ロードバイク乗りが選ぶ!おすすめクリンチャータイヤ9選 | 25Cや

レビュー/インプレ

種類がとても多く選ぶのが難しいクリンチャータイヤ。私もタイヤ選びにはいつも苦労しています。今回は、ロードバイク乗りの筆者があらゆる情報網を駆使して調べた、おすすめのクリンチャータイヤを、3つの使用シーン毎に3点、合計9つのクリンチャータイヤをご紹介。

レビューなど総合的に見てランキングを作成していますので、あなたのロードバイクに装着するタイヤ選びの参考にしていただけると幸いです。

タイヤ交換のために知っておきたいコト

まずはタイヤを選ぶにあたって是非知っておきたいことをさらっとご紹介します。

初心者がまず交換するべきパーツ、それがタイヤ

ロードバイクのパーツの中で、交換した際の効果が最も大きいパーツの1つ、それが「タイヤ」です。

初心者が効果を実感しやすい交換パーツとして「ホイール」がよく議題に上がりますが、タイヤもホイールと同様に、回転体の外周部にあたります。そのため、タイヤの重量が走行にもたらす効果はとても大きいのです。

また、タイヤには「グリップ」や「路面抵抗」という概念があります。完成車に付属してくるタイヤは一般的に丈夫な代わりに重くて硬く、乗り心地が悪いことが多いです。そのため、ある程度の価格帯のタイヤに交換することで、グリップ感や抵抗の少なさを実感することができます。

クリンチャーが選ばれる本当の理由

ロードバイク用タイヤにはクリンチャーチューブラーチューブレスなどの種類がありますが、世のロード乗りの多くは「クリンチャー」タイプを選んでいます。その理由はなんでしょうか?

大きな理由としては、以下のようなものが挙げられます。

・タイヤ自体の価格が安い
・パンクした時にチューブだけ交換すれば済む
・取り付け、取り外しが比較的簡単
・皆が使っていて安心感がある

簡単にまとめると、タイヤ自体の価格が安く、パンクした際のメンテナンスが簡単でサイクルコストも低い、というお手軽さからクリンチャータイプを愛用している方が多いのです。

交換するなら25C以上のタイヤが必須の理由

近年では「タイヤのワイド化」が進んでします。かつては23C ないし17Cなどという極めて横幅の細いタイヤが、ロードバイクの主流でした。しかし最近では、「ワイドリム」「ワイドタイヤ」「23C より25C!」なんて、色々と言われています。

その理由はは何でしょう?代表的なものとしては以下のものが挙げられます。

・23Cと比べて路面抵抗が小さい(らしい)
・23Cと比べて乗り心地が良い
(らしい)
・23Cと比べてグリップが良い
(らしい)

(らしい)と書いてあるのは、これには諸説あるということです。いくつかの研究や実験では上記のようなことが言われており、現在のところ25Cの幅のタイヤにはこれらのメリットが認められています。

その差は実際のところはわずかではありますが、プロロードレースでも25C以上のワイドタイヤが主流になりました。また、最近のロードバイクフレームは、より太いタイヤに対応できるように「タイヤクリアランス」が広くとられるのが普通になりました。

2020年に発売されたキャノンデールのCAAD13などは30Cまで対応しているとか。
キャノンデールCAAD13のスペックとインプレ

ただ、ヒルクライムレースなどではこの限りではなく、軽さというメリットから、未だに23Cや21Cなどの細いタイヤを好む選手もいらっしゃいます。

タイプによって使い分けるタイヤ

ロードバイクのタイヤは、用途によって使い分けが肝心です。あなたの目的に応じて最適なタイヤを選んでみてください。

通勤・通学 タイプ

通勤通学では、パンクしにくく耐久性が高く、長持ちすることが大切。比較的安価な価格帯で、トレーニング向けのタイヤを選ぶのがおすすめ。

ヒルクライム タイプ

タイヤの「軽さ」はもちろんですが、ダウンヒル時、カーブでのスリップする危険を減らすため、グリップ性に定評のあるタイヤを選ぶのがおすすめ。

サイクリング タイプ

サイクリング全般で快適に楽しみたいという場合は、比較的軽いタイヤであることが必要です。また、乗り心地に定評のあるタイヤを選ぶのがおすすめ。

タイプ別おすすめクリンチャータイヤ

それではいよいよ、前項で紹介したあなたが求めるタイプ別に、選りすぐりのクリンチャータイヤを3つずつ紹介します。是非タイヤ選びの参考にしてみて下さい!

