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VOLT400とVOLT400XCの違いを比較!買うならどっち?CATEYE(キャットアイ)

レビュー/インプレ

キャットアイ(CATEYE)の人気フロントライトVOLT(ボルト)シリーズ。

今回は、VOLT400と、VOLT400XCの違いについて徹底比較。どちらがおすすめなのか調査します。

VOLT(ボルト)400XCとは

キャットアイ(CATEYE)のフロントライトの中でも価格のバランスが良い「VOLT400」は、多くのサイクリストに選ばれる人気モデルの1つです。

VOLT400はバッテリーがカートリッジタイプとなっており、工具がなくても簡単にバッテリーを交換できることが特徴でした。

そして、兄弟機として発売された「VOLT400XC」は、バッテリーが一体になったモデルとなっています。

ラインナップが増えた今、通常のVOLT400を購入するべきか、XCモデルを購入するべきか、非常に悩ましい状況となっています。

VOLT400とVOLT400XCの違い

通常のVOLT400とVOLT400XC。それぞれの違いを一覧で見てみましょう。

モデルVOLT400VOLT400XC
価格¥8,500(税別)¥5,500(税別)
Amazon価格*¥5,266から¥3,944から
本体サイズ111.3 x 30.6 x 41.3 mm93.1 x 30.3 x 40 mm
重量120g95g
バッテリー容量2,200mA/h2,200mA/h
バッテリー交換○可能☓不可
モード切替3段階+2種類の点滅2段階+2種類の点滅
取り付け方式CATEYE専用ブラケットバンド方式
防水機能IPX5相当*IPX5相当*
保証期間2年間2年間
購入リンクamazon.co.jpamazon.co.jp

※防水機能に関して、こちらの製品はIP規格を取得していませんが、取り扱い説明書に「雨中使用に耐えうる程度の防水性能」という記述があるため、このサイトではIPX5相当という表記をしています。

特に大きな違いポイントは、「バッテリーが交換できるかどうか」「価格」「取り付け方法」でしょうか。その他にも色々な部分が微妙に異なりますので、順番に違いを見ていきます。

①外観

VOLT400は、本体とバッテリーが取り外しできます。
VOLT400XCではバッテリーが一体型となっており取り外しはできません。

基本的に操作方法などは同じですが、「XC」は、寸胴型でよりシンプルな見た目になっています。

②取り付け方法

自転車への取付方法が異なります。VOLT400は、他のVOLT(ボルト)シリーズでもおなじみのフレックスタイト®ブラケットに装着して使用します。

このブラケットは他のVOLTシリーズなどと互換性があります

一方、VOLT400XCは本体にラバーバンドが付いています。そのラバーバンドをハンドルに巻きつけて留めるだけで、簡単に取り外しができるようになりました。

バンド式は付け外しが簡単というメリットがありますが、「レックマウント」などの専用マウントには対応していませんので注意が必要です

③サイズと重量

モデル本体サイズ重量
BOLT400111.3 x 30.6 x 41.3 mm120g
VOLT400XC93.1 x 30.3 x 40 mm95g

両者のサイズ感はほぼ一緒ですが、本体の長さが異なります。
「BOLT400」が約111mm、「VOLT400XC」が約93mmで、XCの方がバッテリーと一体型である分、ややコンパクトです。

重量についてもしかりで、「BOLT400」が120g、「VOLT400XC」が95gとなっています。この25gの違いは、手に持つとかなり感じます。ですが、自転車に取り付けてしまうと、さほど差を感じられないかもしれません。

④バッテリー

両者とも、バッテリー容量自体は同じで、2,200ma/hとなっていますが、「XC」ではバッテリーの付け替えをすることはできません。

夜まで走るようなロングライドでは、VOLT4001つだけのバッテリーでは心もとないのが現実です。そんな時、VOLT400では、別売り(¥2,530)でカートリッジバッテリーを購入しておけば、工具無しで簡単にバッテリーを切り替えできます。

