナンスもしやすい」「充電の頻度そんな高くないじゃん」などなど、Di2のことを知ってからは考え方が大きく変わりましたね〜

がた
がた

ちなみにDi2の導入メリットで1番大きいのは「所有欲」が満たされることですかね(おい)

メリット

物はなんでもメリットばかりだけでは無いですね、容赦なく斬ります

巡航が辛い

普段リアクトに乗っているとやはり感じるのは平坦の巡航でしょうか、リアクトに乗る感覚でトルクをかけて走ったり、巡航を維持しようとしてもアディクトはなかなか進んでくれませんでしたね、トルクをかけても逃げてしまいますし、巡航を維持しようにも風に押し戻されるような感覚を身で感じました(´;ω;`)

フレームが柔らかい

フレーム自体は柔らかい感触です。BB周りは見ていただいた通り、かなり肉厚のため大丈夫そうですが、シートポストから後ろが柔らかいと感じました。今回紹介したホイールでは剛性が足りず、どうやらこの柔らかさを悪目立ちさせてしまっているようです。ホイールを選ぶ時に悩まされそうです(–;)

出かけ先でのトラブルが少し怖い

チューブラーだとパンクしてしまった時の対処が大変です。釘などでのパンクは比較的小さな穴ですので、「クイックショット」というパンク修理剤を持っていれば家までしっかり戻れますが、サイドカットをしてしまうとクイックショットでも歯が立たないです。少し遠出する時はリムテープとタイヤを1輪分持っていく方が安心ですね(完全にチューブラーホイールのレビューですねこれ)

まとめ

いかがでしたか?今回のこのレビューでマイナス要素として書いた部分は、おそらくホイール交換で少しでも良くすることが出来ると思います。今後乗れる状態になり、改良していくにあたって感触がまた変わっていくのかもしれません。

今後の目標ですが・・・

  • フルデュラエースDi2化
  • 平坦での乗り味改善(主にホイールで改善)
  • 重量もさらに削ぎ落とす(目指せサイコン、ライト付きで6.5キロ切り!?)

の3点でしょうか、リアクトの進歩とアディクトの進歩にご期待ください!!

がた
がた

長い記事になりましたが、閲覧ありがとうございましたm(_ _)m

ライター紹介

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Ne6TdihK_400x400.jpg

がた改リアクト400

どうも、がたさんで結構やでな(´・Д・)」 宇治市在住専門学生 MERIDA REACTO 400/SCOTT ADICT 15 Di2(現在不動)3級整備士(C.G.Dコンプ) 岡崎体育とamazarashiばっか聴いてます。

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この記事を書いた人
ロード乗りデザイナーSho[ショウ]

自転車大好きなデザイナーで、自転車情報INNERTOPの運営者。平日の昼から千葉県内をロードバイクで爆走していることで知られる。

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