高コスパで通勤・通学に最適なタイヤ3選

「トラブルを減らし、日常的に安心して使うために」第一にコストパフォーマンス、第二に耐久性と快適さを重視

第一位 パナレーサー「クローザープラス」

Amazon価格:¥2,209

日本のタイヤメーカー「パナレーサー」の定番クリンチャータイヤ。耐久性と走行性能のバランスが良く、丈夫さと快適さが丁度よいバランス。まさに通勤用、通学用のロードに最適です

口コミを紹介

エスケープRX3にの純正タイヤと持ち比べると差は歴然。28cから25cの交換でしたが乗り心地はあまり変わらなかったです。走り出しは軽くなりました。続いてGIOSのAMPIOの純正タイヤと交換したら、乗り心地向上、走り出しが軽くなりました。ケブラービートのタイヤはこれしか使ったことないですがいいと思いました。おすすめです。

参照:Amazon.co.jp

第二位 コンチネンタル「ウルトラスポーツ2」

Amazon価格:¥5,480(2本セット)

人気タイヤメーカー「コンチネンタル」の中でもコストパフォーマンスに優れるモデル。安価ながら、安定したグリップと軽い走り出しが体感できると定評です

口コミを紹介

走り心地に関してですが、リチオンに比べて硬いです。リチオンの方がモチモチした乗り心地です。ウルトラスポーツガッチリとした乗り心地です。ただ、路面からの突き上げや震度は不快ではありません。
グリップに関しては、ウルトラスポーツの方が明らかに良いです。峠の下りでバイクを倒しても地面にしっかり食いつきます。この点は、グランプリ4000に近いものがあります。
転がりに関してはそれほど違いはないように感じます。しかし、ウルトラスポーツの方がグリップが言い分、踏み込んだ時の加速感は気持ちいです。

参照:Amazon.co.jp

第三位 ブリヂストン「ディスタンザ」

Amazon価格:¥2,418 (25C)

日本最大手の自転車製造・タイヤ製造メーカー「ブリジストン」のロングライド用タイヤ。信頼のブランドに裏付けられた安定した走行性能と長期間使える耐久性の高さは通勤などに最適です

口コミを紹介

街乗り車のホイール、シマノWH-R501に装着。がっつりスリックの溝が入っているだけあり、25Cですが雨に降られても怖さがありません。
25Cのタイヤはシュワルベなど海外ブランドで何度かハズレを引いて短期間でいくつか試しましたがブリヂストンのコレは中なども綺麗で、コーナーなどグリップ感も良く品質は良いと思います。
装着のしにくさなども特に感じません、どちらかというと柔らかめ、やや厚めのように感じました。

参照:Amazon.co.jp

軽量でヒルクライムに最適なタイヤ3選

「タイムを縮め、コーナーを安全に下るために」第一に軽さ、第二にグリップ力と転がり抵抗の低さを重視

第一位 ブリヂストン「エクステンザ R1S」

Amazon価格:¥10,719 (2本セット)

ブリジストンのロード用タイヤの中で最軽量。その重量は23Cでわずか180g。わー軽い!そしてグリップ力の高さにも定評があるのでコーナーも安心です。安心のブリジストンブランドと相まって堂々の一位にランクイン。

口コミを紹介

205グラムのタイヤから交換しました
軽いです
乗り心地はアレですが普段使いも出来て良く転がります
ちょっとクイックな気がしますがコーナーも安心して攻めれます
買って間違いはないかと思います
まだ400〜500しか走ってませんが次もこれを買うと思います
私のように高圧で使う方や乗り心地は犠牲にしてもちょっと早く走りたい方におすすめです

参照:Amazon.co.jp

第二位 ミシュラン「パワーコンペティション」

Amazon価格:¥11,980(2本セット)

クリンチャータイヤを世に広めた立役者であるミシュランの最高峰タイヤ。23Cで195g、25Cで215gとかなりの軽量。転がり抵抗の低さとグリップ力を実感でき、ヒルクライムはもちろんスプリントレースでも活躍します

口コミを紹介

実質重量:205g
タイヤ幅:27.5(roval clx50仕様、空気圧6.8) チューブはsoyoラテックス仕様
25cにしては軽量の部類かと思います
漕ぎ出しもかるく高速域でのペダルの軽さ、コーナーの立ち上がり、ダンシング時のキレの良さは抜群にいいと思います。
ただ500キロほどでタイヤに小さな亀裂がはいりました。
普段履きというよりここぞという時がいいかもしれませんが25cでお勧めと言われたら絶対にこのタイヤを勧めます。