このバッテリーは、VOLT800などと互換性があります。

反面、XCタイプは本体バッテリ内蔵で付け替えができず、充電しながらの使用もできないため、連続で長時間使用するのは難しそうです。

⑤明るさのモード切替

VOLT400は3段階、VOLT400XCは、2段階の明るさ調整が可能です。その他、昼間や夕方にセーフティライトとして使える明るい点滅:「デイタイムハイパーコンスタント」と、通常の点滅モードが切り替え可能です。

「VOLT400」のモードごとの明るさ&点灯時間

点灯(ハイ):約3時間(約400lm)
点灯(ミドル):約8時間(約100lm)
点灯(ロー):約18時間(約50lm)
デイタイムハイパーコンスタント:約11時間
点滅:約60時間

「400XC」のモードごとの明るさ&点灯時間

点灯(ハイ):約2.5時間 (約400lm)
点灯(ロー):13.5時間(約100lm)
デイタイムハイパーコンスタント:約12時間
点滅:約110時間

両者ともバッテリー容量と最大の明るさは同じですが、上記の表を見ると同じ明るさでも点灯時間が異なります。これは、使用しているダイオードの種類やそれぞれのモードでの明るさが微妙に異ることが理由でしょう。

ルーメン(lm)は光源がすべての方向に放射する光の量の値を示します。

⑥価格

VOLT400  ¥8,500(税別)
VOLT400XC ¥5,500(税別)

VOLT400XCはバッテリーが交換できないというマイナスポイントがあるものの、販売価格がかなり抑えられています。実に3,000円の価格差。同じ明るさでバッテリー容量も同じながら、実に35%も価格が安い。

VOLT400がiPhoneXSや11Proなら、VOLT400XCは、iPhoneXRや11にあたるような兄弟機と捉えて良いのではないでしょうか。

※それぞれのiPhoneは同じプロセッサなどを使用しておりスペック上は同等だが、外観やカメラなど細かい機能などが異なる兄弟機だ。

どちらがおすすめ?

ロングライドでの使用や、夜間に長時間使用したいならVOLT400一択です。交換バッテリーが比較的安価に購入できるので、複数持ち歩くことで安心感が格段に向上します。

一方、短距離のサイクリングで使用する場合はVOLT400XCがおすすめです。同じ明るさとバッテリー量で3000円の価格差があるため、替えバッテリーの恩恵が必要ない場合はXCモデルを購入しましょう。

どうしても迷ったら、通常のVOLT400を購入するのがおすすめです。Amazonで購入すると、両者の価格差はかなり小さいものです。後から交換バッテリーの必要さに気が付くこともあるでしょうから、迷うのであれば兄貴分にあたる「VOLT400」を選んでおくのが無難です。

モデルVOLT400VOLT400XC
価格¥8,500(税別)¥5,500(税別)
Amazon価格*¥5,266から¥3,944から
本体サイズ111.3 x 30.6 x 41.3 mm93.1 x 30.3 x 40 mm
重量120g95g
バッテリー容量2,200mA/h2,200mA/h
バッテリー交換○可能☓不可
モード切替3段階+2種類の点滅2段階+2種類の点滅
取り付け方式CATEYE専用ブラケットバンド方式
防水機能IPX5相当*IPX5相当*
保証期間2年間2年間
購入リンクamazon.co.jpamazon.co.jp

最後に、Amazonでの購入リンクを貼り付けておきます。実店舗の自転車店さんには申し訳無いのですが、やはりAmazonで購入するのがあきらかにお得です。
以下のリンクから是非購入してみてください!(スマートフォンの場合はアプリに遷移します)


キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT400 HL-EL461RC USB充電式

キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト VOLT400XC HL-EL070RC USB充電式 ブラック

参照サイト・リンク

CATEYE公式サイト:https://www.cateye.com/jp/
VOLT400VOLT400XC

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この記事を書いた人
ロード乗りデザイナーSho[ショウ]

自転車大好きなデザイナーで、自転車情報INNERTOPの運営者。平日の昼から千葉県内をロードバイクで爆走していることで知られる。

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