参照:Amazon.co.jp

第三位 コンチネンタル「スーパーソニック」

Amazon価格:¥11300 (2本セット)

現時点でロードバイク用のタイヤとして「最速に最も近い」とも言われるタイヤ。重量は23Cでわずか150g。ステータスを「軽さ」に全振りした、ヒルクライマー御用達の超軽量タイヤ

口コミを紹介

クリンチャーの抵転がりの走行性優先のスペシャルタイヤです。
ユーザーにあった走行性はインナーチューブの空気圧をエアーゲージで測定してのセッティングは必須だと思います。
初期の販売品はさらに軽量でしたがクレームも多かった様で改良されている様ですがそれでも現状このタイヤが転がり抵抗の少ない走行性能の商品です。
もちろんですが特化した性能を理解出来る人向け、耐久性は特化した性能と引き換えになっています。
同社の4000S2との性能差は極僅かですがその僅かな差が同距離を走る時間の短縮につながり、その結果にお金を払う対価が有ります。

参照:Amazon.co.jp

サイクリング全般におすすめしたいタイヤ3選

「走行を楽しむために」乗り心地の良さと軽さ、高いグリップと低い路面抵抗の全てが、高次元でまとまっているタイヤがランクイン

第一位 ヴィットリア「コルサG2.0」

Amazon価格:¥12,680 (2本セット)

ヴィットリアが誇る人気No1タイヤ。コンパウンドに炭素由来の強靭な素材「グラフェン」を用い、耐パンク性と軽さ・しなやかな乗り心地を高次元で両立。2019年に新モデル[CORSA G2.0]としてリニューアルし、耐久性などがさらに向上。

口コミを紹介

プロチームにもサプライしているこのヴィットリアコルサを交換のタイヤに選択。パワーコンプほど軽くはないが、グリップは同程度、乗り心地もマイルド、タイヤのコアにトレッド面を貼っている構造による耐久性も高そうで非常にバランスの良いタイヤではないかと思っている。

コンチ23cと比べると一本あたり30グラム程重いが、乗り心地が捨てがたい。ラテックスとこのタイヤとシャマルの組み合わせは鬼。ポタで鼻歌が自然と出るレベル。
 ​参照:Amazon.co.jp

第二位 コンチネンタル「グランプリ5000」

Amazon価格:¥6,765

長年、定番の高性能タイヤとして愛されてきた「グランプリ4000S2」が更なる進化を遂げ、「グランプリ5000」として登場。前作から全体的にスペックアップされ、乗り心地のレビューも絶好調

口コミを紹介

元々付けてたタイヤの劣化が激しくなってきた為、色んなブログを参考にこちらを見つけましたどこのブログを見てもベタ褒めだったので自分も試してやろうと購入
特殊なタイヤのドレッドがカッコ良いのと、タイヤに嵌めるのが柔らかく付けやすかったのがGoodでした
まだ長距離走行していないので細かなレビューはまた後日になりますが、振動の吸収性や路面への食い付きや抵抗は今の所心地良い物に感じます

 ​参照:Amazon.co.jp

第三位 ピレリ「P ZERO VELO」

Amazon価格:¥12,980 (2本セット)

ピレリといえばレーシングタイヤで有なので、さぞゴリゴリのレース向けであろうかと思いきや、まさかの乗り心地が良い…。ハマる人続出のちょっとクセの強いタイヤ

口コミを紹介

体重70kg前後 f6.2ber r6.5ber
ビットリアラテックス使用
他の方が書いているように非常に乗り心地が良いです。
グリップもよくIRCのアスピーテwetにも勝るとも劣っていません。
コルサとターボコットンの間のような感じのタイヤでした。ただ、タイヤは好き嫌いがありこのタイヤは比較的癖が強いです。ハマればハマります。
個人的には非常によく、これからのクリンチャーのメインタイヤにしようと思います。

参照:Amazon.co.jp

まとめ

ここまでタイプ別におすすめのクリンチャータイヤを紹介してきましたがいかがでしたか?

クリンチャータイヤは非常に種類が多いです。自分にあったものを見つけるためにも、数種類のタイヤを使って、色々試してみると良いですよ。おのずとタイヤへの理解が深まり、興味も大きくなるでしょう。

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